みんなのレビューと感想「四月は君の嘘」(ネタバレ非表示)

四月は君の嘘
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  1. 評価:5.000 5.0

    辛いけど、最後まで読まずにはいられない

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    かをりの最後を覚悟していたけど、つらくてつらくて、途中よむのをやめてしまいそうになりました。
    こうせいくんのへなちょこさと成長していく姿がリアルな男の子っぽくてよかった。あとバカな所も。
    椿ちゃんのつらさやさびしさも、いつか味わったあの時の気持ちを思いだしました。
    かをりちゃんみたいな最後を意識した覚悟をきめた女の子と戦うのはしんどいよねぇ。
    イヤな女の子にならないように努力するけなげさも愛おしい。
    渡くんや他のキャラのお話も読みたいくらい、それぞれの人物が迫ってきました。
    青春を大分過ぎて母になった今、ノンフィクションとはいえ、こどもに死なれる、こどもを残して死ぬのはしんどいけど。
    最後になって、かをりの発言や行動の意味を理解した時は夜中ベッドで号泣してしまいました。
    あとは単純にマンガで音楽を表現するってすごいよね。
    とかいいつつ、最後まで読み切ってしまいました。読まずにはいられない。
    作者さんありがとう。これからも頑張ってね。

    by 匿名希望
    • 23
  2. 評価:5.000 5.0

    音楽と青春、恋と嘘

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    きっと、かをりの嘘に気がつかなかったのは公生だけだと思う。きっと、渡くんと椿ちゃんは途中から気づいてた。かをりは、どんな気持ちで嘘をつき続きたのかな。渡くんを好きなふりをして、公生のことを思うのは切ないよね。
    この漫画のいいところは、恋だけじゃなくて挫折と成長の物語というところ。音楽を通じて、前に進みたくて進めなくて、苦しんで苦しんで、その先にあるものを必死に追い求めて食らいついて。武士くんや絵見ちゃん、凪ちゃん、公生も、これからもっと切磋琢磨していくんだろうなぁと…想像ができました。
    暗い部分はありますけど、挫折したことのある人はきっと共感できるし、最後は泣けるけど、でも前向きになれる、そんな作品でした。

    • 14
  3. 評価:5.000 5.0

    音楽と青春のラブストーリー

    母を亡くしピアノから遠ざかっていた
    元 天才ピアニストの有馬公生
    同じ学校のバイオリニスト宮園かをりと
    出逢うことで 止まっていたものが
    鮮やかに動き始める
    舞台に立ち もがき苦しみながら 自分の
    奏でる音と向き合い 次第に自分のモノ
    として掴んでいく
    演奏者としての苦悩 14歳の青春 恋
    音楽の素晴らしさを凝縮した
    至極の作品です!

    吹奏楽をたしなんでいた者として 舞台に
    上がることの恐怖は 非常によくわかります
    音の一つ一つが言葉であり 自分が表現したい
    思いであり 費やしてきた時間 苦労が全て
    詰まっているものだと思います
    つまりそれは自分そのもの。。
    それを評価されるというのは これほど
    恐怖で不安なものはありません
    だからこそ このお話には真実味がある
    公生が抱える恐怖 苦悩が心を締め付けて
    なりません

    更にこの漫画のすごいところは 音のない
    はずの漫画の世界で 音が視える臨場感が
    あるという事
    描写の一つ一つが秀逸で 琴線を張った
    ような静寂と 歓声がたちまち聞こえてくる
    ような臨場感の書き分けが素晴らしく
    惹き込ませ方が ハンパではありません!

    また 言葉に込められたメッセージ性が
    かなり強く ありふれた自然描写にも
    意味を持たせて 読者の心を引き込んでいきます

    なんて切なくも悲しいお話なんだと
    思うのですが 少年少女たちから溢れる
    青春の鮮やかさに とても懐かしくもなり
    温かくもなれ 心がジワーッと染み渡るような
    気持ちになれると思います

    音楽に携わった人 そうでない人にも
    心震わすものがあると思いますので
    ぜひ多くの方に読んで頂きたいと思います
    お薦めです!

    • 12
  4. 評価:5.000 5.0

    少年コミックという先入観は捨てて欲しい

    嫉妬、憧れ、挫折、恐怖、強さ、弱さ、好意、友情、恋愛感情などなど、人の心というものが驚くほどリアルかつストレートに描かれており、誰もが共感できる作品だと思いました。登場人物誰をとっても、人間味に溢れています。
    少年コミックはこれまで殆ど踏み込んだことがないジャンルでしたが、こんなにデリケートな作品があるのかと驚き、皆様のレビューを信じて読んで良かったと思えました。
    内容はデリケートですが、奏でられる音楽やコンクールの様子は迫力があり、音の無いコミックという世界で、これほどまでに音の強弱や流れ、緊張感といったものを表現できる作者の技量にも注目してください。

    • 9
  5. 評価:5.000 5.0

    圧倒的な才能のほとばしりに胸が苦しくて

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    ほのかでで不器用な恋心に救われる思いで、ページをめくりました。

