4.0
完結
前世では双子の姉ペトロニラが皇帝に嫁ぎ、皇帝と愛人により姉だけでなく両親、主人公も処刑される。
転生してお妃選びの時点に戻り、未来を変えるため今度は妹パトリツィアが王宮へ というスタート
皇后となった主人公に とにかく憎悪むき出しで挑んでくる皇帝の愛人ローズモンド
皇帝は当然愛人の味方という状況でも主人公は聡明で部下にも恵まれ毅然と立ち向かいます。
はじめの方は企みに対してパトリツィアが賢く冷静に処理して、ローズが激烈に怒り狂うパターンが続き
回を重ねて度を越していく感じ。ついにはパトリツィアを庇った皇帝の命まで脅かすことに。
50話あたりで、皇帝の凄惨な幼少期のことが明かされ
その時のパトリツィアの反応から 皇帝の気持ちに変化が現れます。
またローズモンドにも悲惨な過去があり、裏の事情が明らかになるにつれ
対立する貴族との駆け引きにつながります。
ローズは最後まで改心しないのか、皇帝とパトリツィアの関係はどうなっていくのか
ハラハラしながら読みました。
皆さんおっしゃる様に姉ペトロニラと悪役ローズの髪色が同じ(目の色が違う)で区別がつきにくかったり
全身のバランスが崩れた作画も時々あるかな、とは思いましたが(なのでマイナス1⭐︎)
何より主人公が魅力的だったので読み続けました。満足しています。
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5
復讐の皇后