4.0
話としてはおもしろいが
女性について男性が「こうだったらいいなあ」という夢物語で描かれすぎでそこが☆1つ減点。たしかに島耕作は魅力的だし、いろんな意味でイイ男であることは認める。でもね、女性がみんなああやって彼に抱かれたがってるってのはどうかな?特にひどいのはツアーコンダクターをしてるときに部屋に入ってきた巨体の外人女性さん。はっきり言ってありえないでしょ、彼女にとって島が男性的魅力に満ちてる?まさか。ちょっと女性のことをばかにしてるなあって思いました。それから「明日に向かって撃て」と形容された男2人・女1人の恋人関係(島にとっては愛人?)最後の話のしめくくりにも「はあ?」です。漫画だから、と自分に言い聞かせて読んでますけど(苦笑)ちょっとご都合主義。まあ昭和男の作家先生の人生観(女性観)なのでしょうねえ。その意味で皮肉ではなく勉強になります。女性漫画(ハーレクイン的な)もまさしく女性の夢物語ですからねえ、とここで気づかされたのでした。
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