みんなのレビューと感想「IS」(ネタバレ非表示)(3ページ目)

IS
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  1. 評価:5.000 5.0

    涙なくして読めません

    インターセクシャルは、正直知りませんでした。心と身体の性の不一致とはまた違う、両方を持ち合わせて、どちらに寄るか分からない。より複雑で、本人にも周囲の人にも分かりにくいもの。

    身近にはいないと思っていただけで、それは気づいていないだけで、もしかしたら学校や職場にいたかもしれない。
    確かに、中性的な人っていました。もしかして、人知れず悩んでたのかもしれない。
    自分らしく生きるとは、万人のテーマで、特別なことじゃない。誰もが自分らしく生きやすい世の中であって欲しいし、私自身も、あらゆる個性を受け入れる人でありたいと思いました。

    by YUME-KO
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  2. 評価:5.000 5.0

    ついつい一気読み

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    ISの医学的な知識はあっても、人としてどう生きているのかなんて考えたことがあまりありませんでした。読み進めて主人公 春 に感情移入していくけど、春の心が男なのか女なのかという概念で考えようとすること自体が違うんだなと思いました。
    このお話が描かれたのは10年以上前で、それからジェンダーについての意識が少しずつ高まってきていますので、ISのみならず、様々な人が一人一人違って生き良い社会になればと思わせてくれる作品でした。

    個人的感想としては、レオンは骨のあるええ奴!
    伊吹くんには一時幻滅しますが、そんな弱さも含めて強くなるための過程なんだなと思いました。

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  3. 評価:5.000 5.0

    白と黒ではなくグレーのグラデーション

    半陰陽と性同一性障害、混同されがちですが根本が違います。
    身体の作りがどちらにも属さず、そしてどちらにも属すのが半陰陽。
    心の作りがどちらにも属さず、そしてどちらにも属すのが性同一性障害。

    作中にあるグレーの濃淡という言葉は、非常にわかりやすく性同一性障害や半陰陽を表しているなと思いました。
    そしてその中で愛を育むことの難しさ、それが叶うことの尊さがとても感動的です。

    私も母親の立場なので、誤解が解けた時は思わずポロポロと涙がこぼれました。
    言わなければわからない。でも言えない葛藤もある。
    思い出しても喉の奥がグゥっと力が入ってしまう。

    無料分はそこまでで終わりましたが、ここからどう進んでいくのか、真っ直ぐに自分の性に向き合うと決めた主人公が最後にどうなるのか、とても気になります。

    絵柄は古いですが、ストーリーは非常に魅力的だと思います。

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  4. 評価:4.000 4.0

    世代によって感じ方が変わるのかも知れない

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    kissに連載していた時読んでいたので懐かしくなり読んでみたくなりました。
    あの頃読んだ時は単純にこういう人もいるんだという漠然とした感覚でしたが数十年経ち世間をあの頃よりはたくさん知って親世代になってから読むとまた感想が全く違うものになるんだなと言うことに気づきました
    ヒロミ編竜馬編は純粋に当人の苦悩を描いていてそのまま読めたのですが春編の誕生から乳幼児期の頃のママの考えが何となく第三者のハズなのに何故か苛立ちすら覚えてしまいました
    と同時に成長の関係上幼いうちにどちらかを決めなければいけない親のツラさよりも大きくなってからの抱える当人の苦労の方が遥かにツラいんだろうなと他人事のようで他人事じゃないなと思わされました

    by 匿名希望
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  5. 評価:5.000 5.0

    おもしろい!

