4.0
脇役が悲しい
原作が悪魔の花嫁と同じ池田悦子さん。ストーリーの雰囲気が似ています。見落とし勝ちなのが脇役のかおりさん。あっけなく毒殺されてしまって可哀想でした。
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原作が悪魔の花嫁と同じ池田悦子さん。ストーリーの雰囲気が似ています。見落とし勝ちなのが脇役のかおりさん。あっけなく毒殺されてしまって可哀想でした。
昔読んだことがあり、懐かしさから読み出しました。義親があっさり、娘を愛さなくなるのが、少しモヤモヤしますが、総じておもしろい。
池田悦子さん原作による池田理代子先生の作品です
隠れた名作です
現実離れした話ではあるのですが、出生の秘密がわかった途端に溺愛された両親から手のひら返しで酷く疎まれてしまう妖子さん
ところがネットもない時代にどこから仕入れた情報なのか中学生の子供なのにあの手この手を駆使した知能で危機を乗り越えます。逞しいです。
妖子さんかっけー!
ところが、中盤からは原作者が変わったのではというくらい尻すぼみの展開で復讐とかどこいったんだろう状態でフェードアウトして完結します
なんでや…
最初の頃の勢いはどこへ…
でも途中までは本当に面白いですよ
我が子がすり替えられてて、実子じゃ無いからって12年間育てた娘を「不埒物」「汚らわし」だのって殺そうとする?
悪魔の産んだ子だから?血筋が大事な貴族様だから?
この両親こそが悪魔だと思うわ
妖子が悪事?を働くのも悪事では無く、どちらかと言えば成敗する方に近くて、読んでてもスッキリするのだけど
ドクターが利用した女を殺して、証拠隠滅の為に大事な研究書類をその遺体と共に遺棄してしまう、という妖子の策略はザマアミロと妖子によくやった!と褒めたくなる
悪魔の子(妖子)よりも、人間の方がよほど罪深いよね、と思う
懐かしい絵柄で、楽しめました!本当にお金持ちってこんなんなのかーー?ひどすぎる!本当の娘がいきなり死んじゃうのが可哀想でした。でも、漫画だからこのくらいドラマチックでもいいですね。
現代ならちょっと考えられない問題が題材。
自分の子供だと思って育ててた子が、本当の子供じゃなかったとしても、愛情は簡単に消えないと思います。いきなり殺そうとするこの親も怖い。主人公が悪いわけじゃないのに。本当の子供があっさり死んでしまい、これからどんな話になるのか。
美しい自慢の娘に育てたのに、産院で取り替えられたとわかった途端のこの親ときたら…妖子は恐ろしい娘だけど妖子が恐ろしい娘に変貌したのはこの育ての親のせい。悪役過ぎて物語が幼稚に思えてくる。怖い娘だけど妖子が可哀想でならない。
はてさて最後は…?
初めて読んだのは確か中学生の頃だったと思います。
妖子の魅力にすっかりハマってしまい、何度も読み返した記憶があります。
今読んでも全く色褪せない素敵な作品です。
ベルばら、ナポレオンの話、お兄さまへなど一通り若い時に読みましたが、やはり面白いです。絵も綺麗で見やすい。
池田理代子先生の作品で異色のサスペンスホラー。
妖子という名にふさわしい女の子が不遜な大人たちと戦っていく話でもある。
人の心の醜悪さが少女を美しく変えていく。