3.0
ただの恋愛漫画ではなく、特に嫌な人間の言動や心理描写は秀逸で、ズルい面も描き出しているのでリアルです。
まぁ実際、こんな人間はいるわけで、それを描くからこそ現実性があるんだけど、
それはつまり漫画の世界でも現実に向き合わされるという両刃の剣なんですよね
晶穂にまとわりつく忠告ババァや係長の不愉快さ、ユリとかいう女の自己中心性、志遠という男も「自分のことは自分で解決しろ」と、夫とは思えない発言など、
恋愛漫画にありがちな、「好きな人はいい男」ではないところが凄いと思います。
そりゃそうだ、とは思うものの…
6話になると、初期にあった、画面が予兆なく切り替わる読みにくさは減ってきますが、
この話がどこで着地するのか気にはなるけど、読み進めるかは悩みます。
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