    無料分しか読んでいませんが、ついつい話の中身に引き込まれ、続編もこれから購入して読もうと思っています。私もISという言葉は、この漫画を通じて初めて知りました。その人やその人の家族にはいろいろな思いや悩みがあるのだろうと、涙しながら読みました。いろいろな人間がいる、人はみんな違って当たり前…分かっていても、なかなか無くならない偏見や差別がある現実。本当にもどかしさを感じます。みなが生きやすい世の中に、少しずつでも変わっていくことを願うばかりです。

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  6. 評価:5.000 5.0

    切ない

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    何年か前にドラマで見て知ってはいた。その時は、「もしかして、同級生のあの子はそうだったのかな、だとしたら納得」くらいに思っていた。

    でも出産育児も経験した今は、涙なしには読めない。

    isであることに悩みと諦めとが共存し、仕方がない、普通になりたい、どうしようもないという思いを抱えながらなんとか社会に適応してきた主人公たち。ところが、どうしようもなく自分の性に真正面から向き合わなければならないのが、好きな人ができた時。

    思春期の春君の話はとても複雑で、只々、苦しい。ありのままの自分でいたい。でもありのままが何なのかさえわからない。自分のことを知ってほしい、でも怖い。

    2000人に一人の割合。今までの人生できっとどこかで出会っている。LGBTの方も含めて、理不尽に傷つけられることがないよう、彼らが堂々と生きていける世の中になることを願う。

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  7. 評価:5.000 5.0

    正直、この漫画を読むまで、ISのことを全く知りませんでした。もしかしたら、世の中の性同一性障害だと自分で思っている方の中にも、子供の頃に、知らないうちに手術を受けている人がいたりするんじゃないでしょうか…
    確率的には、間違いなくこれまでの人生の中で、出会っているはずなのに、こんな苦しみを上手に隠して生きている人がたくさんいるのかな、と思うと、知らないままではいけないな、と感じました。
    ほかの障害も同じく、なんとなく大変なんだろうな、と思ってはいたけれど、かなり踏み込んだ感情が表現されていて、本当に読んで良かったと思える作品でした。

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  8. 評価:5.000 5.0

    読んでよかった!!

    ISについては“身体がきちんと男女に分かれていない”くらいの認識だったので、この作品に出会えていろいろな事が知れてよかったです。
    “自分の子どもが性同一性障害だったら”は考えた事があったのですが、この作品を読んで妊娠中の今は、一応性別はわかったものの、生まれてみなきゃ本当の本当まではわからないんだなと思いました。
    性同一性障害や発達障害の認知の広がりと同様に、IS の事もたくさんの人に知ってほしいです。

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  9. 評価:5.000 5.0

    皆に知ってもらいたい‼

    2000人に一人ですよ⁉決して珍しい事じゃないんです。

    公表してる人がなかなか居ないし、周りに居ても見た目じゃ分からない事がほとんどだから本人達もあえて言わないし…

    春のように公表して学校にも理解を求めて…なんて環境はホントに恵まれていて…

    私の元カレもISでしたが、外見も精神も男性ですが、下半身にあるはずのものが…体内に女性の臓器と共にある…ホルモン治療の為産婦人科に通ってました。

    3年同棲しても、子供が作れない、そもそもHが出来ない、相手の親の過保護、相手の田舎へのリターンなど色々あって結局別れました。

    彼は周りに公表していなくて、付き合う前にカミングアウトされました。
    彼を理解するために色々な本を読んだ中にこの作品がありました。
    彼を私に紹介してくれた方も事実を知らなかったので、別れた時には「何で⁉同棲までしたのに‼」って驚かれましたが、真相はやっぱり言えなかった…

    わかって付き合ってもうまくいかなかった…今でも彼とは連絡を取るお友達ですが、私は別の方と結婚して子供にも恵まれましたが彼はまだ独身です。

    いつか全て受け入れ、共に乗り越えられるパートナーに出会って欲しいと切に願ってます。

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  10. 評価:4.000 4.0

    IS知りませんでした。

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    偶然に、目に止まり何となく読み始めました。
    ISという言葉初めて知りました。
    先天的に、生殖機能に欠損している症状があって産まれる人がいる事は知っていましたが、戸籍から始まり成長と共にこんなに壁があるとは、想像も出来ませんでした。
    まだまだ、認知されるには問題が山積みでしょうが、もし自分がこの問題を抱えている人に出会ったら、、寄り添えるのか、考える機会となりました。本当に衝撃の内容でした。

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全ての内容:全ての評価 21 - 30件目/全770件

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