2.0
展開がいまいち
話そのものより、話の順番や人物紹介の仕方に難があります。
単なるモブかと思ったら後々重要な脇役で、忘れた頃に出てきて知ってる前提で話が進んだり、何故話の途中に割り込んできたかわからない場面があったり。
もう少し整理した方が読みやすいと思います。
絵は女性の顔の書き分けが不十分かと。
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10750位 ?
話そのものより、話の順番や人物紹介の仕方に難があります。
単なるモブかと思ったら後々重要な脇役で、忘れた頃に出てきて知ってる前提で話が進んだり、何故話の途中に割り込んできたかわからない場面があったり。
もう少し整理した方が読みやすいと思います。
絵は女性の顔の書き分けが不十分かと。
ヒロインは良く言えば現代的で自由人、悪く言えば見境がなく配慮に欠ける人物です。
ヒーローの一人も似たような自由人で、ヒロインに恋人役を頼んで、友人であるはずの元カレの気持ちを踏みにじります。
別れたとはいえ気持ちの整理ができてない元カレに対し、ヒロイン達は恋人ムーブで振り回し、ろくに反省も後悔もしないという......。
恋愛や友情ってそんなに軽いものでいいのか、自分達の無神経さや薄情さを省みないのか、読み進めるほど疑問に思います。
絵柄は綺麗だが癖が強いです。
性根の腐った義理の姉妹による足の引っ張り合いです。
どこまでいってもくだらないことで張り合って幼稚な策を巡らせているという。
主人公は小賢しいだけで悪女といっても小物感がひどく、ピカレスクロマンにあるべき信念や美意識は皆無。転生したところで善意のかけらも持ち合わせず、大雑把な計画で復讐を試み、しようもないミスをしてはリセットを繰り返す。
作中で美人と持ち上げられている場面でも中の上クラスの顔面とスタイル。
悪女としての魅力が微塵もありません。
男女差がなく地味な印象の絵柄で、華やかな画面がありません。主人公が鎧で嫁ぐくらいだから仕方ないといえば仕方ないけれど、それにしても宮廷モノでこれは厳しい。戦闘シーンが見ごたえあるわけでもなく、終戦後の政略結婚で地道に話し合って相互理解を進めていく話なら、背景なり何なりでもう少し魅力的にできないものか。
人格的には優れた主人公と相手だけに惜しい。
絵は細い線で書き込む感じで、よく言えば繊細、悪く言えば見にくいタイプです。人形っぽい顔の作りである意味全体的なバランスはとれているものの、場面を直感的につかみにくい。
そこにアクの強い主人公の言動が次々出てくるので、人形の中に一人だけ人間が混じってるみたいに浮いてます。
作家が自分の書いた世界に転生したらこんなものかもしれませんが、作家の割にメタ認知が薄いのも不気味な感じです。
大魔女の娘セシルと呪われた血のエスティアンが出会い、滅亡しては別の世界のセシルが生まれる数多の並行世界の中で、大魔女は最後にセシルの記憶を消去して平凡に暮らせるよう手配する。
しかし結局セシルはエスティアンに嫁いで一目惚れ、求められるまま悪女を演じつつ、秘宝を壊して精霊を呼び覚まし、ドラゴンを召喚したり、大魔女の後継者代役と衝突したり、異国の王子に拐われたり...ついには大魔女の力を覚醒させ、世界の分岐を示す世界樹に舞い戻る。そこでようやくセシルは真実を知り、導かれた運命に疑問を抱く。
一方、この話の作者だという聖女は下心のまま脱走してセシルを乗っ取ろうとするものの、あれこれトラブルに足を突っ込みうまくいかない。セシル達との女子会で、自分の書いた筋書きとの違いや自分の意思は何なのか考える。
どうやら世界の分岐ごとに本になっていて、セシルのピンチに現れては消えていくのだが、その蔵書を見ていたのは先代竜王と大魔女で、聖女は関係なさそう。どこかに彼女が書いた世界もあるのだろうか。
設定が複雑なわりにきちんとした説明はしばらくなく、話のついでにぱらぱら出てくるだけなので無料6話でまとめて読まないと把握しにくいと思われます。
展開自体はテンプレの組み合わせですが、主人公の気性が凄まじいです。
元婚約者に対してだけではなく、全方位に瞬間湯沸かし器で実父の厳しい教育で悪化したのか、王家に喧嘩を売ることも辞さないヤバイ令嬢に。
ヒーローも訳あり策略家のようですが、主人公についていけないので途中で読むの止めます。
絵柄は華やかですが主人公のキレ顔しか印象にのこりませんでした。
主人公が本気でヒーローを好きだったタイミングって一度でもあったのだろうか?
生い立ちが悲惨なヒーローのコミュニケーション能力が低いのは仕方ないとして、主人公まで対話できないのは何故。
主人公たち四人全員がどこまでいってもきちんと話し合わないし、思い込みと思惑で話が進む。
こじれて収拾がつかないのは当然だし、誰か一人でもきちんと話ができる人をいれればいいのに。
突っ込み出すときりがない荒唐無稽な展開だが、妙にテンポ良く個性的なワードセンスを発揮していくのでなんとなく読んでしまう。
ご都合主義な神様が一番のギャグキャラなので、その聖女が色々おかしくてもまあ納得。
双子は良いキャラしてます。
王家で迫害されていた異母妹が闇の力で国を滅ぼしかけるが、彼女の幼少期まで時間が巻き戻る。
主人公は異母妹を救い出したものの、長姉と父王は迫害を続け次々と問題が起きる。異母妹と血縁関係にある大公が何かと面倒を見てくれるものの、国王夫妻に疎まれたままでは限界があり、大公の国へ嫁いで異母妹を連れ出すことを画策する。
やや考えの甘い主人公が幾度とないトラブルで現実を知って成長していくが、向こう見ずなところは変わらない。大公も詰めが甘く、長姉の策略にあっけなく出し抜かれてしまうことも。
新米保護者二人の成長物語。
絵は表紙そのままのハイクオリティで進み、崩れることもない。
設定により、一部のジャンルや作品が非表示になっています
氷華の騎士