【ネタバレあり】姫騎士は蛮族の嫁のレビューと感想

生と死と理の話

エロには抵抗ないけど、話に必要のないエロ・無駄なエロを連発されると正直萎えるので、

表紙のヒロイン(というか主人公)の表情
第一話の無駄にエロいかんじとかテンション
その辺は多少ノリが合わないなと思った
でも、エロに抵抗ないなら読み続ける価値はあると思う

痩せた土地で飢える民のためにと東を開拓したい西方
竜や精霊や魔物などの大自然と常に戦い、強くなければ生きていけない東方
形は違えど「死」と隣り合わせの世界なので、生を繋ぐ必要がある
生の延長、そして男女の夫婦(予定)ラブコメなので、エロも無駄ではないというか必然かなと

そして意外にも(失礼)設定が凝っていて適度な謎が散りばめられている
巨大な生物との戦いだけでなく戦争ものでもあるので、戦法や政治的な話も捻られている

ご都合主義で誰も死なないなんてこともないが、ある事情により悲しむのは最小限で無理にでも振り切って明るく生きなければならないという、深いけど暗くなりすぎないストーリーでもある

男性も女性も子供も、竜や魔物の異形も、画力高いのもポイント

セラフィーナさんが強い！

西方世界は自分達の神を唯一として、それに従わない東方世界を蛮族として攻め入る。西方軍はアマゾネス的な女性戦士で、対する東方軍はバイキングっぽい無骨な男達。捕虜になって辱められると覚悟したら、まさかの求婚を受ける。

おもしろい

面白いんだけど、勘違いとテンションのレベルが違いすぎて、この先ついていけるのか不安になります。でも面白いので読み続けます!

いわゆる、クッコロ、ではありません。普通、とは何かを問いながら、初々しい夫婦が、というか、妻が世界を新しくみていく話。