5.0
昔も今も変わらない美しさ
絵が美麗。服装など時代を感じるけど、古さは全く感じない。
ストーリーも御伽噺を読んでいるかのようで、不思議で美しいです。
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絵が美麗。服装など時代を感じるけど、古さは全く感じない。
ストーリーも御伽噺を読んでいるかのようで、不思議で美しいです。
人魚姫の童話をモチーフにしたファンタジー。いつもは、ぼんやりした感じのジミーが、時々絶世の美少女に大変身!お母さんのセイラ同様に人間のアートを選んでしまうのか?また、悲惨な歴史が繰り返されるのか、目が離せません!
ベンジャミン……?
まだ、この男の子の正体がいまいちよく解らない。いい子なんだけど何なんだろう?他にも色々不思議が…続きが気になります。
チェルノブイリとにがよもぎ、人魚姫、性が無い魚、宇宙回遊などなど、壮大なSFでした。少女漫画すごい。でも最後は覚えてないw
せつないくらい美しい物語です。絵柄の美麗さもさることながら、ダンサーとして鳴かず飛ばずのアートと、彼が保護した人の姿をした人魚、ベンジャミンを巡る様々な恋模様、舞台、人間関係など最後までスリルある展開であきさせません。
めちゃくちゃ絵が綺麗で、繊細な世界観もすごく好きです。ショナカッコいいのになぁ。アートはちょっと抜けててそこが主人公にはホッとする感じなのかな。
子供の頃に読んでいました。
清水玲子の作品は大好きですが、読めば読むほど不思議な話です。
宇宙を周回し、卵を産みに地球に戻ってきた三つ子の人魚。だけど、女性化して卵を産めるのは最も優れた1人だけ。
その中の1人ベンジャミンは交通事故で記憶を無くし、兄弟たちと分かれて売れないバレエダンサーのアートと一緒に暮らし始めます。ベンジャミンがアートに恋をして女性化するのを防ぐため、兄弟たちがとった行動は?そして最後に女性化するのは?
チェルノブイリの原発事故を背景に不思議な人魚たちと人間たちの思いが錯綜します。
ウクライナのニュースをみて、この漫画で読んだあの美しい街並みが砲撃されたと思うと、とても悲しいです。
この方の絵は美術品のよう。そしてストーリーもいつも斬新で驚くような世界観。この「月の子」は特に深いです。鮭が遠い外海から産まれた川に戻ってくるように、地球外から戻ってくる人魚。産卵期につがいになれなければ虚しく死んでしまう運命。そして起こるはずだったチェルノブイリ事故。よくこんなストーリーを考えられると毎回唸ります。デビュー当時から只者ではなかったです。
絵がとてもきれいで、ジミーの可愛さと大人になったときの美しさ、オロオロ戸惑うアート(笑)
切なかった思い出があるけど、細かい部分を忘れている。初めから読みたいけど、この話数はつらいところです。でもお話は間違いなく面白かった。
人魚姫をモチーフにした作品。
清水玲子さんの絵の美しさで美しく表現されうっとりします。
もちろんストーリー展開も素晴らしいです。