    公生が積み重ねた母への優しさは、自分の命の期限を知り息子の将来を心配する母の愛によって、本来感情豊かで繊細な音楽への感性が、精密機械のような演奏技術に化けてしまって先へ進めなくなってしまった。
    かをりとの出会いでようやく本来の音楽の才能に気づけたのに。その才能に色がつき光輝き始めたのに、再び大切な人の死を乗り越えなくてはならないなんて…公生の才能って…まだ15才の少年なのに…って、涙が止まりませんでした。

    公生とかをりが一緒に演奏したのはたった一回。けれどその一回で音楽への思いも、人生も、生き方も、全てひっくり返されて動き始めた。
    世界はカラフルで躍動感にあふれて光に満ちていた。
    公生強く生きて、変なピアニストになれ❗

    • 4
  6. 評価:2.000 2.0

    21話まで

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    読んでいますが、はっきり言って今のところは期待外れも甚だしい。

    きっと最後はタイトルの意味も分かり、ビシビシくるフィナーレを迎えると信じて課金していきます。

    序盤(ネタバレ含)
    ↓ ↓
    主人公とバイオリニストとのあり得ない出逢い。そのバイオリニストと幼馴染(両方女)に無理矢理ピアノを弾かされる主人公。バイオリニストの破天荒なところをどんどん好きになる。でも恐らくバイオリニストは重い病に侵されていて、先が長くはなさそう。
    とにかくこのバイオリニストと幼馴染がかなり強引であまり性格がいいと感じられない。
    そのお陰でピアノがまた弾けるようになったと主人公は思っているけれど、かなり無理くりやらされてる感がある。
    話題作だけになんだかなーってかんじです。
    絵もうまくない。

    演奏の描写は臨場感があっていいんですけどね。
    今後の展開に期待します。

    by 仔智
    • 6
  7. 評価:5.000 5.0

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    私の中でずっと特別な作品。友人に借り読み終わってすぐに財布を持って本屋に走りました。
    音楽に詳しくない人間でも伝わる描写がすさまじく、キャラがみんな魅力的…。
    強くて弱い、しなやかに凛としているかをりがとっても好きでした。かをりの台詞全部が好き。
    ものすごい衝撃を受けたし、2人がこうなる結末だからいいのだと分かっていてもそうならない道を考えてしまったり、手紙の「好きです。」で毎回有馬くんもドン引くくらいにはオイオイ泣いてしまいます。というかもう読んでる間ずっと泣いている。辛い。2人とも幸せになっておくれよ。
    PEANUTSからのセリフの引用が特に好きで、それをかをりに言わせるところがまた、、泣ける、、、ウウ、、、
    ずっと好きです。アニメも大好き。大好きだ〜(涙)

    • 2
  8. 評価:5.000 5.0

    一気に読みました

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    アニメ化されて、初めて知った作品でした。映像では音が出るけど、漫画でピアノ奏者を描くのは(基本的に座りっぱなしだし)大変だろうな…と思います。
    でも、この作品では音を感じる事が出来るんですよね。
    曲を知っていると、より伝わり易いと思います。
    女性キャラはみんな強くて、でも優しくてそれぞれに公生君を想っていて…
    恋愛感情に鈍すぎる公生君は更に可愛くて…
    私は、凪ちゃんとの連弾が一番好きです。
    舞台に上がる怖さを知っているので、凪ちゃんの気持ち分かります。
    手が小さくて、届かない一音を弾いてくれる公生君に惚れちゃいます。
    最後のかをりちゃんの手紙にも泣かされます。
    発表会とかに出る人達って、幼い頃から刺激しあって成長していきますよね。
    どのキャラの中にも公生君の子供時代のピアノが心を震わせていて、本当にカラフルで素敵です。
    大人買いの一気読みでした!

    by 匿名希望
    • 2
  9. 評価:2.000 2.0

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    コンクールでソリストと伴奏者が事前に一度も合わせもせず、ぶっつけ本番で挑み、途中でピアノがストップし、更にはバイオリンもストップし、失格になったにも関わらず更に弾き続けるというまさかの事態。
    漫画だし、町の発表会なら100歩譲っても、クラッシックのコンサートでこんな事するのは、いくら漫画でも有り得ないなぁと。
    ピアノをやっていた身としては、クラッシックや、コンクールという厳しくて神聖なものをこのように扱って欲しくなかったと思います。

    • 5
  10. 評価:5.000 5.0

    公正の想い

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    読み進めると、5巻くらいでこの本の題名の意味と結末を意識し始めました。

    天才的なピアニストである少年は3月のライオンと似た親近感と凡人的不器用さで読ませてくれます。
    成長する公正を対比するように体調が悪化するかをりを見ながら、手術が上手く行くこと、そして最後にもう一度二人が一緒に演奏する姿だけを想像して読み進めました。

    最後は放心しましたが、この結論がこの漫画と、公正の成長を際立てるのかなと思い、受け入れます。でも本音は、やっぱりハッピーエンドを期待しました。

    かをりが雪の中で言った言葉「奇跡なんてすぐにおこっちゃう」といった時、本当に強い女性だなと泣きそうになりました。

    by Y su K
    • 1
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