みんなのレビューと感想「女王の花」（ネタバレ非表示）

名作です！切ない純愛戦国物語

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戦国の時代に生き、国を背負う姫がヒロイン。そして幼い頃から変わらない姫を愛する薄星。2人の純愛は物語の始めから最後まで変わりません。本当に心が揺さぶられた作品でした。
身分の違いからたとえ薄星が生き残っても離れ離れになる2人。薄星に生き残って欲しかったと最初は思いましたが、薄星が命をかけてヒロインを守る最期、とても切ないですがこのストーリーで良かったと思います。最期までヒロインの側にいた。かっこよすぎです。
そして、国を繁栄させたヒロイン。でも願いはただ１つ、女の子として薄星と新たな旅立ちをすること。ヒロインの最期も涙いたしました。2人の死だけ姿形が残らない。なんだかそこに読者が想像力を働かせて余韻を感じられる、そんな作者様の優しい計らいを感じました。千年の花、ヒロインの心の支えになったような気がします。伏線も見事。周りの人の関わりも涙です。
名作です。心洗われる作品に出会えて幸せです。原作を忠実に再現した映画を見たいです。

王道と侮るなかれ

無料分だけ読むつもりが気づいたら最終話まで読んでしまいました…

身分違いの恋、すれ違い、それを自然と組み込ませる話作りや世界観、政ごとの情勢など、事細かに組み込まれていました。

同時に進行するストーリーにハラハラしながら、何となく展開は予想できてもどうしてもそうあって欲しくは無いと願わざるをえない心情操作に作者様の手腕を感じました。

出てくるキャラクターも皆魅力的で、彼ら一人一人が必ず何かしらの役割を持っているので、不要なキャラクターがいません。多分。

何度泣いたか分かりませんが、誰しもが一生懸命自分の大切なもののために生きていたお話でした。死への悲しさだけでなく、同時に生き方について考えさせられ、正しさは１つでは無いからこそ生きる難しさを実感します。

普段レビューとかしないので支離滅裂な内容かもしれませんが、書きたくなってしまうほどに、私にとって素晴らしいお話でした。これを読んで、この話を読んでみたいと、私と同じ様に1人でも多くの方がこのお話を胸に残して下されば幸いです。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

全話読む覚悟で…でも後悔はさせません！

私も無料3話読むだけと手を伸ばした１人ですが…一気に全話読んでしまいました！いえ、読まずにはいられないほど心が引き込まれる物語です！

舞台は中国をモデルにした架空の4大国の覇権を廻る歴史ストーリー！正統な王族の血を受け継ぎながらも乱世の様々な策略に翻弄される美しき姫、亜姫とその忠実な護衛の薄星。しかし次々と襲い掛かる残酷な運命に立ち向かう事で共に助け合い、傷付け合いながらも成長を重ねていく様は胸を打つものがあります。さらに亜姫を取り巻く者達の識られざる愛情も涙なしには見られません…。

そして気になる亜姫と薄星の禁断のラブロマンス！！女なら誰しも自分だけを護ってくれる騎士(ナイト)を夢見るのではないでしょうか？薄星の騎士っぷりは胸がキュンキュンしっぱなしです！！2人には現実的ではないでしょうが…ハッピーエンドを望んでしまうのが庶民である私という人間の性でしょうか。

計略も二転三転するので今後の展開に期待が高まります！父である国王、故国からも疎まれ、世界から虐げられた者同士の逆転劇をとくとご覧ください！！

切ない…

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大好きです！

恋愛ものとしては…切ないけれど

国を思い民の為に尽くした女王…

はじめは、母親の復讐を生きる力としますが…

民を戦いのない生活へと導くために小さな少女は、強く美しく成長していき…

最後は、涙なくては…

でも、女王としてではなく…一人の女性としての死を選び…最後に迎えにくるとは思っていたけど！！

やっぱり、泣けてしまいます。

これは…ﾊｯﾋﾟｰｴﾝﾄﾞでいいのかな。

生きて結ばれることが難しいのは、はじめからわかっていたけど…

それでも、生きて二人で歳を重ねてほしかった…

怒涛の全話読み

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一気に151話まで読んでしまいました！
こんなに惹き込まれる漫画は初めてかもしれません。
先が気になるストーリー展開、それぞれキャラクターがしっかり立っていて、何が起きているかもわかりやすい。
各話の最初のページの意味深な言葉と絵に、今後の展開の妄想が止まりません！
主人公の感情がうまく描かれていてすごく伝わってきてしまうので、いろいろな場面で自分も一緒につらさを味わっています。
あの人が亡くなった時はわたしも死ぬほど辛かった...。時間よ戻れと本気で思ってしまいました。
読んで損は無いです。
はやく続きをお願いします！！

