4.0
理不尽に晒された女が、腹をくくって相手を訴えるストーリーです。
裁判を起こすに当たって、まずは自分がどうしたいのかをしっかり整理することが大事なのだとよくわかりました。
弁護士相手に『この先どうしたらいいのか……』と人生相談をしている場合ではなく、『自分はこうしたいから、そうなるための弁護をしてほしい』と依頼できるよう整理しておくことが必要なんですね。
この作品でも、ただ泣いているだけの依頼者に、弁護士先生は「あなたはどうしたいんですか?」
と問います。依頼者がしっかりとしたビジョンを持って初めて、弁護士先生が動き出します。
法の知識など、色々と勉強になります。わかりやすく描かれているので読みやすいです。
-
1
オンナが腹をくくる時