みんなのレビューと感想「ドリフターズ」(ネタバレ非表示)
みんなの評価
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5.0
ああもう
ヒラコーの世界は重厚でひたすらカッコよく、特に主人公の島津豊久なんて今まで全然知らなかったけどもうすっかり島津氏信者になりつつあるくらい日本人キャラは誰も彼もカッコよく強く且つ時代背景を汲んで描けてるのに、日本以外の人物となると文化考証がまるでなってなくて全然ダメです。
言っても漫画なんで(まして日本の漫画なんで)、スキピオやハンニバルといった超偉人たちの扱いが雑なこととか、サンジェルマン伯は別にオカマじゃないとか、そんなことにケチつけるつもりはないです。漫画だから。漫画的デフォルメだから。
だがしかしどうしても、ジャンヌ・ダルクの鎧の模様だけはいただけない(ミニスカみたいな感じなのは別に良い、漫画だから。かわいいし)。あの模様、アニメの解説では逆さ十字架が教会への恨みを表して…みたいなこと書いてあったけど、いやあれどう見てもセントジョージ'sクロスでしょ。イングランドの国旗の模様にしか見えないですよ。ジャンヌ・ダルクが身につけてるのが。後に列福・列聖されてる聖人なのに魂の救済もなく異世界に連れてこられちゃって怨嗟のカタマリである廃棄物になっちゃったのは良いですよ、それがヒラコーワールド、そのショッキングさが魅力だから(日野の英雄・土方歳さんもね)。だけど、その設定にしておいてイングランド国旗みたいな模様の鎧着てたら台無しでしょ。
あとどうしようもない巻末のおまけ漫画だからといって黒王がジャンヌ・ダルクを貧乳とか言ったりしていじってるのは全く面白くもなんともない。あいつ中東あたり生まれのあの人ですよね?それを出してきちゃう反則スレスレ技もヒラコー節全開で最高なのにおまけ漫画でただふざけるだけならまだしも全員日本臭さ丸出しにして本編までこっちの士気が下がるのはほんとやめていただきたい。エルフもドワーフも折角登場するのは良いけど全てがマザコン日本人男の発想で描かれていて残念だしトールキン先生に謝れ。
とまあ色々語り尽くせないほどあって、結論から言うとDRIFTERS最高です愛してますゲンジバンザイ。by 匿名希望-
16
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5.0
最高に面白い!
歴史上の有名人、夢のオールスター総当たり戦漫画。
歴史好きもそうじゃない人も、絵柄に抵抗がなければ絶対ハマると思うし、是非オススメしたい漫画。
歴史上の人物を下敷きにしたキャラクターたちなのでそれぞれの背景がしっかりしているし、それがまた物語に厚みを持たせていると思う。
わたしはハマってしまったので、もう抜け出せない。by 匿名希望-
10
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5.0
平野耕太氏が「もし自分がfateの聖杯戦争を描くなら」というコンセプトで描かれた作品で、世界(主に日本)の英雄などが異世界を舞台に覇権争いを繰り広げます。ドリフターズ 側とエンズ側に召喚者は分かれており召喚時に特殊能力持ちになった英雄と異業種の軍勢VS特殊能力は持たずに以前の知略と武力で立ち向かう英雄&異世界連合軍の戦い。
面白いけど、作者の執筆ペースがとても遅いので更新が遅いのがたまにキズ。(6ヶ月休載は普通にある)by 匿名希望-
2
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5.0
マヂメにキチッてイケてる
面白い!が!万人受けはない!
それでも言おう!面白い!!!(≧▽≦)b
設定も花マルなんだけど、設定以上にキャラ癖強強強の難癖の癖になるww
展開、マヂめなのにキチッてる?なんで?ww
世界観、ハチャメチャでシビアなはずなのにガンギマリww
絵柄描写も味が濃くくてカッコよすぎて、白ご飯おかわりっ!
(≧▽≦)ノ▼
とよとよだけで白飯3杯。大六天魔王様に酒一升。ゲンヂバンザイでホールケーキだな!