いい！

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すっごく面白かった！
ハッピーエンドととるか、バッドエンドととるかはその人次第。
亜姫と薄星の関係に涙が出ること間違いなし。
個人的には隗旦がどストライクで大好きなので薄星亡き後は女として隗旦と幸せに…なんて思ったり。まぁありえないとわかってはいましたよ、ええ。
ただの恋愛物ではない。きゅん、はしない。ぎゅーっとはする。隗旦大好きな私は隗旦の発言と行動にきゅんとしたけど。笑
平和主義王子(の母親)と聡明な姫の王位争いの話。でもそれはただの結末で、過程に様々なドラマがある。それぞれの国と人の想いが深い。故に読者が心臓をえぐられる。切なすぎる。
亜姫と薄星の恋は残酷に終わる。それでも亜姫は迎えを待ち、千年の花を信じ続ける。
泣けます。
私が亜姫ならとっくに隗旦に嫁いで荷を下ろす。大好きだからとかではなく。笑
本当にそれくらい亜姫の背負った物は大きく重い。読んでるとひしひしと伝わってきます。作者さん、上手いです。
きゅんきゅんだけの漫画に飽きてきた人にピッタリ。是非読んでください。

ずっと心に残って世界から抜け出せない

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気軽な気持ちから読み始めたら、最後まで一気に読んでしまいました。
物語は三国志みたいな時代の、不幸なお姫様が国の女王になるまでの一生のお話。
戦や陰謀で、周りの大切な人をどんどん失いながらも、幼い頃から一緒に育ってきた従者と乗り越えて、味方がどんどん増えていく。
最後の最後でお姫様を守るために従者は死に、その人の形見を大切にしながら女王として国を平和にする。
誰にも心が動かないまま、互いを愛し、死ぬときまで一筋でいる二人に心が張り裂けそうになりながら読みました。読み終わっても何度も読み返してしまって、ずっと世界観に浸ってるような感覚です。

面白いです でもとても切ない

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亜妃と薄星の恋の結末。私には切な過ぎて納得出来ない。これをハッピーエンドとは思いたくないです。歴史ものが好きで色々読みましたが久しぶり切なくて泣けました。
でもとてもいい作品だと思います。どんな魔法なのか、千年の花を本当に見つけたのか、亜妃と薄星がその世界で永遠に幸せであり続けることを願ってやみません。
番外編でも何でもいいからその後の2人であったり、幸せな時間を過ごす2人だったりを描いて欲しいです。

古代中国の大河ドラマを思わせる

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勢力図や家系図、陰謀に野望、虐げられし者や見捨てられし者、忠誠心強し者に尊き志を持つ者、商人の逞しさ、権力者の さもしさ、孤独、戦と和睦、栄枯盛衰。過酷な運命を背負い、乱世を生き抜いた女王のお話。

少女から女性へ。知恵と胆力で切り抜けていく様に 胸のすく思いで読み進め、理想を掲げ、立場を見失わず生きる様子に切なさが滲み、恋愛要素はあっても、報われない想いに歯痒さを感じました。

画力も申し分なく、ストーリー構成に至っては、かなりの歴史好きかと、読み応え有り。

しかしながら、この結末は！ 私には哀し過ぎました。確かに、薄っぺらなハッピーエンドには出来ないストーリーでは有りますし、「女王の花」の奇跡も絡めないと終われないかと思いますが。それにしても、なんとも救われないあと。次の章に入って超長編になっても良いから、別の終わり方は無かったのか、と‥諦め悪くてすみません。

この二人の幸せを願わずにはいられない

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無償分だけにしようと思ってたら最後まで読んでしまいました。

スケールも大きく、この物語の世界観や主人公の亜姫と薄星の深い信頼と愛に満ちた絆の身分違いの恋愛、周りの人々の人間模様や、はかりごとや裏切りなどが折り重なって深みのある作品です。

王族、特に王様になる人間の苦悩や厳しい現実が二人の前に断崖絶壁のように何度もそびえ立ちますがその度にお互い無二の二人の奮闘が心を揺さぶります。

最後までハラハラドキドキしました。
涙が止まらないときもありました。
この二人の幸せを願わずにはいられない気持ちでいっぱいです。

お薦めです。