4.0
漫画の表現の可能性
全く好きにはなれなかったし、正直、面白いとも思わなかった。
しかし、漫画の表現としては、新しさを感じた。
ただ絵が下手なだけではなく、例えばピカソのような(褒めすぎだけど)「敢えてやっている感」があり、また、その下手さゆえに、奇妙な勢いに溢れていて、繰り返し、好きにはなれないが、無視できないパワーがあった。
適切な例えかわからないけれど、昔、漫☆画太郎を初めて読んだときに似た衝撃があった。
(ちなみに漫☆画太郎は好きです。)
これだけ色々な漫画があり、表現の方法なんて出尽くしたように感じることもある現代だけれど、きっとまだまだ、漫画の表現には可能性があるのだろうと、私はそんなことを考えていた。
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とうきょう便利屋24時。