【ネタバレあり】初恋をこじらせた国王陛下の愛し方がおかしいのですがのレビューと感想

貴公子なのに変態な王太子の一途な愛

最後まで読みました。
このお話のミソは、貴公子なのに、ヒロインに変態な愛情を向け続ける王太子（後に国王）の片思いっぷりでしょうか。自分のせいで、無実の罪で修道院に10年間いた元婚約者ヒロイン。
彼女となんとかつながりをもつべく、彼女の叔母の名前を使って文通したり、日記をこっそり読んだり、修道院長を丸め込んで、ヒロインの私物を集めたり。その私物コレクションで自◯しちゃったり。
変態的執着のお話ですが、何故か気色悪くはなく、作品全体にもほんわかした雰囲気が漂います。

婚約解消したのにまた婚約。

父が毒をもったと濡れ衣をきせられ、ヒロインは修道院に送られた。
何年もたった頃、犯人がわかり、戻ることに。
迎えにきたのは勝手の婚約者だった…

犯人がわかっても主人公、腹が立たないんだ？？
のんびりしてる？
すみません。え？？って思ってしまって。
父親散々な目にあっているのに？？
婚約解消させられてるのに、また婚約？
今更…って思ってしまった。王様に言われたら拒否権はないんだろうけど。
解消された理由はまだ分からず。

無料分だと色々と明かされてはいないけど、今後読んでも幸せな展開でも喜べないなと思ってしまいました。
ここで終了にします。

なかなか拗らせてるけど、面白いです。昔の婚約者が助け出してきてくれたところがいいですね。今後も楽しみです。

紳士なのでまぁいっか

ローランは無罪のエルゼの父親のことで自責の念があり、修道院にいるエルゼと刑務所にいる父親を助け出そうと尽力し、エルゼと無事結婚。10年間エルゼは修道院にいたので、恋愛ごとに疎く無知なのが可愛くておもしろい。ローランも優しく色々教えてあげるし、エルゼの気持ちを確認しながらで無理強いはしないところがいいなぁ、と思いました。でも１１話ではエルゼへのストーカーちっくなところが分かり…。ちょっと引くところではあるけど、紳士的だし、エルゼを助けるためもあるので、まぁいっかなー。