【ネタバレあり】本郷吉之助の穴～大正婚姻万華鏡～のレビューと感想

白蓮をモデルにしている作品

朝ドラ「花子とアン」でも描かれた、筑豊の炭鉱王こと伊藤伝右衛門と華族令嬢・柳原燁子(白蓮)、そしてのちに駆け落ちして結婚する宮崎龍介をモデルにして描いているのでしょう。
炭鉱王、華族令嬢、前妻が士族の娘、派手な女性関係、女中頭も妾などなど、リンクするところがめっちゃ多い。
ただ、無料2話分だけを読んだ段階ですが、その三角関係をただ描くのではなく、2人の恋を盗み見る吉之助というのは少し新しい気はします。
購入して読むのは悩むライン。

古き良き時代の日本の話は好きですが、ちょっと女性陣に魅力を感じなかったです。多分表情。わかりにくい。あと女性目線の話があっという間に男性目線に。
もっと長く女性目線で理解したかった。

後妻としてやってきた、若い美人さんが主人公。
旦那さまとは溝があり、気持ちはすれ違うばかり……。
そんな中、養子の男の子の家庭教師としてやってきた
青年が……。

どうなるんだろ

大正時代の結婚なんて、家が決めたもので本人の意思はあっても意味ないものだよね。すごい年の差だし、まさかの夫が穴から妻の恋愛を覗き見するって内容、どうなるんだろ。

登場人物たち、みんな
それぞれ何をどうしたいか分からない。

そもそも、これって主役は誰なんだ…。

夫？妻？両方？

妻の髪型がどういう仕組みになってるか
ナゾで気になってしまった。

微妙なフィクション

白蘭がモデルのストーリーなのは見え見えだが、なにしろ漫画が下手すぎて感情移入が出来ない。キャラクターも魅力が、無さ過ぎてここでギブアップである。

九州の炭鉱王と華族の娘の結婚、というだけで白蓮がモデルだとわかりました。
中居頭が愛人というのもそのままですし…
でも覗きというのは新たな切り口。
楽しみです。

視点が

キャラクターの視点がころころ変わって誰に感情移入したら良いのか分かりませんでした。
多分すれ違う夫婦の恋愛漫画なのかな
それとも不倫もの?
無料分でやめてしまいました。

奥様のきもちはわからないが、旦那が自分を過大評価しすぎ、偉そぶりすぎ、ダメだね、旦那は。これこそ、世間知らず。

絵が独特で主人公がきれいにも可愛くも見えなくて私は苦手かな？
めっちゃ偉そうな爺さんに嫁いたのに、なんで爺さん嫁に対して立場が弱いんだろう？不思議