【ネタバレあり】女王の花のレビューと感想(3ページ目)

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  1. 評価:5.000 5.0

    泣けます!

    およそ姫らしくない姫さまと、異国の地からきて一緒に育った男の子との2人だけの強い絆が、物語の端々で読みとれて涙が出てきます。命をかけて姫さまを護り、お互いに信じあい同じ望みを持ち、愛し合い、死が2人を引き離してもなおお互いに信じ続けるその絆に、涙なくしては読むことができませんでした。

    • 13
  2. 評価:5.000 5.0

    感動です

    主人公が、不遇な扱いを受けているのに
    明るく前向きで強くて優しいのが不憫で、でも救われます
    薄星が、そんな主人公が強いのは知っていても、辛い思いはさせたくないといった場面は感動しました
    ラストはハッピーエンドともとれますが
    フィクションなんだから、
    やっぱり二人には確実に一緒になって幸せになって欲しかった
    女王になった亜姫は聡明さだけが残って
    可愛らしさや愛くるしさ、明るさが無くなっていて切なかった
    薄星の遺体はあがってないのだから
    どこかで生きていて
    亜姫がしわくちゃになってからでもいいので
    ある晴れた日に千年の花を持って迎えにきた
    というラストにして欲しかった
    特装版をめちゃコミでも扱って頂きたいです
    仕方無しに、
    二の姫物語を読んで
    ハッピーエンドに心の傷を癒してます

    by 匿名希望
    • 7
  3. 評価:5.000 5.0

    王家に生まれた過酷な運命

    正妃の姫でありながら、第2王妃の権力に押されて立場が弱いアキ。それでも病弱な母と、お付きの薄星と慎ましく暮らしていた。しかし、あきの身代わりとなった母が暗殺され、あき自身も命を狙われ、戦いを決意せざるを得なくなる。数少ない味方に学問をつけてもらい、対抗する力を養うあきだが、王家の運命は過酷すぎて…。
    一度は憧れる姫だけど、人として生きられない残酷すぎる身分だと思った

    • 7
  4. 評価:5.000 5.0

    涙無しでは読めません!

    最高でした。外見がアジア人と違う異人というだけで幼少時代から虐げられてきた少年、薄星と王室の長女に生まれたけど後妻に国を追放されてしまった亜姫。二人は小さい頃から兄弟のように二人きり一緒に差さえあい生きてきたお互いだけが唯一無二の存在でした。でも立場の違いから現世では絶対一緒になれない、姫と従者。亜姫はとても真の強い女性、薄星は亜姫を自分の命より大事な程愛し、最後、亜姫の願望を叶えさせる為に自分の命を落とします。この時、薄星はかなりの剣豪だったので、あの腕の毒が抜けきれている状態だったらどうだったんだろう、と悔しくて堪りませんでした。薄星が死ぬシーンは私的にかなり引きずり1週間位放心状態になってしまいました。でも「再会(じゃあね)」と落ちていった時の薄星の顔は「少しの間だけだよ」と言っているように見えましたが私はあの時の薄星の顔がずっと忘れられません。そして数十年後、全てをやり終えた亜姫の死ぬ時薄星が約束通り迎えに来ます。笑顔で旅立った二人は現世では決して一緒にはなれなかったけど後生ではもうずっと永久に一緒なんですね。でもやはり現世で二人は一緒になって欲しかった、亜姫の願望は叶えたけど、薄星の願望(亜姫とずっと一緒に生きたい)という望みはかなわなかった、それでも薄星は悔いは無いのかな。でも全てをやり終えた亜姫も最後最愛の薄星がそばに居ず空っぽになってしまった。あまりにも残酷過ぎです。薄星の生きざま、男気に涙無しでは読めませんでした。でも薄星は現世では亜姫と一緒になれる事は無いのは十分過ぎる程わかっていたんでしょうね。短すぎる程の一生でしたが唯一自分を受け入れてくれて理解してくれて愛してくれた相手、そして自分の命より大事な相手に出逢えた薄星の一生は私には酷すぎると思いましたが薄星は満足なのか
    な 最後の顔には微笑みすら浮かべてたようにも見えました。
    この作品は少女漫画の粋を越えたと壮絶な中国の戦国ラブストーリーです。
    ずっと二人を支えサポートし続けた最高の男、青撤。この人もの人生も薄星とかぶりました。が青逸共に最高でした。
    とにかくまだまだ感想は書ききれ無い程です、が、最高に涙し考えさせられる奥深過ぎる作品でした。作者様、本当に有難うございました。

    • 6
  5. 評価:4.000 4.0

    ラストだけ残念

    ラスト以外は非常に感情移入して入り込んで読みました。
    全体的に非常に面白かったし、人物の感情表現も豊かで、少女漫画にしてはリアリティもあります。
    残念なのがラスト
    女王となってから後、逝去?までの経過が端折り過ぎでは。
    後継者をどうしたのか、その点の解決をしないままに千年の花を飲んだら、国が乱れるのは必定。
    後継者を決めるなり、意思に反しても子を成し教育して譲位してからの方が、亜姫の性格的に納得がいく。
    一気読みする程面白かっただけに、ラストだけが残念でした。

