5.0
気品ある物語
ストーリーは全然違うのですが、なぜか、小津安二郎の東京物語を思い出させる、登場人物一人一人が気品ある佇まいの作品です。時間をおいて、また読み直したくなると思います。
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ストーリーは全然違うのですが、なぜか、小津安二郎の東京物語を思い出させる、登場人物一人一人が気品ある佇まいの作品です。時間をおいて、また読み直したくなると思います。
洋裁屋さんのお話なんだけど、こんな風に服と着る人に向き合って作ってくれる人がいたらどんなに素敵だろうかと思いました。もしくは自分もこんな風に服を作れる人であれば昔の母の服とかもアレンジして着てみたい。ファストファッションではなく自分に合った1着を大切に着たい。服を大事にしたい人には感じるものがあると思います。
絵が単調で古臭い感じがするのに、その無表情な雰囲気に逆に想像力を掻き立てられるようなお話です。今の時代に忘れ去られた感覚を蘇らせるような、泣きたくなるような作品でした。
以前実写の映画を見たことがあり、原作があるならと思って読みました。
淡々とした職人の日常生活ですが、大事なことを教えてくれます。
11話まで読みました。素敵です。着る人の人生に寄り添う服を作る職人さんと、彼女を取り巻く人たちが登場します。女子高生から老年のかたまで、様々な世代が交錯するのが面白いです。心温まる、ときどき心がスンと痛む物語です。
仕事に対する思いや、周りの人たちへの気持ちなど
多くを語り過ぎず
読む側が余白を楽しめるような作品です。
静かで凄く綺麗なストーリーなんですが、ちょっと退屈に感じられました。
お洋服への想いが強く、長く着られる一張羅の魅力を感じました。
絵は、とてもシンプル。そしてとっても印象的。どんどんどんどん読みたくなる。ヒーロー藤井さんと同じ気持ち、もっと彼女の作る服が見たい。ただそれだけ。
初め絵柄が単純で面白味がないのかなと思いましたがミシンのに音がレースの様に見えて来て、読み続けちゃいました、漫画なんだけど、こんな感じに仕立て屋さんがいたらいいなって
タップ読みが少しめんどくさいけど最近読んだ漫画で一番好きかも。こんな洋裁店近所にほしい!ぜひ読んでみてください。