5.0
そんなに昔ではない話
あと一年も経てば終戦を迎えるのに…。命懸けで日本を護ろうとした私たちの祖父母の世代の方々。人間魚雷「回天」は、在り方として正しかったのだろうか。
戦争は何よりも愚か。でも命懸けで私たちの世代にこの国を繋げてくださった方々に、この漫画を読んで思いを馳せる。
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あと一年も経てば終戦を迎えるのに…。命懸けで日本を護ろうとした私たちの祖父母の世代の方々。人間魚雷「回天」は、在り方として正しかったのだろうか。
戦争は何よりも愚か。でも命懸けで私たちの世代にこの国を繋げてくださった方々に、この漫画を読んで思いを馳せる。
大変考えさせられる内容で胸に込み上げてくるものがあります。
いまは、亡き祖母の弟が
特攻の見送りをしておりました。
聞いた当時、どんな気持ちで見送っていたのか尋ねた際に
当時の気持ちと
平和になってから振り返る気持ちは違うんだと言っていたことを思い出しました。
特攻隊と言えば、片道の燃料だけ積んだゼロ戦に乗り込み敵戦闘機に体当たりするものだと思っていました。海の特攻隊があったなんて本作で知りました。優秀な若い学生さんなどが、この国の為命をかけて戦ってくださったこと、語り継ぐべきだと思いました。
平和な時代に生きてきて、それが当たり前なのだと思っていたけどいざ世界に目を向けると日本は奇跡のような国だなと思う。
今この瞬間も命の危険に晒されている人が世界にどれだけいることか‥
この本は戦争の怖さを知り、起こさないために必要な事を見つめ直すいい機会になると思います。
特攻といえば零戦という印象が強かったし、回天のことはほとんど知らなかったです。創案者も乗組員もそれを指揮するトップも、リアルな人間として描かれ、究極な中でもあたたかみを感じる人間性がそれぞれに見えて感動します!
絵が好みではなくて、暗いし怖そうな内容だし…と思ってたけど、読み進めていくうちにハマる!
主人公の顔もどんどん変わっていくのがスゴイ。
人間魚雷…こんな若者たちがこんなに頑張ってた時代があったんだな、と考えさせられる作品でした
飛行機での特攻のお話はたくさんあるのに、この魚雷の特攻の事実が表に出てこなかったのは何某か事情があるのだろう。これほど恐ろしくて辛くて耐えられない現実を生きられた方々の事を忘れないように、沢山の現代人に語り継がれるべきです。
命の大切さ、尊さ、が いかに大事かというのが感じとれます。辛いのは いちど実家に帰り親,きょうだいの顔を見てから出陣する、というのが何とも言えないくらい悲しいです。
特攻隊というと零戦を思い浮かべがちで、回天という潜水式のものがあったのはこの漫画で知った。外が見えない状態でどう特攻せよと言うのだ。そこに人は必要なのか?想像を絶する無謀な作戦だったのは間違いない。
正直 画風が 好みではなかったので
先に 進むには 抵抗が ありました。
時代背景が 戦争時代 だから
仕方ないけど 全体的に 暗い感じ
コミカルな作品や 恋愛物では
ないので その辺 理解して
購入するのを オススメします!