Cianoさんの投稿一覧

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1 - 10件目/全100件
  1. 評価:4.000 4.0

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    家族という名のグループの怖さ

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    全て読み終えましたが、最初はヒロインの家族が酷すぎて読むのがつらかったです。かなり自分の家族と似通っていてヒロインの気持ちが痛いほどわかりました。本当は愛されていないことを、心の奥でわかっているのだけど、未来を読む時だけはとても感謝してくれて大事にされる。そのたびに五感を失う危機を感じていてもやめられない。
    ヒロインは「機能不全家族」にありがちな典型的な「搾取子」だったんだなぁと思います。
    ちゃんと五感を失っていくことを家族に伝えればいいじゃないかと思う人もいると思うのですが、ヒロインのように育ってしまうと、理屈ではわかっていても、伝えることで家族から用無しとされてしまう怖さや、やっぱり本当に愛されてない事実を知ることの恐ろしさから、結局自分を犠牲にしてしまいます。
    未来を読む能力はありませんでしたが、実は私自身40歳を超えるまで、ある意味この状態ででした。
    家族と実際の距離とって独立していても、困ったことがあると必ず私を利用しようとする家族でした。「家族でしょ!」と言いながら助けを求めて、そして都合が悪くなったことは全て私のせいにしていました。
    本当に苦しかったなぁと、時々思い出しますが、全ての連絡を絶った今はとても穏やかに暮らせています。
    ヒロインのように、色んなしがらみがあったわけではなく、私は身体ひとつで家族を断ち切ることができる環境だったのですが、家族を断つことは自分のアイデンティティを失うことになると思い込んでいて、怖くてなかなかできなかったように思います。
    でも離脱してみると、自分は自分なのだとちゃんと思えるようになれました。
    なので本当に同じように家族に苦しんでいる人がいたら、ヒロインのように頑張って行動を起こして欲しいなぁと心から思いました。
    長く大変でしたが五感を取り戻せて良かったです。辛かった分、大事にしてくれる周りの人のありがたさを感じて、一生幸せに生きていけると思います。考えさせられる作品でした。読めて良かったです。ありがとうございました。

    • 0
  2. 評価:4.000 4.0

    本当に最強❣️

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    読み始めた時にすでに完結していたお話しだったので一気に課金して読み切りました!面白かったです。まず最強皇帝だったダンテが最強公女ヘレナに転生しちゃうのですが、よくあるやり直し転生ではありません。ダンテは皇帝としてやり遂げ、すでに人生を完結しています。なので前世の記憶も実力もそのまま最強に、生まれてしまったヘレナは、生きる意味も見出せず、穏やかな公女の暮らしが退屈🥱でも幼少期に皇太子カエサルと出会い一緒に過ごすうちに…
    だんだん2人の信頼がカエサルの愛に変わりヘレナも相思相愛であることに気づいていく。この過程がめちゃくちゃイイです💕ヘレナがさっぱりした性格で鈍感なんだけど、カエサルは大きな気持ちで待っていて、すれ違いや拗れが無いところもとてもよかったです。
    ただ、最後は駆け足気味だったのがほんの少し残念でした。
    龍を封印した前世のダンテ皇帝がヘレナとして生まれ変わった理由は、龍を復活させるという宗教が蔓延り、また世界が龍による脅威に晒される前に、ヘレナが龍を討伐することになるのでだけど、転生の理由もそこなのかな?
    独身を貫いたダンテ皇帝がその座を譲った先祖とカエサルがそっくりなことも運命としての伏線なのかな?って思ってたけどそこはサラッとしてたし、龍も発現してもすぐ退治できたし、前世の記憶があることは最後まで誰にも告げなかったし、もうちょっと掘り下げて欲しかったなと個人的には思いましたが、これはこれで読み切りにはちょうどいい話数でサッパリした内容になって良いのかな?読み終えた今はそう思っています。でももうちょっと読みたかった気もするので星は4つにしちゃいました。

    • 0
  3. 評価:4.000 4.0

    壮大な裏事情でした

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    本の世界に憑依してしまった(と思い込んでいる)主人公は自分のキャスティングが最期は死んでしまう悪役「セリア」で、このまま物語の通りに進まないように善行に励み、物語のヒロイン「聖女リナ」の邪魔をしないようにヒーロー「ルシェ」ではないサブヒーロー「カリス」と恋愛したりするのだけど…。
    なぜか全てを持っているはずのヒロイン「聖女リナ」はサブの彼にめちゃくちゃちょっかいかけてきて、あげくに(セリアの)命がかかってる結婚式をすっぽかすように仕向ける。
    悪役だけど聖なる存在シュルテンでもあるセリアの結婚式は聖なる約束?で相手が遅刻でも間に合わないと死んじゃうのに…_:(´ཀ`」 ∠):
    この時点でヒロインのリナも婚約者のカリスもサイテー‼︎と憤慨して読んでいたのですが、さらに読み進めていくと、主人公が憑依するまで知らなかったセリアの過去が明らかになっていきます。酷い酷い家族の仕打ちに、もうセリアが可哀想で可哀想で泣けてきました。でも、ヒーロー「ルシェ」がセリアを愛し、セリアも少しずつ幸せを感じるようになっていくのですが、聖女のはずなのになんでも欲しがりのリナがあの手この手で邪魔してきます。現実にもこんな欲まみれな女の人いるなぁとムカつきながら、一生懸命セリアを応援してました!セリアは現代的で良い子ぶらなくて、正直な女の子。辛い境遇を跳ね返すような強さがあって好感が持てました。それにしてもリナは愛されないで育ったの?どうしてそんなによく深いの?と不思議でしたが…。まさかの想像出来ない裏事情がありました…。セリアの幸せとハッピーエンドをひたすら願って完読しましたが、振り返るとこのリナと、カリスに超ムカついていた最初の頃が1番エキサイトしていて面白かったかな?と思います。ハッピーエンドで本当に良かったのですが、途中は話の設定が複雑で、振り返って読み込まないと難しいかったりするのでその点だけが残念でした!でもとても楽しく読み切ることができました!ありがとうございます。

