5.0
がんばろうと思えた。
広告から来たので、またしょうもない(というのもあれですが)ものかと思いつつよ見始めて、
ラストまで読みました。
私も、大切な人が皆、先立ってしまっていて、
本当に唐突に、何で生きてるんだろう?早くそっちへ行きたいと、波のように襲われることがあるのですが、
生きていかなきゃという思いの背を押されたようでした。
この作品に出会えて本当に良かったです。
片親で病気しつつも、賢明に育ててくれたのに、親孝行できる直前に先立った母。
33にして先立った大好きだった親友、心の支えでした。まだ整理はつきません。
先立ちたくなった時に、踏みとどまらせてくれた祖父母。母のためにもと介護してました。でも祖父母にとっても、私たち子どもが踏みとどまらせる何かだったとも、今は思います。
祖父母も数年前に見送りました。
何もなくなって、
家族が残したものを守って、
ちょうど疲れてしまった時に読んだので、
本当に感謝しています。
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