3.0
小説の中で生きる
転生モノでは、その世界でなんとか幸せになろうと頑張る主人公が多い中
この作品のヒロインは元の世界に戻ることを諦めない
小説の中で生きるという虚無と向き合いながらも
婚約者である皇太子やその母の皇后から酷い仕打ちを受ければ、
相手は小説の登場人物と割り切れずに心は傷つき揺れることもある
アナキンと出会い騎士に任命したところから
そのままの自分を受け入れてくれる味方を得て
ヒロインの表情も時々やわらかさが見られるようになった気がします
エリスとしての幸せではなく 元の自分自身の幸せを見つけられるのか見届けたいかも
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悪女を殺して