【ネタバレあり】あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。のレビューと感想

泣きました

小説も読みましたし映画も見ました号泣でした
叶わない恋が切なすぎる彰は死を覚悟していてでも百合は彰のことが好きで彰も百合のことが好きで、両思いだったのに戦争で叶わないというのがすごく悲しかった

百合推し

親に反抗したくなる気持ちわかるわ〜
警官に楯突くとか私絶対できない👀‼️
戦時中だから尚更怖いんだろうな😱
でも百合は立ち向かった！

素敵な作品。

何気なく、検索したりしていて、偶然見付けたのがこちらの作品です。
自分の好みかどうか？が分かるのが、絵が綺麗でストーリーも読んでみて感情移入が出来る事。
この作品は、どれも、私の好みに当てはまってました。
現実にはあり得ない、1945年6月にタイムスリップしてしまった14歳の女の子、百合(ゆり)。現代ではイライラして、生きて行く意味さえ不明だった日常。
ひょんな事から、戦時中に来てしまい、体調を崩していたが、20歳の特攻隊員の彰(あきら)に助けてもらい、食堂のツルさん宅に住み込みで働く事に。彰や他の特攻隊員の人達とも打ち解け、なぜ、こんなに良い人達が特攻しなきゃないのか？と悩みます。
普通はそう思うけど、特攻隊員の人達は、お国のために散る覚悟が出来ていると言われます。
そんな事を言われたら、何も言えなくなってしまいますよね。
百合は、何回か彰に助けられて、会って話すうちに、彰の事が好きになって、特攻で出発する前夜、百合の花が咲く場所で告白して、出発を止めようとするけど、もう覚悟が出来ているからと断られます。
彰が百合に、最後に俺のわがままを聞いてくれないか？と言って、百合にキスをするシーンが切ないけど、素敵でした。
結局、彰は出発してしまうけど、彰とお別れした後に、百合は現代に戻ってしまいます。
学校の社会科見学？で、特攻隊の記念館？に行き、特攻隊員の遺書と写真を見て、やっぱり夢ではなかったんだと再確認します。
百合が、石丸さんの写真と遺書を見てから、彰の写真と遺書を読んだ時に、彰がどんなに生きたかったか。百合を愛していて、一緒に暮らしたかったか。を知り号泣します。私も読んでいて泣きました。
戦時中の特攻隊員の人達は、どんな気持ちで戦地で散って行ったのかが分かったような気がしました。
戦争は二度としてはならないと改めて思いました。
長文になってしまいましたが、最後に、百合が学校で彰に似ている転校生の男の子と出会ったところが唯一の救いで、きっと、彰の生まれ変わりじゃないかなと。何かが始まりそうな結末でした。素敵な作品だったので、続編か番外編を希望します。
あと、今、実写映画化されているので、是非、観たいなと。本当に素敵な作品をありがとうございました。

映画につられ

ついつい完読。
しやけど、作中の第二次世界大戦終戦前での有り得へんパラレルワールドやのに、泣いた(;_;)

百合ちゃんと彰くんの時を超えた純愛❤

個人的に特攻隊にめちゃめちゃ思い入れがある身としては、こんな話もあってええんちゃうか？と言いたい。

久しぶりに知覧の特攻基地を訪れた時、号泣してタオルがグショグショになった事を思い出した作品。

この時代があったからこそ、今の日本があるのは揺るぎない事実。

そんなこんなを実感させてもらいました👍

涙止まらない

愛した人に二度と会えない。
昨日まで元気に生きてた人がいなくなってしまう。
そんな世界経験したくない。
だけど主人公にとってはプラスになることも多かったと思う。
遺書は妹に宛てることもできたのに、百合宛てっていうのが余計に切なかったです。

過去から現代へのメッセージにも思える深くて愛情のあるいいお話し。未来ある若者が国を思い命を捧げる。でも本当の気持ちは 愛する人を守る為に戦った。主人公の投げやりな人生に光を与えた感動のお話しでした。命とは尊いなと改めて考えさせられた作品です。

(T_T)涙が出ます

最初は、主人公のことをつんつんした子なんだろうとおもって読みましたがすべて読み終えて涙でした。

戦争のさなかでの純粋な恋愛を
上手に表現されなおかつ美しくはかなく仕上がった作品だと思います。

とてもよいお話でした。

空襲とか終戦の日とか未来を知っているからもう少し何とかならなかったのかなぁと思ってしまったけど、中学生だから仕方ないのかな…もっと長いと思ったらあっさり終わりだったのも意外でした。悲しいお話だけど良いお話だと思います。

これは、映画を2回も観に行くほど、大好きな作品です。切なすぎて胸が苦しくて、どうしようもない。
戦争は、誰も幸せになれないという事を改めて実感する作品です。

映画からきました。人を想う情熱的な恋とはまさにこの物語だと感じた。ファンタジーな部分はあるけど、時代を超えてまた巡り合うと願ってならない。