5.0
静謐な世界
シンプルな画風の中に五感が冴え渡る作品です。特に音が生み出す行間がステキです。主人公の人生に気になる男性の人生が交叉し、また他の登場人物の人生も交叉していく様は心地よささえ感じます。みな一つや二つ悲しみを抱えていますが、それぞれの生きざまに感銘を受けること間違いありません。派手でなくとも、丁寧に生きていきたいと思わせてもらえました。
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シンプルな画風の中に五感が冴え渡る作品です。特に音が生み出す行間がステキです。主人公の人生に気になる男性の人生が交叉し、また他の登場人物の人生も交叉していく様は心地よささえ感じます。みな一つや二つ悲しみを抱えていますが、それぞれの生きざまに感銘を受けること間違いありません。派手でなくとも、丁寧に生きていきたいと思わせてもらえました。
余分なものを削ぎとって 必要なものだけ、ただあるような、美しい絵と空気感…
時代の流行に媚びることはなく、師匠である祖母の技術と精神を受け継ぎ、一生着れる服を創り出す。
そして、先々お直しの出来る配慮のあるデザイン。
オーダーメイドは 本当の意味のエコですね。
「安くてすぐ飽きる者に南(洋裁店)の服はふさわしくない」と若者に一喝したおじいさん。
デパートのブランド化も断り、「顔の見えない人の服は創れない」に 痺れました。続きが楽しみです。
シンプルな画風の中に五感が冴え渡る作品です。特に音が生み出す行間がステキです。主人公の人生に気になる男性の人生が交叉し、また他の登場人物の人生も交叉していく様は心地よささえ感じます。みな一つや二つ悲しみを抱えていますが、それぞれの生きざまに感銘を受けること間違いありません。派手でなくとも、丁寧に生きていきたいと思わせてもらえました。
しんとした何とも言えない空気感が素敵な作品。一つ一つがまるで手で縫うように丁寧に描かれている感じ。
仕立て屋の存在はこれを読んで初めて認識したくらいだけど、自分も一度くらい頼んでみたいなと思った。
藤井さんと市江の今後が気になる気になる。。
ストーリーは洋服、人間関係が重視してますが1話1話楽しく読ませて頂いてます。
線が細い絵ですが私的には全然気になりません。
ん~ナミエさんに彼氏が出来るといいなぁって思っちゃいました(笑)
主人公は今で言うコミュ障かな?って言う印象がありました。
まだ最初の方ですが、淡々とした中にも味わい深い余韻が残るいい作品だと思います。
彼女の作る洋服に魅せられた彼が彼女のものづくりの姿勢やポリシーにも惹かれて、尊敬するところが読んでいて心地よく感じました。
本当に美しい話。
タッチも儚げ。
カーネーションの様な話し。
昔、の洋装店は皆、
オートクチュールだった。
だから洋服を大事にした。
糸ひとつを大切に再利用して
作っていた。
美しい古きよき話
絵柄のせいか、一見、淡々とした物語のように見えますが、一本筋の通った気骨のある熱いドラマです。
主人公の市江さんそのもののような…躾の行き届いた野犬って、まさに言い得て妙ですね
絵が単調で古臭い感じがするのに、その無表情な雰囲気に逆に想像力を掻き立てられるようなお話です。今の時代に忘れ去られた感覚を蘇らせるような、泣きたくなるような作品でした。
大切なものは人それぞれで、悲しみも生きづらさも人それぞれで…読了後はじんわりと温かさが残る優しいお話です。丁寧に生きることを教えてくれます。