2.0
自分を捨てるほどには
半端なレベルの整形ではなく、顔に「さようなら」レベルの変化というのは、文字どおり「自分を捨てる」ことに他ならないと思う。
それを別に肯定も否定もしない。
ただ、そういう人生の選択もあってよい、とは思う。
しかしもちろん、そんなこと、生半可な意志や覚悟で出来るものではない。
ましてやその目的が復讐となれば、魂のかなりの部分を悪魔に売り渡さない限り、無理である。
そういう暗く激しい力みたいなものは、この漫画の主人公からは全く感じられず、私はさっぱり入り込めなかった。
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私の顔にさようなら