【ネタバレあり】九条の大罪のレビューと感想

胸糞悪い話もあるが…

第一話から胸糞が悪い話ですが、「依頼者に寄り添う」ことがモットーの主人公の九条先生は相手が誰であろうと全力で依頼者を守るので、たまに泣ける話とかも出てきます。エピソードの幅広さがこの作品の魅力かもしれません。

２１話までの感想。ダークヒーローになるのかな。弁護士は弁護人の見方。どんなに悪かろうが、クソだろうがお金払って依頼人が雇っているのだから私は九条先生は真っ直ぐだと思う。
無知は罪。良くも悪くもこれが1番刺さる。

これは、知り合いが読んでいるのを多々見かけていて前々からずっと気になっており、たまたまみつけた試しに読んでみました。読んでみると、中々リアルで怖い世界だなぁと感じました。

ウシジマくんは読んだことはないのですが弁護士物は結構面白そうなのでよんでみました。絵もストーリーもなかなよさそう。

リアルな雰囲気

読んでいて、とても怖い世界があるのだと再度、痛感させられるリアルな作品です。
悪と善という簡単な判断ではなく、身を守ったり権利を守ったり、様々なケースがある中で、
知らないという事は、損する事も多くあるという事も考えさせられました。

ウシジマくんの先生の最新作。
今作は主人公が弁護士ということで前回とは全く逆？のような話なのかなと思いましたがそんなことはありませんでした。
弁護士の世界もドロドロしており半グレとはまた違う怖さがあります。

おもしろい！

こういう人がいても良いんだな！型破りどころじゃない奇想天外なやり方がスリリングでドキドキ感につながり、おもしろいわ～

無料分を読ませてもらった感想として、アングラ系の話が好きな人には刺さる作品だと思います。人間関係、法律など話が面白い続きが気になる作品でした

九条弁護士の名前が秀逸

弁護士って六法全書を暗記してたり、司法試験に合格しないとなれない優秀な人のイメージだったけど、そうじゃない人もなれるのかと思える漫画です。
でも、交通事故一つとってもいつ遭うかわからないので法律の知識は必要だと思います。
最初のエピソードでは反社の弟分の若者が自転車の親子を轢いちゃうんだけど、携帯とかも失くした事にしたり、余計なことを言わないことで執行猶予を勝ち取りました。
足を切断して生き残った息子の賠償額は微々たるもので、そういう時こそちゃんとした交通事故専門の弁護士をつけないと損なんだとわかるお話でした。

第一話だけでも読んだ方がいい

飲酒運転して人身事故を起こしても、罪にはならない半グレ。対して、その事故で子供が障害者になってしまったのに、保険会社から真っ当な保険金さえ出してもらえない被害者。この差は、弁護士をつけるかつけないかです。そんなシャレにならん例がバンバン出てきます。ビルの屋上でテント生活をしている九条弁護士の「何も持たなさ」がいいんだよなあ。