    • 4
  4. 評価:5.000 5.0

    男装のデザイナー

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    偏見の多い世界で男装し洋服のビジネスをスタート。まずは人々の合理的で動きやすい服を提供し、服を通して女性の自立や解放に貢献していくというすごいお話でした!賢く純粋で、女性としてどうあるべきなのかと自分自身の生き方を問いながら前に進んでいく主人公が本当にステキで、最後まで読み切りました。

    • 0
  5. 評価:4.000 4.0

    真面目なヒロインが可愛い

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    元カレがクズ過ぎて、さらにこの元カレの浮気相手もステレオタイプの嫌な女で…。そこに現れる超ハイスペイケメンの上司。よくあるシンデレラストーリーのタイプのお話しなのですが、ヒロインが本当に真面目でいい人、そして彼女の新しい恋の相手(ハイスペ上司)実はヒロインの覚えていない過去で出会っていて、ずっと好きだった。なんだか幸せな気持ちになります。早くクズの元カレをコテンパンにやっつけて本当の夫婦になって欲しいです

    • 0
  6. 評価:3.000 3.0

    真逆の男達

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    執着系のコーネリアスと決断力判断力に優れたルーク。どちらもヒロインのアメリアを愛するのだけど、やはり心根の問題なのかコーネリアスの愛は歪んでいて、愛と同時に自分の持ち合わせていない努力が出来るアメリアとその正当な評価に嫉妬。結局アメリアの一周めは歪んだコーネリアスの愛?で征服される形で生涯を閉じてしまう。一方2周めで、アメリアが救いを求めたルークは真逆の男性。愛ゆえにアメリアを気遣い、尊重。コーネリアスの執着から守り切る。当たり前の結果だけどルークとは幸せになり、コーネリアスは失墜する。これはお話しだし、設定も貴族の世界なわけでアメリアが最初からルークを選ぶのは難しかったと思うけど、男性を選ぶ時は本当にその行動をよく見て、心根の部分を見誤らないようにしないとなぁと改めて思う次第でした。
    最後まで読み切りましたが、作品としてはちょっとあっさりしすぎ?もう少し愛憎を深く掘り下げて描いてもらっても良かったかなあと思います。

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  7. 評価:4.000 4.0

    神さま怖っ!でも負けないで!

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    未来を読めることで献花する国民を祝福しなければならない巫女様。その先の不幸は言ってはならず➕献花の花には莫大なお金が掛かるという仕組み。巫女様のせいではないけど、国民を不幸にしている自覚で苦しみぬいている巫女様。しかもそのうち神の生贄にされるなんてどう考えても逃げたい!テオ卿どうか巫女様を幸せにしてあげて!そして得体の知れない超自分勝手でサイコな神をやっつけて!でも神だしそう簡単な相手じゃないんだよねー😅大丈夫なのか?

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  8. 評価:4.000 4.0

    ファンタジー感がいっぱい

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    虐げられていたヒロインが襲われて亡くなった後の単純にそれを避けるタイムリープものかと思ったら、全然違って、皇帝という悪魔そしてその悪魔が操るカロット病と戦うためのタイムリープ。
    途中から森の精霊や先祖の英雄などがたくさん出て来て、ファンタジー感満載です。
    思っていたのと違うとは思いましたが、楽しく読んでいます。

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  9. 評価:4.000 4.0

    愛なのか執着なのか?決めるのはヒロイン

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    公爵とロウィナは、本当はなんの問題もなくロマンチックな出会い方をしたはずなのに、側近の悪知恵でロウィナの素性は最悪なものになってしまう。公爵は軽蔑と同時に離れ難い執着をロウィナに抱いていて…。何年もそばにいればロウィナの純粋さや心の美しさがわかるだろうに、そのプロフィールは作られたものだと思わなかったのかな?公爵様…。人を信じないくせに側近の言うことはすんなり信じるんかい!
    ロウィナもアンバランスな公爵の行動に気づきがあっても良いのでは?と思いながら歯がゆい気持ちで読み込んでいました。
    結局全話買ってしまいましたが、途中は公爵の家系は愛する者の顔が同じ?など、その業と執着にかなりひいてしまいましたが、愛なのか執着なのかはロウィナが受け入れるか、公爵を愛せるのかどうかなのかな?と思い見守る気持ちでいました。辛い思いをした分幸せになって欲しいです。
    でも、私はいくら公爵さまでもこんな男は嫌です(^◇^;)主人公の男性が好きになれないのに課金したのは初めての体験でした!

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  10. 評価:2.000 2.0

    評価???

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    評価が高いから読んでみたけど、無料分で脱落しました。ヒロインがとても頭が良く天才的な設定ですが、その根拠として自画自賛しているアカデミックな部分が浅いと言うか、世界観が現代とは違うからなのかもしれないけど、、そんなに優秀ならそもそもこんな間違いを犯さないのでは?と鼻についてしまいました。

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