5.0
クスッと笑えて テンポがちょうどいい
他の漫画と比べると会話も説明も少なめで
だからこそ そこで流れている時間や空気、想いといった目に見えないなにかを
読んでいる側もより感じられるような優れた作品だと思います
時折フリーレンが人間とは違う存在ということを意識させるエピソードがあり
それでもフリーレンなりにヒンメルやハイター、アイゼンたちと関わったことで覚えた言葉や行動を
大切にし続けていることが伺える場面があります
そしてその後 共に過ごすことになったフェルン、シュタルクや行く先々で出会う人たちとの関わりもまた
くだらないやり取りも含めてフリーレンの人間よりも長い一生の中で大事に守られていくのだろうという
切なさをともないつつもあたたかい気持ちになったりします
個人的にフェルンの不機嫌顔がお気に入りです
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葬送のフリーレン