5.0
涙が出ました
自分自身が発達障害疑いのある30代半ばです。精神科に通院していますが手帳を取れるほどではないと主治医からは言われています。でも普通の職場で働くのは経験上とても難しいです。君さんが、よしくんの将来をとても心配するのがよくわかります。もっと、発達障害に理解のある社会を目指すには、当事者も声をあげていかなければなと思いました。
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自分自身が発達障害疑いのある30代半ばです。精神科に通院していますが手帳を取れるほどではないと主治医からは言われています。でも普通の職場で働くのは経験上とても難しいです。君さんが、よしくんの将来をとても心配するのがよくわかります。もっと、発達障害に理解のある社会を目指すには、当事者も声をあげていかなければなと思いました。
ボーダーや発達障害の子どもを持つお母さんの目線で描かれていて、君さんとヨシくんの心の動きを追っていくうちに、初めはお母さんに同情していただけだったのが最後には一緒にヨシくんを応援しているような気持ちになりました。
障害を言葉で説明するのは難しく、何でも制度で固めるのも難しく、やはり人を支えるのは「人の優しさ」なんだろうと思いました。
自分の子どもに障害があるとわかったら、周りにヨシくんのような子がいたら、何をしてあげられるのか。考える大切な機会を頂きました。頑張っている君さんをわたしも親として見習っていきたいです。
×華さんの作品は好きでいつも読みますが、
こちらの作品も、一気に読みました。
私はもうすぐ1歳になる息子がおり、
発達障害等、色々な障害のある甥っ子がいます。
手帳は持っていますが、ボーダーの子達がこんなに大変な思いをしているなんて知らなかった。
君さんも息子さんも、本当に本当に苦労したんだな。
私も、甥っ子やその兄弟に、できる限りの事をしてあげたいと思いました。
重い軽いに関わらず、全ての障害を持つお子さんが、自分に合った学校、人間関係、仕事に就ける日が来ることを祈るばかりです。
最近なにかと耳にするアスペルガー等の言葉。
そういう障がいは特別支援の学校に行かれるのかと
思いきや『はざま』の子どももいるんだなと初めて知りました。
無理解からくる先生の嫌がらせとか、そんなのトラウマになるだけだ!!
ヨシ君がピュアで障がいがありながらも健気でよかった。
色々な教育の場などでの理解が進んで環境が整うことを願って止みません。
どんなお子さんを育てていても絶対に悩み事はあるものですが、このどちらつかずの行政の谷間に落ちてしまったヨシくんとそのお母さんが気の毒で、制度のダメさ柔軟性のなさに憤りを感じました。
何より夫がク◯過ぎる。小学校の教頭と高学年での担任はあなたたちこそ人格◯害では?と思えるほど教育者としてあるまじき行動や知識・理解のなさで、でもこういう人って結構学校にはいるよなーと思って暗澹たる気分になりました。
一緒に泣いてくれた役所の窓口の方、T学園の先生、お友達のヒロヒロくんたち等々、ギリギリの場面場面でなんとか救いになる人がいてくれて本当に良かったと思います。
ヨシくんもお母さんも絶対に幸せになって欲しいです。
誕生してみないと、どんな子かわからない。
子どもを産むって、すごい覚悟のいることなんだと、しみじみ思った。
共同戦線をはるはずのダンナさんの戦線離脱が、さらりと書かれていた。
本来、離婚は大ごとなのに、それ以外であまりに苦労が多いから、さらりになるのかなと。
読んで良かった。
考えさせられた。
はざまではない、手帳持ちの知的障害児を育てています。
まだ、三歳、療育に通い、かなり伸びてきています。
成長が嬉しい反面、はざまの子になるのでは、という思いがあります。
療育の現場には、まだまだ定型には遠いのに、ある程度知能はあるために手帳がとれなかったお子さんや、言葉が出るようになり手帳を返納したお子さんがたくさんいます。
行政はどこかでボーダーラインをひかなくてはいけない。けれど、それにより、支援が受けられない子がたくさんいるのです。
この本は、そんなお子さんとお母さんが前向きに一生懸命生きる話がかいてあります。後日談も読みたいです!
自分も、教育に関した仕事をしているにも関わらず、「知的ボーダー」という範疇がある事さえ知らずにいました
教育する公的機関と、政府などの大きな機関の両方に全く知識の足りていない事だと思います
漫画だと、すんなりと入っていけるし、わかりやすいです
子供を持つ前の将来、健康とされる子を持てる人達にも読んで欲しいと思いました
人に教える立場の人間として、本当に本当に為になりました
たった一人でも受け入れる側に、圧倒的な共感者が増えました、増やす努力をしていきますよって、作者さんに伝えたいです‼‼
発達障害と言われていますが、本当は障害ではなく、『脳の特性』であることを、皆にわかって欲しいと思います。
うちの息子もボーダーで療育手帳は取れませんでした。
でも一つ一つ出来るようになったし、出来ないことは助けてもらうように、『何に困っているのかを相手に伝える』事が大事な事だよと教えています。
どんな小さな事でもありがとうをいう、これがうちのルールです。
よし君にも出来る事が増えますように(*^ー^)ノ♪
私の息子は知的障害や発達障害ではありませんが、2年前に白血病になりました。まだ5歳でした。
苦しい闘病を経て保育所に復帰しましたが、外見の変貌で馬鹿にされたりいじめられたりしました。
保育所の所長先生に「難病の子どもを持つお母さんの気持ちは、所詮私達には分かりませんよ。他人事です。」と突き放された事を思い出します。
周囲の認識不足や間違った理解は、子も親も本当に傷付くものです。現実ってこんなもんなのかとその無関心さに何度も悔しい思いをしました。
けれど、思い返せば私も以前は他人事だと思うひとりでした。
はざまの子どもとその親ごさんの現実は、決して他人事ではない。他人事の世界は、ある日突然現実になる事があります。