4.0
パニックの中で
「予告犯」にしてもそうだが、この作者は、スリリングな事件とその展開を描く中で、核のところでは、人間の強さや美しさを切り取ろうとする人なのではないかと思った。
本作は、「予告犯」ほど「決まった!」という感じはないけれど、未曾有のパニックの中で、善とか悪とかを超越した人間の尊厳を描く、というスタイルは、既に確立されていると思うし、この先が楽しみな作者だと感じた。
- 5
「予告犯」にしてもそうだが、この作者は、スリリングな事件とその展開を描く中で、核のところでは、人間の強さや美しさを切り取ろうとする人なのではないかと思った。
本作は、「予告犯」ほど「決まった!」という感じはないけれど、未曾有のパニックの中で、善とか悪とかを超越した人間の尊厳を描く、というスタイルは、既に確立されていると思うし、この先が楽しみな作者だと感じた。
お試しで読んでラストまで止まりませんでした!面白かったし、何より日常でありふれた蚊の存在がこんなに危険なものとは思いませんでした。作中の寄生虫はフィクションとしても、パンデミックをすでに経験した人類には充分あり得る事だと、ホラーより怖くなりましたね。黒川の気持ちもわからないでもないけど、無差別に走った時点で加害者と同レベルに落ちた事を自覚して欲しいですね。次予告犯読んでみます。
面白くてこの作者さんは他に何描いてるのかな〜?って見たら予告犯の人なんですね〜後から知りました(笑)
内容は面白くてどんどん読み進めていけます!ただ〜虫というか寄生虫系がダメな人には向きません!
私はこの事件はとりあえずよく纏まり、モヤモヤもしませんでした。もし第二、第三の黒川が出てきても槙野市には溝口さんがいるから!という安心感かな。
同作者のノイズからとんできました。
今回も引きこまれて一気読み。
長すぎず丁度よい。
が、反面、やはりもっと描かれてもよさそうな
場面や人物が気になって、少し突拍子もなく
都合よく感じてしまうところも。。
でもでも凄い‼︎ 凄まじい。
表面的な設定の独特さ、緻密さも興味深いが、
その奥の人間が主題。
その切り口に唸りひたすら引きこまれるのだ。
強面の溝口刑事のキャラがなかなかイイのですよ
タバコを一日我慢できたご褒美にイチゴ味のアメって!
あんなコワイ顔してるのに可愛いじゃないか!
感染が広がっていく恐怖の中、溝口刑事はどうなっちゃうの!?
こういうバイオ系の話って、身近になった分怖さも増すね
何気ない私生活がある日突然一変した。2人の警察官が日常を脅かす寄生虫と奮闘するバイオホラー。白濁した右目、施設と称したマンホールの底でひっそり行われる人体実験。虫嫌いな人でも気になって読みたくなっちゃうストーリー。
作者さんの着目ポイントや話の導入からすごく上手いです‼︎ ノイズを読んでから過去作を探して見つけましたが、緻密に作られた設定とイラストが引き込まれるし、3巻で終わる長さもちょうど良いです。
どの辺りが新装版なのかは分かりませんが、懐かしかったので一読。
この作家さんの画風が好きで見かけたらとりあえず読んでいますが、大きく外れた作品はない印象です。
16話まで読んだ感想です。
人間に寄生して、その行動や思考をも操る?寄生虫の話です。
現実にナメクジやカマキリに寄生する寄生虫でこんな感じのいますよね?
先が楽しみです。
話の展開が良く、ついつい全部読んでしまいました。1話読むと次が読みたくなる作品です。ただラストが?もう少し複雑な方が好みでした。