すずふさんの投稿一覧

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    シオス家の良心リオン令息。エドモンドの善性は叔父さん譲りかな。ずっと孤独だったエドモンドを心から案じてくれる人が一人でもいる事に安心した。エドモンドが巻き込まれただけで首謀者はリゼナ、実行犯がリーラなのもはっきりしたし、エドモンドだけは救われて欲しい。………エドモンドが実行出来なかった事を、嘲る様に口にしたリゼナ。そこに僅かでも、エドモンドは関わっていないと伝えて息子を救おうとする気持ちがあったんだと思いたい。

    その一方で、やはり彼女の本命は前皇太子。それどころか、レイモンドの事は妾腹と蔑んでいた事が分かった。過去にレイモンドに近付いたのも、一夜を共にした様に見せかけたのも、前皇太子に言われてレイモンドを嵌めようとしたのかもしれない。憧れの高嶺の花はとんでもない毒花だった。それに惑わされてレイモンドは随分と遠回りをしたね。本当は幼い頃から、一番大切で守りたいのはエリヤだったのに。

    エリヤを巻き込もうとした結果、レイモンドが命を奪う事になった前皇太子。そこからリゼナの計画は狂い、計画を変えてエドモンドをレイモンドの子として皇太子にする計画も、エリヤがカーライルを連れ帰った事で破綻した。その憎しみの全てをエリヤ達にぶつけて来たリゼナもとうとう自滅。跡は彼女が最後に撒き散らした悪意……レイモンドを蝕む毒をどう解決するか。既に枯れてなくなった毒消しをエリヤが蘇らせると予想しているんだけど、どうなるかな。レイモンドを失う時になって、やっとエリヤとも和解出来ると期待してる。

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  2. 捨てられた王女の秘密の寝室【タテヨミ】

    125話

    騎士を救うのは王女の義務

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    トリスタンーー(泣)

    トリスタンの優しさと忠誠。それが伝わって尚、応えられない自分に流したルウェリンの涙が切ない回。待たされた後のたっぷり大盛りトリスタンのターンでした。彼の愛への答はどうあれ現状で彼女が一番安心感を覚えるのが団長なんだろう。辛い現実である烙印の問題や5年前の真相を一人たけ知らないトリスタン。本編の真相から外されてる反面、それも逆にルウェリンには救いになってるのかもしれない。だからこそ彼の好意に甘えたい気持ちと、彼の好意を利用してはいけない気持ちでせめぎ合う。トリスタンは王女のそんな気持ちを察して身を引いている。互いを思いやる2人の気持ちが切ない。

    アルマンの愛し方は自分が支え苦しみを背負う代わりにルウェリンに前を向かせる強い愛。
    エルネルの愛し方はそれがどんな選択で神に背く物だとしてもルウェリンの全てを受け入れる深い愛。
    なら、トリスタンの愛し方は今目の前にいるルウェリンに寄り添い心も体も守ろうとする優しい愛なんだなと感じた。

    それはルウェリンが辛かった5年間をずっと近くで見続けていたからこその愛し方で、その資格が与えられず歯痒い思いをしていた頃からの一途な気持ちなんだろう。そばにいて欲しい。辛い時に抱き締めて欲しい。自分の味方になって欲しい。そんな王女の願いをトリスタンは誠実に叶え続けてきたから。それは彼が、どんなに遠ざけられても近くで仕える事を選んできたから出来た事だと思う。

    こう見ると団長が一番人気なのも納得だけど、一方でこの作品の難しいのは、その願いの全てがルウェリンが本当はアルマンに願っていた事だった点。18話の王女襲撃のシーンが象徴的で、怯えるルウェリンは誰かがそばにいて守ってくれたらとアルマンの姿を思い出してしまう。けれど実際に彼女を抱き締めてくれたのはトリスタンだった。いっそアルマンが嫌な男なら団長がヒーローで分かりやすかったけれど、彼は彼でルウェリンの為に影で尽力しているから難しいんだよね。そばにいて支える愛と離れていても尽くす愛。そのどちらも真剣で、読者も両方に報われて欲しいと願ってしまうから。エルネルの気持ちも本物だし、複数ヒーロー物は本当に結末が難しい。ただ、トリスタンに関しては、今回のイベントで彼自身が自分に一線を引いてしまった気がした。王女からの愛を求めずただ彼女を愛そうと云う、一歩引いた決意が感じられて切ない。

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    5秒で分かる反省してない女。例の弁護士はまさかの透の実家の顧問弁護士。あからさまに何か画策してるよね。会社乗っ取りとか会社をかき乱してライバル会社を有利にするとか。

    愛美に対する透両親の心証も最悪だと分かっているのに姿を見せたと云う事は、契約の関係で簡単に顧問を外せない状況を作り出した上での行動かな。元婚約者達と違って計算高そうなのが厄介。本当に早くスカッとさせて欲しい。

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  4. NEW

    やっとお互いに自分の気持ちを自覚した2人。けれどこの手のお話にあるあるの、相手の気持ちには気付いていないパターンで(勘違いしちゃダメ)(今伝えても迷惑だよな)で遠回りするやつですね。いや良いからはよ言えや告白成功するからって読者目線では思っちゃうし、多分秘書さん始め周囲の人間も思ってるw

    話が通じないのはモラハラ男の特長だよね。あれだけ拒否されてるのに本当は俺を好きなのに拗ねて嫉妬させようとしてるだけって思い込んでいる。人間性クズなのに、その謎の自信はどこから?どうせまた録でもない事考えてるよね。陽真理に政行を誘惑させて自分は志乃さんとよりを戻そうとか思ってそう。

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  5. NEW

    あああぁぁぁ100話にしてとうとう!!
    100話おめでとうございます!閣下も色んな意味でおめでとうございます!!

