5.0
深みのある面白さ
パーっと読んで「面白かった!」ではなく、じっくり何度も味わえる面白さ。
アンデッドである家族との、それぞれに血の繋がりは無いが温かく強い絆を感じさせるやり取りは、幸せな気持ちになります。
その家族の壮絶な過去、人としての終わり方、神様との係り。
英雄たちに育てられた主人公の今後が楽しみです。
by
やたけjgm
- 1
パーっと読んで「面白かった!」ではなく、じっくり何度も味わえる面白さ。
アンデッドである家族との、それぞれに血の繋がりは無いが温かく強い絆を感じさせるやり取りは、幸せな気持ちになります。
その家族の壮絶な過去、人としての終わり方、神様との係り。
英雄たちに育てられた主人公の今後が楽しみです。
主人公の家族は変わっている。
ミイラのマリー、スケルトンのブラッド、ゴーストのガス。(これでゾンビがいれば不死者コンプ...?)
何故そんな家族?どうしてそうなったか...それが明かされる1巻。
引き込まれてしまいました。
続きが気になってます。前世の記憶があるままやり直す主人公は頑張り屋で、でもなすすべのない現実に直面したときどうするのか。
「コンピュータゲームのように、ポイントを消費して決まった現象を引き起こすようなものでなく、もっと古い神話やお伽話にでてくるような、危ういこの世の神秘としての魔法」
コンピュータゲームのような世界観のラノベが溢れる中で、しっかりと魔法や奇跡、神の存在を定義した本格派ファンタジー小説。なのに読みやすい。
最初の奇怪な設定も面白く、主役の誠実さが人々の心を打ち、強敵と戦うストーリーは王道中の王道。
エロなし、ハーレムなし、ユーモアありで、真面目系ラノベが好きな人にオススメ。