    • 7
  6. 評価:5.000 5.0

    せんねんのはな、せんねんのはな

    最終話まで読み切ってから、第一話に戻って読んだら…叶ったんだねって言いたくなりました。
    幼い薄星の拙い願い事から始まって、2人で少しずつ願いを重ねていった優しく辛く切なく温かい話でした。涙無くして読めなかったです。
    最後、心は薄星が、身体はジャハルが、王宮から連れ出し何処かへ連れて行ってくれたんだと、信じています。姫様を深く愛して最後の約束を絶対叶えてくれたと思うから。全てからの解放。そしてただの2人でいることの願い。
    でも、やっぱり、生きて悲しい別れはないほうがよかった。辛い別れを経験しないでほしかった。ただただ2人でいて、2人で旅立ってほしかったと願ってしまいます。

    • 4
  7. 評価:4.000 4.0

    結局この二人

    最後、結局この二人は今どこに?
    最後がいきなり小さい頃の絵に戻るから、読者側が感傷に浸ったり、不安になったりして、、魂が揺さぶられるんだと思う。

    ハクセイかなりイケメンで、まあ他もイケメン揃いだし、主人公やハクセイの葛藤が分かりやすく、共感を得られるように描いてあり、良かったです。ラブストーリーが始まるまで長くて、ちょっと大変でしたが、そして、始まってからも辛い事が多くて、まあ、だいたいの方には消化不良で、読後感は良くないだろうな。でも、王の気持ち、兵隊の気持ち、色んな人の感情がそれぞれの立場で知れて、なんか為になる物語です。

    • 5
  8. 評価:5.000 5.0

    涙が止まらない

    かなり長かったですが一気に読みました。
    というか、手を止めることが出来ませんでした。
    何となく、幸せな終わり方じゃないかもと察しながら読んでいましたが辛すぎます。
    これが2人にとっての幸せだと言うのなら悲しすぎます。後半はずっと涙が止まりませんでした。
    みんな幸せになって欲しい人達は、みんな私にとっては悲しい終わり方ばかりでした。
    でも1度だけでも2人が本当に結ばれてよかったと心から思います。
    正直喪失感が酷く、読み返すことは難しいです。
    けれど大切な作品に出会えました。
    こんなに心が打たれた作品はありません。

    by 岩山
    • 4
  9. 評価:5.000 5.0

    女王の花

    お家時間の楽しみとして、久しぶりに漫画にハマってしまいました。絵もキレイで、コマ割りも見やすく、何よりもストーリーがどんな人にも分かりやすいという点だけでも一級品だと思います。その上、全てのキャラが魅力的で、一難去ってまた一難の状況を主人公の亜姫の勇気と知力、ナイト役の薄星の強さと献身的な愛で乗り切っていくところがなんとも小気味いいです。ただ、薄星が毒を食らうあたりから、無敵であった薄星の不幸が見え隠れし、これはきっとラストまで持たないだろうという予測がたって、読み続けることが怖かったです。この話は二人が結ばれたら、甘いし、このラストが一番いいだろうけど、切なすぎて読後があまりよくありません。そこで、私的な考えのラストを二つ。一つ目、亜姫が女王としての役目を果たした後、実は生きていた薄星が遠くに立っていて、亜姫がそこに向かおうとする。作者は薄星のラストは描いてなかったので、そういうのを期待していたのですが⁈ 二つ目。亜姫は薄星との子供とともに女王として豊かに過ごしていく。
    まあ、あくまで個人の願望です。
    でも、とにかく久しぶりに夢中になれた素晴らしい漫画でした。随分、課金しましたが悔いはありません⁈

    • 4
  10. 評価:5.000 5.0

    引き込まれました。

    1話の出だしの一コマで亜姫と薄星は結ばれないんだとなんとなく分かりましたが、無料話から最後まで読み切らずにはいれませんでした。

    予想通りハッピーエンドではありませんでしたが、数十年の愛より、永遠の愛を選んだ2人は間違いではなかったのではないかと思います。
    悲しい別れではありましたが、最後に心と身体が通い合って良かったです。
    このシーンがなかったらそれこそ悲し過ぎました。

    2人以外の登場人物もそれぞれ印象的で、亜姫を虐げてきた王たちや、裏切りや腹黒さ満載の家臣たち、この物語の最大の悪である亜姫の敵である土妃でさえも、最後はカッコ良く描かれているように思いました。そこもまたこのお話の素晴らしさだと思います。

    とは言え、薄星が亡くなり、亜姫は孤独な女王で歳を取る、、、と言う結末は、例え夢の中で薄星が亜姫を迎えに来るという最後であっても切ないです。
    戦いが終わった後、実は薄星は生きていて、女王になる前の亜姫を迎えに行き、2人で西の国に逃亡(旅立つ)し、幸せな暮らしをする、、、なんていう続話?も期待してしまいます(笑)

    by yaayaa
    • 3
ネタバレあり:全ての評価 21 - 30件目/全1,191件

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