[小説]匣男
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あらすじ
狭いところに入りたい──。旧財閥の跡取りで船舶会社副社長の風宮にはおかしな性癖がある。秘書となった幼なじみの祐一朗は、その唯一の理解者で支配者であった。家族に萎縮し、仕事の重圧で心が壊れかけていた風宮は、デスクの下で祐一朗の足下に蹲り安寧を得る。薄闇に包まれた狭い空間は、安らぎと同時に恍惚感をもたらした。まるで祐一朗の執着に閉じ込められたようで…。
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みんなのレビュー
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良かった
あらすじで興味を持って読んでみましたが、良かったです。
小難しい訳じゃないけど文学的というか、丁寧に人物像や人間関係、心情が描かれてて、物語として面白かった。構われすぎて何もかもから逃げて閉じこもりたいとか、投げやりな感じとか、多かれ少なかれ持っている感情に共感できるし、ちょっと狂気を感じるような執着への憧れも満たしてくれます。そして、本当のしたたかさみたいなのもよくわかる気がする。
ワクワクするような冒険ファンタジーものも、うっとり甘々なのも好きですが、こういう、ちょっと普段は蓋をしているような気持ちを刺激する作品も好きです。by 匿名希望- 0
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5.0
ちょっと変わった愛のカタチ
変態と言ってしまえばそれまでなんですが。
この作家さんの愛情表現の歪みっぷりには
胸が熱くなるものがあります
(褒め言葉)
ネタとしては変態くさいですが、
内容はしっかり愛に満ちていて
攻めの異様な執着アリ、
ダメダメな受けの成長物語アリの
ハッピーエンド作品です。
愛のカタチとは…という一般論に拘らず、
一読頂きたい作品。by BANZai- 2
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5.0