Cianoさんの投稿一覧

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評価4 41% 69
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1 - 10件目/全101件
  1. 評価:3.000 3.0

    納得いかない

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    一度は結婚しようと思った相手を、浮気相手の女の子とそこまでするかな?自分からプロポーズしてるし、別に押し切られて結婚な持って行かれたわけでもないのに。夜がつまらなかったって、すっごいつまんない理由だし、そのことにマウントとる浮気女の頭の悪さにびっくり!主人公と真逆だわ。スペック最高の一流の男性と契約で結婚するわけだけど、浮気女にマウント返しになったのかな?契約が本当になって幸せになってほしいです。

    • 243
  2. 評価:5.000 5.0

    最後まで読みました

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    仲の良い3人姉妹弟。明るい妹と弟に比べてお姉ちゃんの纏う空気が重いなぁと思っていたら、両親の重すぎる罪とその両親に加担させられていた過去があって…。
    妹と弟が心の支えだったお姉ちゃん。だから、自分を犠牲にして世間から2人を守ってるんだ。って泣きそうになりました。
    私も同じ感じの姉妹弟。両親は世間的には立派な人でしたが、世間に良い人を装っているストレスを一番年長の私に向けてしまう人達でした。そういえば小さい頃は幼い妹や弟が心の支えだったな。でも主人公達と違って、わたしの妹弟は両親から一心に当たり散らされている姉を見て、一緒にバカにし利用だけする人間に育ってしまって…。結婚を機に今では疎遠ですが、この主人公の姉妹弟はずっと仲良く、堅実な本人たちなりの幸せを築いてほしいと思うばかりです。
    最後は呆気なかったけど、笑ってしまいました。みんなのちょっと希望が持てる展開にホッとしました。読んで良かったです。

    • 28
  3. 評価:5.000 5.0

    朔弥様が素敵

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    現代でも美醜についての差別がある中、大正時代ならどんなに辛いめにあわされていたのだろうと清子の境遇が本当に可哀想で。しかも世間はどうであれ、慈しんであげるべき家族に虐待ともいうような蔑視されてきた清子が目が不自由だけど、だからこそなのか、深淵な思考と真の清子の美しい心を知る朔弥様に大切にされていく様子は心から感動します。瀧川さんやその他見た目で判断しない心温かい人々に清子が支えられているのもこの物語の素敵かところです。

    • 13
  4. 評価:5.000 5.0

    考えさせられる

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    父親に愛されること、褒めてもらえることだけを願って頑張って努力してきたキイラ。突然現れた父のもう1人の妻の娘、ゴゼット。父親は全く今までのキイラを認めることも信じることもせず、ゴゼットの言いなりに。結局本物の娘であるキイラを見捨てます。悲しくて読んでいてその理不尽さに泣きそうになりました。

    ただ、2度目のキイラがすごく素敵です。
    父親への執着をやめて、周りの人を大切にし、自分の人生をやり直そうとします。
    なかなか顛末がわかっていても自分を客観的にみるのは難しい。キイラが賢くて素直だから出来たことだと思います。
    コゼットの襲来に負けず、2度目は幸せになって欲しい。

    • 10
  5. 評価:5.000 5.0

    身も心も美しい女性達に魅了されました。

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    命の危機があるほどだったのでは?ララが受けていた、家族からの虐待。「幸せなんてこの世にあるの?」と思ってしまって当然で、読んでいて辛くなりました。きっと幸せになるとはわかっていても可哀想すぎる。

    嫁いだ先で心暖かい使用人たちに大事にされ、健康と心を取り戻していくララ。最初は「親戚の子供」とか「猫」とか保護してあげたいぐらいの気持ちだった旦那様もだんだんと美しくなっていくララに心奪われていく過程がなんだかすごくいい!だってなにより元王太子の旦那様、めっちゃイケメン!
    まさにお伽話の王子様!ララをじっと見つめる涼しい目元に思わず、きゃぁーとなってしまいます(^◇^;)
    旦那様の弟、現在の王太子もめっちゃイケメン!口は悪いけれど兄想いで国想いの立派な王太子。
    ホント、この物語は絵が美しい!
    それに、ララが嫁いでからは良い人ばかりで安心して読んでいられます。
    特に私が1番、心打たれたキャラはなんといっても弟王太子と相思相愛の「ユウリ」!
    東洋の血を引く才色兼備しかも文武両道!エキゾチック美人!ずっと弟王太子を精神的に支えてきた、弟王太子の想い人です。貴族社会やマナーを教えるララの先生になるわけなのですが、兄夫妻と違い、こちらは身分違いや血筋のせいで一緒にはなれず、役目を終えた後、ユウリは身を引きます。世界旅行に行ったと思ったら、実は弟王太子のための重要なアイテムを探していた(泣)。
    しかも持ち帰ってきても弟王太子に会わずに、それを婚約者に渡して、また去る。泣けました。

    弟王太子も、婚約者もユウリから託された思いを胸に刻んで、気持ちを前に向けていく。みんな、相手の気持ちを思いやっていてハッピーエンドではないけど自分の役割を愛を持って担っているところに心打たれました。

    愛してる気持ちを胸にしまって去って行くユウリのシーンは本気で泣いてしまいました。こんなすごい素敵な女性がいるんだと本気で感激しました!
    母親になったララ。聖女と呼ばれますます美しく、旦那様とも深く愛し合っていて、最後まで心が洗われるような描写でラストを迎えます。
    全て一気読みしました。
    本当に良いお話しでした。ありがとうございました!