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  6. 大好きなお話なので更新嬉しいな。これ公爵様、愛してるのにすれ違って1人で傷付いて拗らせてる感じがする。と見ると、アレン様と良く似た父子なんじゃないかな。つまりベルみたいな真っ直ぐで愛情深いタイプに弱い。

    領民に対する態度や微妙に流されてる所を見ても、アレン様が考えている程は冷たくも頑なでもない気がする。

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    今週のアルマンダイトくん。なんかまたパメラおばちゃん相手に暗躍中(笑)

    この作品、トリスタンやエルネルとの行為の時に高確率でアルマン視点入ったりアルマンとルウェリンを遭遇させたりするのは、演出の一つなんだろうか。アルマンの不憫さは際立つし、他推しは後ろめたい気持ちにさせられる、この辺りを狙ってしてるのかな。

    団長ターンが始まった時はアルマンが可哀想に思った。けれど最後のやり取りで、一気にトリスタンルートを潰しに来た印象になってしまった。ルウェリンが女王になるなら自分と結ばれる事がないのを、彼はちゃんと分かっているんだろう。王女ならまだ可能性はあった。それが王家から捨てられた王女なら尚更。ルウェリンが輝き始めた事を誇らしく思う気持ちと恐ろしく感じる気持ち。その両者で揺れる心は54話の黄金の烏の時にも出てきていた。彼女が手の届かない存在になる不安が現実になる事を、トリスタンは察してしまったんだろう。ルウェリンを自分だけの唯一の女性にするのではなく、自分が剣を捧げる主である王女にして、騎士として仕える事をこの時に彼は選んだのかもしれない。この逢瀬を、自分が彼女を愛する女性として接する最後の時間にして。ルウェリンの決意を聞くまでの、思慕に満ちたトリスタンの笑顔が悲しい。

    トリスタンはアーサー王伝説に出てくる悲恋の騎士の名前。恋した王女を忘れられず、王女と同じ名前の妻を粗雑に扱った結果命を落とした円卓の騎士。団長はそんな女々しい結末にはならないだろうけど、王女と結ばれないのが既定路線かなとはずっと思っていた。もちろん漫画版の結末はまだ分からないけれど。

    他にも、ブリジェントのモデルはブリタニア(英国)でテサリアはテッサリア(ギリシャ)、聖国はローマ(イタリア)で、ルウェリンの語源はウェールズ語の「光輝く」から来てるのかなと。モデルは英国全盛期を築いたヴィクトリア女王で、アルマンの名前は鉱石アルマンダイトガーネットとヴィクトリア女王の王配アルバート。エルネルのエルは唯一神の事で神に生み出された天使の名には最後にエルが付く(聖人が天使に召しあげられたエノク→メタトロン等の場合は付かない)。だから彼の名はエルネルが父を倒して新教皇になる暗示なのかなと。名前に関しても原作小説の作家さんはかなり細かく設定していると感じる。

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    エドモンドが可哀想過ぎて泣けて来るんですけど!!??

    まだ幼いのに1人で抱えて苦しんでいるのが、可哀想過ぎて見ていられない。弟と父親に毒を盛らないと母親の命はないと、リゼナへの捨てられない情をたてに取られ。それでも許されない事だ、母が罪を犯したなら償うべきだと下した苦渋の決断を踏みにじられ。エドモンドは毒なんていれてないのに。渡された毒は水に変えておいたのに。リーラが行った毒殺未遂に、自分から巻き込まれて罰を受けようとする姿があまりにも悲しい。誰かがエドモンドの瓶の中身が水だと気付いてくれたら良いのに、今はエリヤもそれどころではなさそう。

    一方のレイモンドは、自分の命を危険に晒してでもカーライルを救う事を、躊躇いもなく選択した。今回カーライルを救う為に飲んでしまった毒に、これからレイモンドは命を奪われて行くんだろう。やっとカーライルとエリヤと、家族らしい時間を過ごせるようになったのに。長くはもたないと自分で悟ってしまったレイモンド。これからは、彼の命をどうやって救うかの話になって行くのかな。エリヤの植物を甦らせる能力は、この終盤展開の為のものだったのかと、やっと気付いた。

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    豪放=×、傲慢=○だよね。いや単なるワガママ王女じゃんとしか。あからさまに頭悪そうなのが来たけど、なにか裏があるのかな?

    身分的には王女と公爵令嬢だけど、既に正式な皇太子妃で何度も実績を積んで国を救った聖女だよ?粗雑に扱って聖女の加護を受けられなくなったらと思うと、たかが第三王女にどれだけの価値があると?下手したら国際問題なんだけど馬鹿なの?

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  10. 声なき贄姫と黒龍の結婚

    053話

    第53話 指一本触れさせない

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    陛下来ちゃったね、立場的に軽率過ぎないかな。これが物語的にはいい方向に行くのかもしれないけど、本当ならこの国を統べる帝が、何の力もないのにしゃしゃり出ちゃダメだよね。しかも理由が、婚約者でも恋人でさえない、何回か会って気になってる女性が危険かもしれないからって云う。出番が増える度に残念な人になってるなぁ。

    取り敢えず最後の本気出した朔様はかっこ良かった!!来てしまった帝が朔様たちが黒竜だと知ってしまう展開かな?

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