4.0
長い不妊治療を経て養子縁組にたどり着いた若い夫婦。
不妊治療は最近よくいろんな媒体で描かれているけど、養子縁組になると知らないことだらけ。
これはその仕組みや制度だけにとどまらず、当事者の内面まで追っかけている稀有な漫画。
何って、とにかくこの夫婦がめっちゃ明るくて前向きなのが良い。
辛さや悲しさばかりが前面に出がちな題材だけに、同じような悩みを抱えてる人にはぜひこれはオススメしたい。
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長い不妊治療を経て養子縁組にたどり着いた若い夫婦。
不妊治療は最近よくいろんな媒体で描かれているけど、養子縁組になると知らないことだらけ。
これはその仕組みや制度だけにとどまらず、当事者の内面まで追っかけている稀有な漫画。
何って、とにかくこの夫婦がめっちゃ明るくて前向きなのが良い。
辛さや悲しさばかりが前面に出がちな題材だけに、同じような悩みを抱えてる人にはぜひこれはオススメしたい。
クセのない可愛いイラストとテンポの良さが心地よく、とても読みやすいマンガでした。
自分が産んだ子でも、きょうだいで性格も体質も違うしイライラすることもたくさんあります。
里親が、血が繋がっていないからこんなにイライラするのかな…と悩んだりしないように、相談し合ったり経験者にアドバイスをもらえる場がたくさんあるといいな、と思いました。
養子を迎えるってすごく覚悟が必要です。
自分が産んだ子ではないのに愛してちゃんと最後まで親を務められるのか。成長した時にどうやって接したら良いのかなどなど。
子供は欲しいけど、産むにも年齢の壁があるし、夫婦二人で楽しく暮らす選択もあるけどやっぱり養子でも良いから子供欲しいなぁって思う。
簡単じゃないのはわかっているけど。
前向きなお話にジーンときました。
不妊治療から養子縁組をするまでの経緯がとても細やかに描かれています。
幼なじみの沙羅ちゃんが養子だったけれど素敵なお母さんお父さんに育てられたことを思い出し 主人公も養子縁組を考えるようになるのですが 沙羅ちゃんがとてもサバサバした良い子で小学生時代から今までの主人公とのやりとりが良かったです。
最後の親子3人手をつないでいるシーンは感動しました。
フツウの親子というタイトルで、まさか不妊治療を諦めて養子縁組を考えている夫婦の話が展開されるとは思わず、いい意味で驚いた。望まずに産んで育てられない人、どんなに過酷な不妊治療をしても子供ができない人がいるアンバランスな世の中。特別養子縁組がもっともっと一般的になって、幸せな人が増えたら良いなと思った。
私は10年前に流産をして、それ以降子供には恵まれませんでした。
主人公の気持ちが痛いほどわかりました。
私の主人は2人の生活もいいよ、と心から言ってくれてますが、子供を生んであげられなかった申し訳ない気持ちは一生消えないと思います。
養子も考えましたが、踏み出す勇気はありませんでした。
考えさせられる、みんなに読んでもらいたい作品です。
不妊治療のお話は重いものが多いのですが
とってもほっこりした気持ちになれました
パパのセリフに涙腺がゆるんでしまいました。
制度もわかって良かったです
隠し事をしない、というのは、実の親子にも通ずるものがありますね
登場人物が皆いい人で癒されました
個人的には、ひとコマだけでてきた担任の先生が好きです(笑)
不妊治療の報われない日々は本当にメンタル削られる。自分が欠陥品、ダメな人間なんだとどこまでも落ち込む。夫とこんなに二人三脚で、歩める夫婦はそう多くないけどね。
でも、養子という制度は知っていてもなかなか自分の選択肢に加える事はハードルが高い。ただ、この漫画で少し気持ちが動く人もいるのかもなぁと思いました。
養子について考えさせられるお話。
自分たちが良ければ全く問題ないとは思いますが、やっぱり噂されたり色々言われたりするんですよね。それでも、そういうことを気にせず幸せに暮らしていく友達の姿は羨ましかったです。
実の親子でも上手くいかなかったりする世の中ですが、わたしは子供ができなかったら養子もいいな、と思わせてくれる作品でした。
内容がきちんとしている事は勿論、登場人物がさっぱり描かれていて(無駄にキラキラした美男美女風に描かれていない)内容が入って来やすい。
養子を真剣に検討した時、何が必要かが この漫画は教えてくれます。
血の繋がりだけが家族じゃないと、本気で勉強になる内容でした。