薫る花は凛と咲く

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あらすじ
とある場所に、隣接するふたつの高校がある。バカが集まる底辺男子校・千鳥高校と、由緒正しきお嬢様校・桔梗女子。そこに通う紬 凛太郎と、和栗薫子が出会い…。“近くて遠い”二人が織りなす、鮮やかな青春彩る学園物語!!とある場所に、隣接するふたつの高校がある。バカが集まる底辺男子校・千鳥高校と、由緒正しきお嬢様校・桔梗女子。強面で物静かな千鳥高校2年・紬 凛太郎は、実家のケーキ屋の手伝い中にお客として来ていた少女・和栗薫子と出会う。薫子との時間を心地よく感じる凛太郎だったが、彼女は徹底して千鳥を嫌う桔梗女子の生徒で……!?
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みんなのレビュー
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5.0
おとこのこの夢、詰まっています
凛太郎と薫子の関係は、さしずめのび太くんとしずかちゃん、あるいは和泉くんと式守さんといったところか…。世間的には残念な男子が、なぜかしらハイスペック女子に愛されまくるという男の子の夢、詰まっています。
少女漫画だと、平凡な女子がその内面の豊かさ故に、王子様男子に溺愛されるというシンデレラストーリーが鉄板ですが、こちらは、その逆バージョン。お嬢様学校に通っていて、可愛くて、頭が良くて、ちょっぴりズレていて、その上性格もよいなんて、現実にはいないいない。そんな素敵な子が、地域の鼻つまみ高校に通っていて、強面で、万年赤点予備軍で、金髪ピアスで、不良と思われている男子と友達以上になるなんて、99.9%あり得ない!だからこそ、凛太郎その人を見て、誠実に付き合おうとする薫子ちゃんの存在は、リアルな一般女子に対して夢をもてない男子に残された、最後の希望ともいえるのでは?
タイトルの「薫る花」は薫子のこと、「凛と咲く」は薫子の揺るがない態度、生き方を表していると同時に、「凛太郎とともに花開く」という意味も掛けているのでしょう。綺麗事だけでは済まされないこの世の中、二人にも多くの分岐点が待っていると思いますが、男の子の夢だけではなく、大人の夢も叶えてくれることを信じて、この二人と素敵な仲間たちを応援していくつもりです。by Mayaya-
44
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5.0
心温まるお話です
配信分読みました。
ヤンキー高に通う強面でも優しい凛太郎くんと、お嬢様高に通う明るい薫子ちゃん、この2人の心優しいお話です。
互いに嫌い合う高校だけど、体裁や外見でなく中身で好きになったところ、お互いそれを分かっていて不器用ながらもきちんと言葉にして相手に伝えるところが、涙なしでは読めません(笑)
もう何度も泣きました(笑)
凛太郎くんや薫子ちゃんの友達の友情も描かれていて、それぞれのキャラクターに焦点をあてて、その子の心情なども丁寧に描かれているので、感情移入しやすいです。
高校生ながらの不器用なところもあるけど、みんな良い子ばかりです。
後半に進むにつれ凛太郎くんの両親の話にもなりますが…子を持つ親としての心配と成長の喜びのところで、そこも目頭が熱くなって涙しますね(笑)
52話の「薫子と凛太郎」を読んでて、1~3話の「凛太郎と薫子」に繋がるんだなと思いました。
1~3話は凛太郎目線の話、52話は薫子目線の話、この時この場面でこんなことをお互い思ってたんだなぁと思うと、自分の中で感動して、それでも飽きずにまた全話読んで楽しんでます!
まだまだ話途中なので、これからの2人の話、友情、進路、学校問題などなど楽しみにしてます!
文句なしの☆5です!
あと、少女マンガかと思って読み進めてたけど少年マンガでした。
ぜひ男女問わず読んでほしい作品です!!by ちゅぱみ-
13
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5.0
NEW出会い
彼女は、ケーキが好きな素直な女の子です。彼のことも、先入観なくみています。彼女がケーキを食べに来てくれて、彼のことを怖いと思ったことはないと言っていました。彼は、いつも怖いと言われるので、とても嬉しかった。彼女は、ちゃんと話せば、その人のことがわかると、噂であいてのことをきめつけないでと言った。二人が少しずつ、お互いのことを理解しあうと良いですね。
by ラブコメが大好きです。-
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5.0
NEW最初、絵が苦手と思ってたけど、だんだん慣れてきたww
ストーリーも面白い。人は見かけによらないなんていうけど、正にその通り。
強面の人がチョー優しかったりすると、案外そのギャップに惚れてしまうのかも。。
それにしても、バカ高校の真向かいがお嬢様高校なんて現実にはないと思うけど、存在したとして、こんな風にカップルが成立したらオモロイだろうな(笑)by 昭和婦人-
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5.0
とりま、16話まで読んでみたが
こんなに優しい世界の話があったのかよと。
「見た目恐ろしげなのに実はめちゃくちゃいい人」
設定の主人公が織りなすストーリーは『エンジェル伝説』(八木教広・1993-2000・集英社)でずいぶんと堪能させてもらったが、時代が令和に変わるとこれだけ優しく、甘く、切なくなるのね。
誰もがそれぞれの拘りを持つからこそぶつかり合ったり自己嫌悪に陥ったり、忙しいことこの上ないけど、それこそが青春だし人生だし。by 昼行灯さん-
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