フツウの親子
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あらすじ
「あたし? うん、養子よ」――不妊治療に行き詰まる日々の中で、主人公・由香は、ふと”養子”という言葉を目にする。そのとき思い出したのは、自分を養子だと言っていた小学生時代の親友のことだった。特別養子縁組ってなに?養子と里子の違いは?養子を迎えるにはどうしたらいいの?などなど、養子を巡る情報を交えながら、温かに綴る家族ストーリー。 ■医療監修:東都文京病院 院長 杉本充弘先生 ■取材協力(敬称略):絆の会/竹野ゆり香/一般社団法人アクロスジャパン/公益財団法人日本財団 子どもたちに家庭をプロジェクト
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みんなのレビュー
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我が家も
12年前に子どもを迎えた一組の家族です。不妊治療も長くやっていました。おかげさまで元気いっぱいに育ってくれています。
今は養育里親として活動しています。
血のつながりなんてすっかり忘れてしまうこともあります。ただ、子どもを叱るとき、自分が産んだ子ならこんな叱り方をしないんじゃないかと悩むこともしょっちゅうです。きっと、子どもを迎えた家族なら誰もが抱える悩みです。でも、わたしたち養親にはその悩みを分かち合い解決していく仲間や児童相談所がいます。
そういうのを一つずつ乗り越えて血のつながりを超えた本当の家族になっていくんだと信じています。
不思議なことですが、どの家族も迎えた子どもとなんとなく顔が似てるんです。そして、「同じ釜の飯」を食べることでどんどん似ていく。我が家はおかげさまで顔も性格も似てしまいました^^;
このお話を通じて、いろんな方にこの制度を知っていただけると嬉しいです。by 匿名希望- 31
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4.0
境遇はちょっと違うけど、親の再婚で義理の父でしたが、今でも本当の父親だと思っています。
一緒に過ごした時間や経験が、親子を作っていくんだと私自身が感じていました。
里親はもし自分に子供が出来なければ、私も考えた選択肢でしたので、とても興味深いです。
生まれた全ての子供達が、どんな形でもきちんとご飯を食べ、友達と遊び、笑顔で過ごして欲しい。。その為に沢山の選択肢があればいいと切に願います。by 匿名希望- 13
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4.0
泣いてしまった
私は虐待サバイバーです。
実の母親に酷い虐待を受けて育ちました。
両親ともに外面だけは良く、近所の人達はうっすら気づいていても、面と向かって注意はしてくれませんでした。
当時、隣に住んでいた兄妹が何かと私を気遣ってくれて、そのご両親にも優しくして頂きました。
優しい家族の団欒に、実の親よりこの家族と暮らしたいと切実に願いました。
今は、結婚して裕福に暮らしていますが、妊娠して子供を持つ事は出来ませんでした。
生まれた子供が少しでも、実の母親に似ていたらと思うと恐怖で体が震えてきます。
実子を持つ事は難しいと思います。
こんな私を夫は理解してくれて、子供のいない夫婦でも大丈夫だよ、君さえ幸せならそれでいいんだからと大切にしてくれます。
私のような子供が、鬼の親から逃げられたら、本当に子供の欲しい優しい人達に育てて欲しいです。
虐待する鬼に育てられて、今でも怖い夢を見てうなされます。
きっと死ぬまで母親からされた酷い仕打ちを忘れる事はないでしょう。
養子縁組で幸せになれると、私のような経験を持つ人なら分かると思います。by 匿名希望- 9
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5.0
想定外に泣きました
無料分だけ~と思ったのですが、
旦那さんの、主人公である奥さまと会えなかった赤ちゃん、これから出会えるかも知れない子供(養子)への想いがストレートにグッときて、気づいたら泣いてました。
ポイント使用して最後まで読みました。
子供を持つことが難しい体&不妊治療で思った結果が得られず、辛さへの共感があったから尚更でした。
生半可な覚悟ではなれないでしょうが、養子縁組という選択肢を人生の一つの選択肢として考えることはできる、そう思いました。
ありがとうございました。by 匿名希望- 7
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4.0
涙が出ました
私もも不妊治療末、諦めかけたときに
娘を授かり現在2歳になりました。
その時に養子縁組の話を聞きに行ったり
色々と悩んだ時期もありとても興味深い内容でした。
マンガに出てくるご夫婦や周りの方は凄く明るく、子供を大切に考えてる人達で
明るい気持ちでよめます。
最後まで一気読みしてしまいました。
うんうんわかるわかる!と途中涙が。。
その後どんなご家庭を築かれてるのが続きが知りたくなる素敵なご夫婦のお話でした。by 匿名希望- 7
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