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1 - 10件目/全38件

  1. 評価:5.000 5.0

    完敗

    連載から既に20年。若かった私もすっかり中年となりました。
    そんな私ですが、未だにこの漫画を見返すと学生時代のワクワクした気持ちになれます。
    今読んでも本当に面白い!時々絵が手抜きだとか、休載し過ぎとか、冨樫仕事しろとか……もう一切合切を横に蹴飛ばしても、余りある程の作品の魅力に、皆やられているんです。何だかんだで「畜生頼むわ、続きお願いします」と土下座してるんです。
    だからお願い、私が死ぬまでに完結させて下さい。頼みます。

    • 86
  2. 評価:5.000 5.0

    これぞ川原ワールド

    独特のセリフ回し、哲学的な考察、類を見ないギャグセンス。
    川原さんというフィルターを通した世界は、何度も味わいたくなる不思議な魅力があります。
    中学生の頃、すっかり川原ワールドの虜になり、あらゆる作品を買い集め読み漁りました。
    この「笑う大天使」は、川原さんの作品の中でも思い出深い作品です。
    無性にお餅が食べたくなる作品でもあります(笑)

    • 20
  3. 評価:5.000 5.0

    あの頃のときめき

    小学生低学年のあの頃、夢中で読んだ漫画です!思えば、最初にハマった漫画だったような。全てが懐かしい。
    子どもながらに、蘭世と真壁くんのラブストーリーにドキドキしながらページを捲りました。
    既刊のコミックスを読んでしまってからは、りぼんを毎号楽しみにして、物語の展開に至福の時間を過ごしました。
    思い出補正もあるかもしれませんが、今の子ども達にも是非オススメしたい!

    • 13
  4. 評価:5.000 5.0

    今だから描けるもの

    ぼく地球の完結から数十年。かつて、ぼく地球にハマって「自分も転生者じゃないか?」、「月基地の仲間じゃないか?」と思い込んだ若者が量産されましたね。輪廻転生の一大ムーブメントを引き起こしたぼく地球の続編です。
    厨2病真っ盛りだった中高生も大人になり、皆さん落ち着かれた事と思います(笑)
    今だから、作者日渡さんも私達読者も次世代編という形で「ぼく地球」に向き合えるんでしょうね。
    シオンとモクレンの想い、輪やありすの想いが昇華された作品です。

    • 12
  5. 評価:5.000 5.0

    他人事の世界

    私の息子は知的障害や発達障害ではありませんが、2年前に白血病になりました。まだ5歳でした。
    苦しい闘病を経て保育所に復帰しましたが、外見の変貌で馬鹿にされたりいじめられたりしました。
    保育所の所長先生に「難病の子どもを持つお母さんの気持ちは、所詮私達には分かりませんよ。他人事です。」と突き放された事を思い出します。

    周囲の認識不足や間違った理解は、子も親も本当に傷付くものです。現実ってこんなもんなのかとその無関心さに何度も悔しい思いをしました。
    けれど、思い返せば私も以前は他人事だと思うひとりでした。

    はざまの子どもとその親ごさんの現実は、決して他人事ではない。他人事の世界は、ある日突然現実になる事があります。

    • 9
  6. 評価:5.000 5.0

    小学6年生での出会い

    私が漫画ってこんなに面白いのか!!こんなに壮大な世界観をしっかりと描けるのか!と驚天動地した最初の作品です。
    出会いは小学6年生でしたが、輪廻転生を題材にした壮大なストーリーにのめり込んだのを覚えています。
    あの頃からもうそんなに経つのかと感慨深く、また30年経っても色褪せない作品の力に誇らしいような気持ちです。
    第一巻の地球とアリスの表紙は、私にとっていつまでもNo.1に大好きな絵です。

    • 8
  7. 評価:5.000 5.0

    新ジャンル?

    気の抜けたヒーローものは、今まで無くはなかったけど、此処まで徹底されると素晴らしい。
    絵が物凄く上手いのに、ヒーローがアレ。思い切ったなあ。
    ヒロイン的存在が皆無なのも、好感度高いです。もー、設定のあまりの馬鹿馬鹿しさに、真面目にストーリーの整合性に必死になってる他の作者達の怒りの声が聞こえるようだ。
    タンクトップとかなんなんだよ、全く馬鹿馬鹿しい(誉め言葉)

    • 8
  8. 評価:5.000 5.0

    期待を込めて

    何て事ない日常の風景を淡々と描いている。でも、そこかしこに狂気が見え隠れしている。
    日常から非日常への移行がいつ来るんだ!?絶対何か起きるよね!?とヒヤヒヤが止まらない。
    平凡さの中に、小さいけれど無視できない不穏な空気が流れていて、普通の会話までが全部怖い。
    「母の愛」がテーマなんだろうけど、この作品の「愛」は結末が怖そうだ。

    • 8
  9. 評価:5.000 5.0

    圧倒的スケール 緻密な構成

    絵が独特なので、好みは分かれる所ですが、この作品には、この絵でなくてはと思う。
    画風は古い訳ではなく、独特なんです。(現在もこの画風で活動されています)

    人間と地球外生命体である寄生獣との壮大なストーリーは、緻密さと骨太さをもって最後まで走り抜けていきます。

    面白いのは、地球外生命体であるにもかかわらず、寄生獣について分かる事は、地球上に降りたってから以降のみです。

    寄生獣とはそもそも何なのか、という当たり前に浮かぶ筈の疑問は途中で忘れてしまいましょう。「そも、生命とは?」という大きな命題の前では、寄生獣の正体など些末な事なのです。

    最初の設定が良くとも、中だるみや失速してしまう漫画って結構ありますが、これは違います。

    最初から、最後まで自信を持ってオススメします。

    • 3
  10. 評価:5.000 5.0

    超問題作

    現代の必殺仕事人。現代日本は法治国家なので、私刑は禁止されている。ましてや、仇討ちで相手を……なんて認められていない。
    けれども、大切な家族をある日突然理不尽に奪われてしまったら、遺族の未来はどうしたらいいんだろうか。しかも、犯人は裁かれても罪が軽かったり、裁かれもしなかったりしている。遺族は時が当時で止まり、やり場のない気持ちのまま、生きるしかない。遺族にとっては、何も終わっちゃいないまま、苦しみだけが続いていく。地獄だわなあ……。このやり方は、法治国家の枠からは逸脱しているけれど、法では救えない人達を救ってもいる。
    法は有能だけれども、万能ではない。

    • 3
全ての内容:全ての評価 1 - 10件目/全38件

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