プラネテス

あらすじ

2070年代、人間は地球圏を月面にまでようやく押し広げていた。夢とエゴに満ちた航宙士志望の青年・星野八郎太(通称ハチマキ)の成長を軸に描く、「惑う人々(プラネテス)」たちの物語。「SF」を一段階進めた大傑作。2002年度星雲賞コミック部門受賞。2003年にはNHKでアニメ放送開始。そのアニメも2005年度星雲賞メディア部門受賞。同賞の原作・アニメのW受賞は『風の谷のナウシカ』以来だと評判になった。

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ユーザーレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    年齢性別問わずオススメしたい漫画

    初めて読んだのは確か高校生くらいだったと思いますが、30代になった今でも色褪せず「名作だなあ」としみじみ思う作品です。

    「宇宙」「デブリ」という一見すると私たちの実生活からは遠いものを通して、生死や世界の不条理、家族や恋人への「愛」。色んなものを考えさせられ、一種のヒントを与えてくれます。
    作中でも度々引用されますが、本当に宮沢賢治の名作に通じるような、自然への慈しみと尊敬、人間への戒めと愛情を感じます。
    しかもそれらが押し付けがましくなく、ごく自然にストーリーに織り込まれている感じが本当に素晴らしい。

    オススメの漫画を教えて、と言われたら是非挙げたい作品の一つです。
    ぜひ読んでいただきたい。

    by havy
    • 2
  2. 評価:4.000 4.0

    ネタバレ レビューを表示する

    衝撃デビューからの連載、
    技術の高い作画とストーリー構成に
    夢中になりました。

    個人的にはハチマキには尖ったままで
    いて欲しかった気もしますが、
    愛ちゃんによって「愛」に目覚めて行くのも
    ありかなと。

    物静かだけど亡くなった妻への
    熱い愛情を持つユーリ。
    地上に残した家族への思いを胸に
    ぶっ飛ぶフィねーさん。
    飄々としたクソ親父は超愛妻家で良き父ちゃん。
    冷酷さが実は人類への愛につながっていた
    天才科学者。

    宇宙を舞台に壮大な愛に満ち溢れた作品です。

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    コミック手元にあるのに

    こっちでもチョット読んじゃった。
    奥の方からググッと込み上げる熱い気持ちが、ジワジワ感動させる。
    そんな感じの作品。
    愛する人や家族への思いとか、幸せ、自由、信念、正義、葛藤、苦悩
    などなど
    見えているようで見えないもの
    カタチないものへ
    いま一度向き合う気持ちになれる作品なんです。

    一度読んで終わり、じゃなく
    また読みたくなるマンガなんです。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    面白い

    めちゃくちゃ面白いです。アニメもあるんですけど、大筋は一緒です。そして、アニメの方、すっごい傑作なんです。奥深い物語。感動するし、爽やかで気持ちがいいです。そして、この人の作品にはいつも、現代で問題になっている普遍的な問いが描かれます。答えは、まだ出ていない問題です。けれど、本当の正義がどこにあるかは、本当は答えはみんな知っている様な、壮大なテーマです。

    by 匿名希望
    • 1
  5. 評価:4.000 4.0

    ネタバレ レビューを表示する

    面白いです。

    この話に出てくるキャラクターたちはバラ色とは言えない宇宙空間で、エネルギッシュに生きていて読んでいて楽しかったです。

    ただ、この作者の主人公は突然毒が抜けて悟りを開いた高僧のようになってしまうんですよね。
    ここは好みが別れそうなところです。

    • 7

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