2.0
絵や展開が雑
ありがちなループ王宮モノとはいえ、細かい説明をはしょったままどんどん話が進み納得感がありません。言動に説得力がないというか、各キャラクターの言葉に芯がない。
主人公含めて表情が下品で動きが固いのもつらいです。
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ありがちなループ王宮モノとはいえ、細かい説明をはしょったままどんどん話が進み納得感がありません。言動に説得力がないというか、各キャラクターの言葉に芯がない。
主人公含めて表情が下品で動きが固いのもつらいです。
掛け合い漫才よろしくどつきあいながら呪いに挑む主人公カップルに振り回される部下たち。二人とも君主としての責務はわきまえてるし、過ちを認められる度量もあるけど、いかんせん破天荒というか浮世離れしているというか。
遠目で見るには楽しい胃薬必須な職場。
無料たっぷりでストレス展開も先にすぐ進める分、満足度は高いです。
伏線の張り方が丁寧で違和感のあるところはほぼ後の展開で回収され、消化不良にはなりにくいと思います。第一王子の変節と暴走、贖罪には賛否両論あるようですが、宮廷劇としてはマイルドにおさまってる方だと。第二王子とは表裏の関係で、対をなしつつ良く似ています。
主人公は途中から影の聖女といった感じで正しさと優しさで揺れ動き、感情移入はしにくくなります。妹の方が陽の聖女というか判断にブレがなくわかりやすいです。
侯爵は軽薄に見えてよく周囲を観察して第二王子の欠けてるところを補ってくれる好人物ですね。彼がいなければうまくいかないことばかりだったと思います。
全体的にやや離れ目で西洋人形っぽい顔立ちで、好みは分かれると思います。
主人公は恋に盲目なのか、神官としての信念や矜持がなく、万民の救いを願うどころか、孤児を助けて情報収集に使い二回目では汚れ仕事までさせる始末。罪悪感は多少あっても役に立ちたいと言われれば、前世の記憶を持つ敵方のスパイをさせ、まだ若い人物を危険にさらす。
三回目になるのに考えの甘い部分が目立ち、神官という立場を考えると屑としかいいようがありません。敵に取り入るため罪のない若い貴族を滅門に追い込むとか外道にもほどがある。それで慕う主君から軽蔑されて傷付くとか......。こんな人物が大神官として政治介入したらどれほど血の雨が降るかわかったものではありません。
成長して悲劇に酔うのではなく、自分の罪に向き合えればいいですけどね。
丁寧に描かれているとは思うのですが、髪型にしろドレスにしろもっさりしたデザインで読んでて気になります。いったい何を参考にしたのやら。
話はサクサク進む方だと思います。
宮廷物としてどうも違和感のある設定や描写も多いですが、人間関係のトラブルとしてはリアルで、アジアの財閥でありそうな権力闘争・交遊関係・教育虐待がぎっしり詰まってますね。
主人公は良くも悪くも物事に動じなくなり、皇帝とも深入りせずに一線を引くし、友人の暴走にも情報収集から警告、そして処罰へ段階を踏んで対応していきます。
理想の経営者とも言えますが、冷徹に見えることも。
主人公の顔立ちが独特なので、好みや印象はわかれそうです。
よくある西洋ファンタジーかと思いきや、現実世界の貴族社会と戦争を題材にした骨太の愛憎劇でした。
ファンタジー要素は回帰くらいで、当時の貴族女性の不安定な立場や精神医療として行われたリスクと効果の釣り合わない「治療」、メイドの無責任な噂、こじれていく夫婦関係......。ダウントン・アビーの戦争関連の話を抜き出したような感じです。
読んでいてしんどくなることもありますが、世界情勢があやしい今こそ読んでおくべきやもしれません。
端正な絵柄に救われますね。
魔法で常に男装したまま、人間関係や砂嵐など原作の問題を解決していく主人公だったが、うっかり幼少期に魔法使いと出会い、叙爵後に砂嵐の解決を依頼したため興味をもたれて男装魔法の道具を壊されてしまう。周囲にはバレずに修理したつもりだが、皇帝は勘づいたのかどこか女性扱いしてくるように。一方落ちてきた聖女は皇帝を気に入ったのか洗脳をしかけているようで......。
仲良し三人組の掛け合いは見てて面白い。
宮廷もののわりに絵が雑なのが残念。
ポップな感じでドンドン話が進んでいき、面白いものの物足りなさを感じる。
キャラのデザインはうまいし、わかりにくいところもないけれど、1コマに詰まっている情報は多めであらすじは把握できても感情移入する前に話が進んでいってしまう。
原作読んでからの方が楽しめるかも?
浅慮で粗暴な兄が勝手に婚約者を決め、どんどん厄介な事態を引き起こしていく一方、主人公やエティもどこか病んでいくし、めったに家に戻らない父が兄の軽挙に気づいた途端殺されてしまう。
幸せなはずの場面でも常に不穏な気配が漂うサスペンス。
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殺戮の皇后