4.0
当時は怖くてちゃんと読めなかった
この外伝はストーリー展開が怖すぎてしっかり読めなかった記憶があり、今回もしばらく購入を控えていましたが勇気を出して読み始めました。
しかし…やはりゾクゾクします。
ル・ルーが出てくるとホッとします。
- 0
この外伝はストーリー展開が怖すぎてしっかり読めなかった記憶があり、今回もしばらく購入を控えていましたが勇気を出して読み始めました。
しかし…やはりゾクゾクします。
ル・ルーが出てくるとホッとします。
絵も美しくてドキドキするストーリーで池田理代子さんの世界が好きです。オスカルとアンドレがいつも一緒にいるのが嬉しい。
ベルばら外伝は本作よりは知名度が低いかもしれませんが、どこでどうなってあんな知識が備わったのかオスカルのお姉様の娘のル・ルーが大活躍するんです
最後の方、畳みかけるように終わらせてるのだけは残念ですが短編で読みやすいし、むしろベルばら本作を読んでなくても楽しめるのではないでしょうか
若い娘をさらってきて、殺して血を飲む貴族の婦人を描いた物語です。実話で聞いたことがあります。アイアンメイデン(血の処女?)など、いろいろ出てきます。
少女時代ベルばら本編を貪るように読んでいました。
その後この外伝を読み本編とは全く異なるテイストのおどろおどろしいこの伯爵夫人の物語に夢中になりました。
このエピソードが史実であると知りエリザベート・バートリーについて調べたりと、さらに自分の中で膨らんでいった印象深い作品です。
池田先生の作品は年月を経てさらに多くの読者に感銘を与えると思います。
全部読みました。
途中からは紙で読みました。
救いのない理不尽なお話ですが、
オスカル、アンドレ、ロザリーの本編と変わらない筋の通った様子や、
元気な姿、活躍が見られてよかったです。
こんなスピンオフがあったなんて!オスカルとアンドレの冒険のお話、面白いです。そしてやっぱり美しい〜!本編のラストが悲しいのでこんなお話嬉しいです。
漫画でも読みました。妖艶な夫人のお話ですが、話の本筋とは違いますがオスカルのお姉さんがとても普通な人でほっこりです。
日本でハンガリーのエリザベート夫人を一躍知らしめたのはまさにこの作品。黒い騎士の話題とかさりげなく本編との関りも匂わせてくれます。犠牲になった女の子たちは本当に悲惨だった。池田先生は当時ルルーをまた描きたいといっていて、本当に描いてくれましたね。
単行本の時からこのストーリーが大好きです。ハラハラドキドキの展開、リオネルの美しさが恐ろしく切ない。