    • 5
  6. 評価:5.000 5.0

    深い愛を感じました。

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    年下の(育ての)弟子から愛されてる、年下嗜好の師匠が石像になっている間に年齢が逆転し…って簡単な話しではないです。どうしてそうなったのか、2人の生い立ちからの過去と2人の関係性を丁寧に描かれていて、そのおかげで年下の弟子アリステアがただのヤンデレだとは到底思えません。ヒロインを愛するヒロインの夢を叶える素敵なヒーローです。深い愛、本当の愛を愛するがゆえの苦悩。読み応えのある作品です。

    • 5
  7. 評価:4.000 4.0

    壮大な裏事情でした

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    本の世界に憑依してしまった(と思い込んでいる)主人公は自分のキャスティングが最期は死んでしまう悪役「セリア」で、このまま物語の通りに進まないように善行に励み、物語のヒロイン「聖女リナ」の邪魔をしないようにヒーロー「ルシェ」ではないサブヒーロー「カリス」と恋愛したりするのだけど…。
    なぜか全てを持っているはずのヒロイン「聖女リナ」はサブの彼にめちゃくちゃちょっかいかけてきて、あげくに(セリアの)命がかかってる結婚式をすっぽかすように仕向ける。
    悪役だけど聖なる存在シュルテンでもあるセリアの結婚式は聖なる約束?で相手が遅刻でも間に合わないと死んじゃうのに…_:(´ཀ`」 ∠):
    この時点でヒロインのリナも婚約者のカリスもサイテー‼︎と憤慨して読んでいたのですが、さらに読み進めていくと、主人公が憑依するまで知らなかったセリアの過去が明らかになっていきます。酷い酷い家族の仕打ちに、もうセリアが可哀想で可哀想で泣けてきました。でも、ヒーロー「ルシェ」がセリアを愛し、セリアも少しずつ幸せを感じるようになっていくのですが、聖女のはずなのになんでも欲しがりのリナがあの手この手で邪魔してきます。現実にもこんな欲まみれな女の人いるなぁとムカつきながら、一生懸命セリアを応援してました!セリアは現代的で良い子ぶらなくて、正直な女の子。辛い境遇を跳ね返すような強さがあって好感が持てました。それにしてもリナは愛されないで育ったの?どうしてそんなによく深いの?と不思議でしたが…。まさかの想像出来ない裏事情がありました…。セリアの幸せとハッピーエンドをひたすら願って完読しましたが、振り返るとこのリナと、カリスに超ムカついていた最初の頃が1番エキサイトしていて面白かったかな?と思います。ハッピーエンドで本当に良かったのですが、途中は話の設定が複雑で、振り返って読み込まないと難しいかったりするのでその点だけが残念でした!でもとても楽しく読み切ることができました!ありがとうございます。

    • 4
  8. 評価:4.000 4.0

    問題を乗り越えていって欲しい

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    以前、途中まで読んで少し課金してやめました。全話無料と聞いて戻ってきた次第です。前半は痣のことや実家の金銭問題もあり、かなり拗らせ女子な千春さん。寛治さんは自分1人で稼いで財閥をしのぐような存在になった人。少し斜めに社会を見ていますが千春さんへの愛は本物で、拗れた千春さんを待って、癒して、大きな心で愛して幸せにしていきます。この後、財産の損失があり、その穴埋めをする代わりに、寛治さんの実家から離縁を迫られる2人ですが、千春さんが寛治さんのためを思って別れて妾になるって言った時は、そんな千春さんにがっかりしていまいました。寛治さんの愛をそんなふうにしてしまうなんて…。寛治さんはこんな男尊女卑な時代に千春さんを対等に愛してくれている人なのに。
    うーん。それだったら家を出て1人で生計を立てると言った方が潔く美しい女性のように思ったので…。最初から妾がある家に嫁ぐ女性のことは考えないんだなぁとも思ったりしました。もう少し千春さんが芯のある素敵な女性であったらいいのになぁって思います。

    • 3
  9. 評価:5.000 5.0

    私は好きです。

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    過酷な前回の生では、境遇的にビアンカは周囲を知ることが出来なかったし、手段を持たないお姫様はそうなるしかなかったと思います。でも思考し、同じことにはならないように一生懸命に考え目指す答えが「商売」ってとても面白い。傲慢でわがままに見えても、ちゃんと侍女や騎士を気遣っているし、本来優しいコなんだと思う。何よりも、前回に生きていた時、他者とコミニュケーションを持たないでいたことが転落の人生の始まりであったことをわかっていて、彼女なりになんとかしようとしているところがとても好きだと思いました。

    • 2
  10. 評価:4.000 4.0

    絵が美しい

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    平民のエミリアと次の公爵になるハディウスが王の命令で婚約するのですが、貴族社会は本当に一筋縄ではいかず、エミリアは貴族たちから屈辱を受け続ける過酷な年月を過ごします。ハディウスに惹かれながらも婚約破棄を強く願ってしまうエミリア。一方のハディウスは本当はエミリアを愛しているのに、それを口に出したり態度に示すことは危険なため、エミリアに冷たい態度をとりながら、公爵になり権力を掌握するまで裏で準備をしているといった感じです。
    とにかく絵本のように絵が美しいのと、ちらほらと垣間見れるハディウスのエミリアへの愛がドキドキして素敵です。早く2人で幸せになって欲しいです。

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