(*´ω`*)イミフby うききききん-
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5.0
頭おかしいんだけど魅力的
ファンタジーな世界に召還される偉人(?)達、人間をぶっ潰したいアノ方の軍団と人間側のドリフターズの戦い。人気のある有名人達に頭おかしい武士、しかし揺らがない精神は魅力的だ。
昭和の漫画の神の香りがする先生、黒の使い方魅せ方が本当に凄くて歴史詳しくなくてもいける。知ってるにこしたこたないが、知ってると更に面白い。
戦争してますから重くなりがちだけど、うまいこと笑いが入ってマイルドに。ちょっと読み手を選ぶかな?とは思うが、是非ともおすすめしたい。
難を言えば筆が遅いのぉ〰️、気長に待ちますよ。by shihirojun-
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5.0
古今の有名人を使った、作者の独自ワールド
和洋古今の有名人達(主に武将)が、死ぬ間際に(←歴史を変えない為ですね)異世界に転送されて、そこには、エルフやドワーフ、竜の他いろんな魔物がいるんだけど、そこでも戦(いくさ)をするという話です。
作者の気に入りの武将達を、作者の大好きなファンタジーワールドにぶち込んで、ぐつぐつ煮込んで作ったような作品です。
転送された人間達は、「漂流物(ドルフターズ)」と「廃棄物(エンズ)」に大別されていて、
「廃棄物(エンズ)」は魔物を率いて人類廃滅をめざす謎の「黒王」の陣営に、
「漂流物(ドリフターズ)」は人によっていろいろだけど、「十月機関」という魔法を使う組織が支援をしています。
主役は織田信長・那須与一・島津豊久の三人ですが、彼らを含め、転送されて来た人達は皆、作者好みに換骨奪胎アレンジされて、元の歴史上の人物とはかけ離れた全く違うキャラクターに変貌しています。…が、独自の個性あふれる作風に迫力と勢いがあって、さほど違和感なく楽しく読めます。
ただ日本勢はともかく、西洋勢はちょっと酷いですね。ボケてもらしてばかりの人の他、体中から炎を出したり雪女になってたり、全く化け物みたいな異常ぶりで、歴史上の人物を思い浮かべずに読んだ方が無難な気がします。(何故か、中国の武将は出てきません)。
非常に独創的でアクの強い作品ですが、信長・与一・豊久のキャラは特に際立っていて、三人のやり取りも楽しいし、彼らの「国盗り」の過程も面白く、攻めて来る「黒王」は長衣に全てが隠れて正体が分かりません。竜に魔物が乗って飛びながら攻撃して来ます。
好みは分かれると思いますが、私は大変好きです。by KUMA123-
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3.0
最初は面白かったのですが
最初は勢いもあり、平野耕太のあの独特の作風もあって面白かったのですが、読み進めて登場人物が増えてくると、ちょっと腑に落ちないというか疑問点が生じてきました。
登場人物達は「漂流者」か「廃棄物」のどちらかの陣営に属して戦う事になっていますが、そもそも何故戦っているのか理由がよく分からない。
体裁としては人類/亜人(+漂流者)vs魔物/怪物(+廃棄物)、となっていますが、戦うのであれば必ず「自分はどちらの陣営に属すべきか」の理由が必要になると思いますが、それを選ぶシーンが無い(選べない?)
EASYや紫に召還されたからと言って、そのままその陣営で良し、と思うものでしょうか。
まあ廃棄物は怨嗟と人格破綻であまりその辺を考えないのかも知れないですが。
漂流者側は人類系に与するから分かるとしても、廃棄物側に付いた人物達はそのまま戦う理由があるのか?
何故、人類/亜人を攻撃するのか。周辺にいる魔物や怪物、黒王を倒しに行けばいいではないか。
「どちらの陣営について」「何の為に」「誰と」戦うのかが読み取れない。
新しく人物が登場したシーンで他のキャラ達が「どっちだ?」「どっちだ!」と漂流者か廃棄物なのかを推し量るシーンがありますが、まさにそうで、その人物はどちらについてもどっちもありな状況下で、何が決め手になっているのかさっぱり分からない。
まあ信長と光秀のように、因縁のある相手と敵対陣営に付いたのだろう、というケースは分かるのですが。
どの登場人物をどちらの陣営に所属させるか、はこの作品の根幹要素だと思うのですが、そこの原理が理解できず、冒頭の「腑に落ちない」結果となりました。
読者として単純に読むならば、過去の英雄/偉人達のハチャメチャバトルで楽しいかも知れませんが、登場人物達の行動原理がだんだん理解できなくなってきたので、途中で読むのを止めてしまいました。by 破軍星-
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5.0
早く続きが読みたい
過去の偉人達が戦う作品って、面白くて好きなのですが、ドリフターズはその中でもイチオシ。
エルフやドワーフ達と今後どんな関係を築いて行くのか楽しみです。土方さんの心情の変化が今後どう影響してくるのかなとか、多聞さんがどうお豊達と繋がっていくのかとかも、気になりますね。
ゲンジバンザイ。by へ~-
2
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3.0
縦スクロールで読むものじゃない
良くも悪くも内容も絵柄もめちゃくちゃです。作者のやりたい放題という感じです。前作ヘルシングが好きなら十分ハマるかと思います。
画力は凄いのですが、アクが強すぎで何がどうなってるのかコマがうるさ過ぎて分かり辛いです。慣れないと苦労します。縦スクロールだから紙媒体なら本来大コマなのに、全て同サイズの小コマになってしまうので、作品の魅力が半減しています。by 石臼-
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5.0
ヘルシングでもそうですが、この作品も独特の線とタッチで描かれて一コマ一コマ思わず見入ったしまいます。
いろいろな国のいろいろな時代の人物達がドリフターズとして登場する設定など、凡人の私には思いつかないものなのでただただ尊敬。
飽きさせないストーリー展開と魅了する一つひとつの表情…素晴らしいです。by 匿名希望-
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