みんなのレビューと感想「その笑顔好きじゃない」（ネタバレ非表示）（2ページ目）

そっかぁ

悪ふざけしたい年頃の設定。軽い気持ちで相手や周りの人を簡単にキズつけてしまう事にまで考えが及ばない→気付き始める→気付き改める。
自分の気持ちをコントロールできない。表現できないで葛藤する。
そっかーっと、心が大人へと成長する様子が分かりやすく描かれている作品だとおもいました。
登場人物の絵がよく似ていて分かりにくいですが、セリフでわかります。
是非、読んでみてください。

遊び人とのれあらぬ噂を立てられ、孤立してる主人公に、『彼女を落とす』とゲーム感覚で近づいてきたヒーロー。でもお互い噂は悪魔で噂であることを知り、本当の姿に惹かれあって…
まだ70話ぐらいまでらしか読んでないのですが、登場人物の心情とか境遇とか重めなとこもあったりですが、1話1話が丁寧に描かれていて、ちょっと考えさせられるところがありました。
心に闇のようなものをもつ2人ですが、過去を乗り越えハッピーエンドになって欲しいです。

なんだかんだで最新104話まで読んでますが、
最初の絵の綺麗さはどこへいったのでしょう…
絵に惹かれて閲覧して、ストーリーが気になって読み進めて…だったのに、絵がどんどん雑に泣

高校生の胸中を色んな子の視点で描いてるんだろうけど、セリフで名前がでてこないと、どの子がどの子だかわからないくらい雑なときが多い気がします。
お父さんも高校生顔にただ線を入れて頬こけさせましたみたいな。

途中で投げ出すのもなぁとおもって読み進めてますけど、もう少し最初の頃の絵の綺麗さもどってこないかなぁ…

律希もすみれも、他の登場人物もそうですが、それぞれに悩みや過去のトラウマを一人で抱えていて、若さゆえうまく消化できずに、無理に取り繕って明るく振る舞っていたり、抱え込んで殻に閉じこもったり誰かに当たったり。自分にもそんな時があったような気がして、懐かしく、切ない気持ちになりました。すみれちゃんは特にトラウマがひどくて高校でも殻に閉じこもってたけど律希くんが一歩踏み込んでくれたことで少しずつ周りにも心を開いて理解してもらえるようになって良かったなと思います。先輩もこんな風に自分を受け止めてくれる誰かと出会えるといいなと思います。青春時代の多感な時期に悩んで苦しんだ思い出は誰にでもあるのではないかと思います。気軽に読めるお話というよりは切なくてどんどん引き込まれるお話です。大人になってあんな頃もあったなと思いながら幸せに笑っててほしい。最後にはみんな幸せになってほしいなと願いながら読んでいます。

内容は好きなんだけど

絵が。特に男の子が見分けつきません。みんな同じ顔。見分けがつかないので名前もなかなか覚えられず、何度となく戻って確認したり…覚えるまで少しストレスな時間が続きました。
後半になるにつれて雑になっているのか、下崎さんもかわいさ半減。
でも内容は好きなんですよね。高校生のちょっと不純な気持ちも持ちつつも純愛なお付き合いで、でも複雑な友人関係や家庭環境も描かれていて。下崎さんより律希の方が闇は深いんですね。面白いです。

友達って難しいよね

友達を信じられなくなるということは誰にでもある経験だと思う。そんな辛い経験で殻に閉じこもってしまった主人公と、そんな彼女のひょんな素顔を見て気になっていく男の子のお話。なんでもさらけ出して親友と言える友達と出会えるのはせめて高校生以降だと思う。中学の時はお互い幼すぎて友達に求める理想だけが高くなるよなぁと思い、高校くらいになってやっと自分のことも分かってきて、友達に求めることも分かってくると思います。うまく自分の殻が抜けるといいですね。

主人公二人が過去に向き合いながらお互いを受け入れていく過程がゆっくりと進んでいきます。
初めの印象と違って律希がどんどんかっこよくなっていって、すみれは救われたな、と思います。

残念なのは、人物の顔がよく似ていて(特に男性)見分けが大変なのと、とても丁寧に描かれているかと思えば突然雑に思えるような絵になったりしていることです。
もう少し人物の違いをはっきりさせ、すべて同じ作風で描いてもらえたらと思います。

美男美女

心に傷を負って人との関わりを避けている主人公と、ゲームの対象として最悪の出会い方をしてしまった律希。
次第に主人公の内面に触れる内に好意を持つようになります。
最初は警戒する主人公の表情が徐々に柔らかくなって心を許せるようになっているのが素敵です。
美男美女の2人、幸せになって欲しいです。
中学の先輩がちょっかい出して来て主人公が怯えているが気になります。早く解決してすっきりして欲しいです。

思っていたよりも良かったです

レビューの評価がまちまちで、良いのか良くないのか迷いましたが、気になっていた作品だったので、思い切って購入してみました。
他の方のレビューにありますが、絵が不安定で時々誰か混乱する時がありますが、ストーリーは悪くないです。すみれちゃんは可愛すぎて妬まれて、こじらせ、こじらされちゃって、孤独な高校生活を送っています。リツキはゲームですみれちゃんをおとす為に彼女に近づきますが、徐々に本気で好きになっていきます。人気者のリツキにも本当は心にキズがあって、お互いの穴を埋め合うように惹かれあって行きます。
今後、どんな風に影響を受けて変わって行くのか、続きが楽しみです。

周囲のあらぬ噂によって浮いていてしまったすみれの妙な落ち着きと静かさ、迫る律希との展開が気になって最後まで読んでしまいました。
二人には暗い過去、それを引きずっているという共通点があり、そのせいで前に進めなかったり、上辺だけの友達付き合いをして相手を傷つけてしまう。
正しい意志を以って上辺だけの付き合いを整理しお互いを信じ合えるようになった時、他人事とは思えずホッとしました。
10代にありがちなトラブルや悩みであり、こんな風に現実で苦しんでる人が一人でも多く救われたらいいのにと思いました。
あと、話のテンポはかなり遅いです。これが長く続くと間延びして読むのしんどくなりそうです。