【ネタバレあり】花の慶次 ―雲のかなたに―のレビューと感想

名シーン揃い

慶次が単なる傾奇者ではなく風流人＆いくさ人なのが良いのよね。
秀吉への命懸けの謁見は最初から最後まで屈指の名シーンだった。

やはり

おもしろい。慶次の生きざまかっこよすぎ。昔文庫本で何回も何回も読んだけど、また何回でも読めちゃう漫画ですね。

推しはやっぱり直江兼続

原作の小説も読んだけど、漫画はかなり変えてあります。琉球のあたりとか。
荒唐無稽だけど、単なる荒唐無稽な歴史物、ってだけでは、三十年間愛され続けていまだにこんなに人気があるということはありえない。原作者と漫画作者の美学がそこにあるんだよね。信長がカッコイイのは当たり前として、サルこと成り上がりヒヒオヤジの秀吉もめっちゃ男前なとこ見せます。またこの漫画は男達の舞う姿がカッコいいのね。秀吉の所望に応えて「さればひとさし」と立ち上がる家康！祭の太鼓をバックにした直江兼続の男っぷり！何もかもふっきれた捨丸が生き生きと踊る「幸若」！能舞台に現れた華麗なる刺客・風魔の小太郎！琉球の美少年の三回転！あと、慶次がお父さんへのはなむけに、雪の中で舞った能姿がとてつもなく美しかったなあ。

利久

連載当時に何気無く読み通してたエピソードだが、20年以上年老いて読み返すと、表舞台には知らされ無い利久とお春の情愛が涙物です。

黒王！？

松風は、さながら黒王号の生き写し。
久しぶりに読んだら懐かしくなって来ました。
実在の人物の話なだけに、やっぱり面白いですね！

やっぱ名作です

原作の小説が好きなのですが、良い具合に小説をなぞりつつも、オリジナル要素やデフォルメ要素が引き立ちます。ただ、主人公とその周りの人物がほぼ不老状態なので、そこだけ不自然に感じます。

すごい

凄い作品としか言えません。こんな破天荒な傾奇者！慶次がほんとにかっこいい！大迫力の絵も臨場感たっぷりでたまりません！

とりあえず無料分まで。
前田慶次、この作品で名前を知りました。実はあまり史実が無いとかなんとか？本当のところどうなんでしょうね？史実にそったストーリーも面白いですが、結構自由に描かれた作品も面白いもの。こちらの作品も文句なく面白いです。利家の情けなさにはちょっと苦笑いものでしたが、慶次は勿論、慶次と心通わす方々も魅力的。戦国の世でいくさ人として生きている方々のその芯に触れて感動する場面もありました。

兄貴の部屋で単行本を見つけ、何これめっちゃかっこいい!って読みました！戦国時代を描いた漫画でこれ以上のものはありません！！！！

パチンコからきました

パチンコで気になって読んでみました。そのまま破天荒キャラなんですね。みんなデカくてなんだろう笑っちゃダメなんでしょうけど笑