5.0
考えさせられます
思わず一気読みしてしまいました。
法医学って馴染みなかったけど、亡くなられた方のことをわかってあげることができる最後の手段なんですね。そしてそれがいま生きてる人の役に立つ事もある…悲しいけど、生きてる私たちが目を背けてはいけない事もたくさんあるんだと思いました。とても考えさせられたな…
内容が常に誰かの死があって重いけど、漫画のタッチや登場人物のおかげで、苦痛になることなく読めます。
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思わず一気読みしてしまいました。
法医学って馴染みなかったけど、亡くなられた方のことをわかってあげることができる最後の手段なんですね。そしてそれがいま生きてる人の役に立つ事もある…悲しいけど、生きてる私たちが目を背けてはいけない事もたくさんあるんだと思いました。とても考えさせられたな…
内容が常に誰かの死があって重いけど、漫画のタッチや登場人物のおかげで、苦痛になることなく読めます。
女性の死に方というタイトルを見て、なぜ女性限定なんだろうと思い見てみました。
タイトル通り色んな女性の死に方の話ですが、やはり自分で自覚せずにいきなり亡くなることも多くあるということ、自分は大丈夫だと思っていても、いつ誰に起きるか分からないこと、もしかしたら私の身にも起こるかもしれないことを考えました。
それから、解剖って凄いですよね。目で見た情報での死因とは全く違う事実を知ることができるんだから。解剖の凄さも知ることが出来ました。
昔住んでたとこのお向かいに、ご近所のおばあちゃんがバスタブの中でお亡くなりになっていたことを思い出しました。いつもお元気なおばあちゃんでした。同じ敷地内ですが、家は別々で隣には息子さん夫婦が住んでらして。おばあちゃんが朝起きて来ないのをおかしいなと思って、息子さんのお嫁さんが家に入り様子を見に行って、お風呂で発見とのことでした。
ご親戚の方からお嫁さんは責められいて、、本当にかわいそうだったし、お嫁さんも「私がもっと見ていれば」と泣いてらして、、
その事を作品を読んで思い出し、いろいろ考えさせられました。ありがとうございました。
生と死について、すごく考えさせられました。
あっという間に全話読破!
どんな死を迎えたいかとか、終活をしましょうとか、色々耳にはするのですが、今までは実際まだまだ他人事だったり、あまりピンと来ていなかったのが事実。
でも色々な方の死を目の当たりにして、それまでの生き方が死に方に表れるんだと身に沁みて感じる事ができました。
内容はかなり具体的で、毎回胸が苦しくなってしまいますが、それ以上に得るものがありました。
そして先生たち二人が穏やかで、辛い話題の中でもすごく癒やされました。
本当にオススメです!
私は読んで人生変わりました!
一気読みしてしまいました。
これきっと全部実際に起こったケースですよね。
私も女性なので、自分の身体のことや、これからの生き方など、色々と考えさせられました。
「女性の」というタイトルはどうなのか、という意見もありますが、妊娠中の事や、女性特有の病気などを描かれているので、しっくりとくるタイトルだと思います。
自分もいつ亡くなるのか不安になる事があります。この漫画を読んでいると色々勉強になる事ばかりです。血液型の事だったり 亡くなった後に
特殊な遺伝子を持っている事がわかったり 老々介護の話では自分のお世話をしてくれてる人を
自分のせいで亡くならせてしまってもその事も解らないままだったり。考えさせられる事がいっぱいです。これからも楽しみにしております。
法医学や監察医などのお仕事、本当に志された方には、敬意しかありません。
本人が望んでなくなっていったような、平和な亡くなり方をしたご遺体自体がここには来ない。そんな、直視できないようなご遺体を前に、遺体が語る事実を解き明かしていく…気が滅入ること、物思いに沈むこと、多々あると思います。
せめてこの作中の2人のように仲良く酒を飲めるようなチームであることをいのるばかりです。
描くのも読むのも、辛い作品だと思います
いくらLGBT Qだと言っても、女性という性と、男性という性があることは厳然たる事実であり、性の問題の根源的差異であり、どんなに自認性が違っても、肉体のそれは一生涯抱え続ける業です
だから、女性には女性の死に様があります
でも、この作品は、男性こそ読むべきだと思います
女性の死に様には、女性が抱える多くの問題や、女性特有の事由が深く関わり、男性に忖度(理解)してもらいたい内情が赤裸々に描かれているのです
この作品自体はフィクションですが、この同じ空の下で、どこかの誰かが同じ様に苦しんでいたりするという事実を知るには十二分な名著です
漫画だからこその、柔らかなタッチがショックを緩和してくれるでしょう
私は息子がいますが、いつか、大きくなったら息子に読ませたい一冊です
愛する人がどんな性であっても、周りから女性がいなくなる事はないのですから
作者様方ありがとうございます
女性特有病の保険があるくらい、女性のみが罹る病があり、その他どちらかと言うと女性の方が罹りやすい病も沢山ある。
医学は進歩していると思うけど、診れる医師不足だったり、家事育児仕事など忙しくて発見が遅かったり、助かったかもしれない例も多いのでは?と思ってしまう。
解剖医って仕事、ただ中を診て判断するだけじゃなくて、その人を見て暮らしを想ってみえてくる物があるのだと思います。
日々お疲れ様です。
生き物である以上いつかかならず死は平等に訪れる事、とわかっていても日々の忙しさにかまけて時々それを忘れ、生きている今を大事に出来ないものです。死んでしまったら、大切な誰かにもう二度と触れられない、声が聞けない、笑顔を見る事も出来ない。生きて、今日を過ごす事ができるのは「今日」だけ。それを改めて考えて、日々を大切に過ごそう、いつかの日に少しでも後悔が少なく死ぬ事ができるようにしよう、先にいってしまうであろう自分の父母を大事にしよう……そうな風に思えました。