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4.0
鬼神様に生贄…というただならならぬ設定から始まります。
娘と鬼神様は恋に落ちてしまい、生贄の娘を食べることが出来ずに苦しむ辺りが斬新でどうなっちゃうの！？と思って読んでいました。
二人のラブラブな感じは良かったです。
もう少し深い話かなと思っていましたが、最後はあれよあれよと言う間にラストになりました。
ダラダラ続くよりは良かったです。
ストーリーの物足りなさは否めませんが、絵が好みということもあり、星4です。
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4.0
生贄をよしとする風習が、いまだにあるなんて、時代錯誤もいいところ💢と言いたいところですが、北のかの民族には、子熊を愛情深く育てた後、天に還す熊送りという大切なお祭りがあったそうなので、それほど荒唐無稽とも言い切れない。ある意味、ペットと人の関係の中にだって、異種婚？と感じるくらい、相手に強い思いを抱いているケースがないわけではない。
初めのうちは、幼くて、自分本位な言動が多い桃にイライラさせられましたが、深麓サマを愛したことで、桃、どんどん強くなっていきます。そりゃもう、自分の命を賭けるくらいに…。深麓サマは、初めっからカッコよかったけれど、桃を愛したことで、本当の意味で優しく愛情深い鬼神に成長していったように思います。
さて、異種結婚物の結末は、人が寿命を迎えるか、人が永く生きるための命を手に入れるか、神や妖が人に降りてくるか、大体はその何れか…。はたして、贄の娘桃と鬼神の深麓九の恋の物語は、どんな結末を迎えたのでしょうか。決してご都合主義だけではないこの異種婚物語、いろいろと比較しながら読むのもまた楽し…といったところです。
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