【ネタバレあり】復讐の皇后のレビューと感想（26ページ目）

読みづらいと思いながらも､

結局全話読んでしまった｡

皇帝とその愛人に処刑された皇后ペトロニラとその家門｡
処刑されたその瞬間､皇帝と姉の結婚前に時間が戻り､今度は妹パトリツィアが皇后となって前世の悲劇を回避していく話｡

皇后という地位に執着する愛人ローズモンドの卑劣な罠に翻弄されることなく､冷静に対処し危機を回避していくパトリツィア｡
冷静に周りの状況を見定め分析し対処する事が出来るのは､ただ聡いだけでなく皇帝を憎んでいるから｡
愛していたら感情に支配されてローズモンドに負けていたと思う｡
そういう意味でペトロニラは恋に盲目なタイプなのか､皇后の素質がなかったのか前世で処刑されたのかと｡

パトリツィアが聡いのは､皇帝と愛人が共依存の関係だと見抜いていた事｡そして本意ではなかったと思うが､幼少期の虐待で受けた皇帝の心の傷を癒し､愛人への関心を自身に向けさせた事｡
皇帝がパトリツィアを愛している事に気付いてから､ローズモンドとパトリツィアの形勢が逆転していく｡
復讐のやり方も真綿で首を絞めるようなやり方で､じわじわとローズモンドとその協力者を追い詰めていく｡
結果､前世での復讐を果たし危機を回避したという流れでまぁ良かったねと言う感想なんだが…

この漫画を面白いと思えたのは物語終盤になってから｡
まず絵が怖い｡
目が大きすぎて顔のバランスがおかしいし顔色も悪い｡
そして最初はペトロニラとローズモンドの区別がつかず混乱した｡後になって目の色が違う事に気付き区別出来たけど､なぜ髪の色､長さまでも同じにするのか？

そして皇帝の受けた虐待｡
内容が一線を越えてて引いた｡
このレビューだってNGワードがあるのに､あの虐待の内容はいいのか？

ローズモンド自身も心に傷があり､それが彼女を歪めた原因かもしれないけど､良心の呵責に苛まれるとは無縁の人物に仕上がっていて､彼女の幼少期のエピソードなんか出された所で微塵も同情出来なかった｡
あと､貴族でもないはずなのに裏事情に精通し過ぎていてまるでスパイレベルで謎｡やはりローズモンドが負けたのは皇帝の寵愛が潰えたのが大きいのか｡

なにこれ？と思う部分はあるけど､結局全部読んでしまった私はこの漫画に負けたのかな｡

ドロドロ好きな方に

何といってもローズモント。悪女中の悪女。浅はかなのに度胸があるから本当に憎たらしいです。最後はハッピーエンドだけどルシオを許して愛するパトリツィアがすごい

主人公が強くかしこく、転生して姉の代わりに復讐して。まさかの姉も転生していて、ふたりとも幸せになれて良かった。

おもしろい

面白い!先が気になってサクサクよんでしまう。でも展開が遅いかな
悪役のローズが憎たらしくて最高に見応えあります。

わたしは好き

イラストに最初馴染めなかったし、いちいち全てが大袈裟な感は否めないけど、各キャラの秘密やパトリツィアと皇帝のもどかしい距離感にじわじわハマっていき、毎回更新が楽しみで一番に読みたくなるほど。完結してるから課金決定！

ストーリーは面白いと思います

皇后の座を狙う愛妾の暗躍により断頭台の露と消えた主人公が転生して復讐するという話。
ストーリーは面白いと思いますが、他の方もおっしゃっているように、赤毛の女性が姉なのか愛妾なのか、パッと見では分からないことがありました。皇帝も「皇帝ってこんな顔だった？」と思うようなこともあり、人物の絵（顔）をもう少し丁寧に描いて欲しいと思いました。（決して雑っていう訳じゃないんですけど…何て言えばいいのかなぁ？）
できれば、違う漫画家さんに同じストーリーで描いてもらって読んでみたいです。

詰めの甘いローズ

１８迄読んで投稿、完結迄読んでの再投稿です。
１日2回の無料で、朝晩とても楽しみでした。残りは課金して一気に。
ローズは間もなく皇后に成れそうなところで、唯一の味方である皇帝に本心を語ってしまいます。「いなばの白兎」を思い出しました。後少しで願いが叶うのに、もう叶ったような気になって本心をばらして、全てを台無しにしてしまう。
皇帝を完全に支配下に置いている自信があったのでしょうね。
お陰で破滅してくれました。
皇帝はローズの死後が可愛いです。
皇后によってローズの支配から解放され、人間らしくなりました。
ヒーロー&ヒロイン、幸せになれて良かった。

良かったね(笑)

生き直しして未来が解っていながらも、陛下を思い姉、親を思い貫いた先に幸せがあって良かった!復讐を遂げたらどうなるのかと、題名から考えていました。

何度も読み返したくなる

ストーリーはタイトル通り。皇帝陛下に断罪された過去から、時を遡り、2度目の人生を断罪回避のため動く女性の物語。皇后と愛妾のバトルすごい、、、！ただ読み進めるごとに、受ける印象が変わって何度も読み返してみたい作品でした(^^)

最後まで読みました。一言で言えば、ハッピーエンドで、幸せになるべき人が幸せになって終わります。94話以降最後まで、全ての締めくくりと言うべき話の流れがあるので、読む事をお勧めします。皇帝と皇后がずっと幸せであってくれると良いなと思います。