倉持由香の漫画愛「お尻を描かせたら桂先生が世界一」「積極的に課金するスタイル」

更新日:2020/02/18 10:00

タワマン暮らしのグラビアアイドル・倉持由香さん。売れないグラドル時代は漫画喫茶で暮らすほどの極貧生活を送りながらも、漫画に囲まれた空間で楽しく過ごしていたそう。そんな倉持さんに取材の依頼をしたところ「オススメしたいエロ漫画がたくさんあります！」と快諾いただきました。え、エロ漫画……!?

エロ漫画は「グラビアの参考書」

取材開始早々、オススメのエロ本を
プレゼンしてくれた倉持さん

――なんでエロ本がお好きなんですか？

子どもの頃、9歳上の兄の部屋にあった「まじかる☆タルるートくん」（江川達也／集英社）とか「I”s＜アイズ＞」 (桂正和／集英社) とか、ちょっとエッチな漫画をよく読んでいて。そこから性に目覚めて、エッチな女の子やセクシーな女体の表現がすごく好きになったんですよね。

――江川先生や桂先生の作品で性に目覚めた人は多いみたいですね。

小学校の頃は、男の子に混ざって近所の竹やぶに捨てられたエロ本をあさりに行きました。雨に濡れてペリペリになった雑誌を、1枚ずつはがして読むんです。興奮しましたね。なんでエロ本って竹やぶに落ちてるんでしょうね？

――ちょっと理由はわかりませんが、たしかに植物の生い茂ってるところに捨てられていますよね。

近くに大学があったので、大学生が捨てていたのかもしれませんね。エロ本あさりに精を出していたら女体への興味がさらに膨らんで、自分でも女体の美しさやエロさを表現したいと思うようになって、13歳のときにグラビアアイドルとしてデビューしました。

エロ本あさりを経て、グラビアアイドルになった倉持さん

――いつも、どんな気持ちでエロ本を読んでいますか？

参考書として読むことが多いですね。グラビアってすごいファンタジーの世界なんですよ。「なんでニーハイソックスを穿いたまま、お風呂に入ってるんだろう」みたいな、現実の世界にはないおかしなシチュエーションと衣装の組み合わせが多くて。エロ漫画も男性の妄想とか欲望がぎゅっと詰まっているファンタジーの世界なので、グラビアを撮るときに参考にしています。

――ポージングなどを真似するんですか？

はい。漫画って、ありえないデフォルメがあるじゃないですか。コマいっぱいにお尻がドーンと描かれていたりとか。エロ漫画は電子コミックで読むことが多いんですけど、気になったコマをスクショしておいて、現場でカメラマンさんに見せて「これを再現したいんです」って相談しています。