3.0
作品としては面白かった
作品としては面白く、前後編みたのですが。
スカっとする結果というよりは、悲しいし、モヤります。リアルなんだろうけど
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作品としては面白く、前後編みたのですが。
スカっとする結果というよりは、悲しいし、モヤります。リアルなんだろうけど
読んでいてただただ苦しい。田舎の閉鎖的なところが全面に出され悪いところ見えない。亡くなった友人やこれからも生きていく主人公も生まれ故郷に理解者がいないことが辛い
子供の頃から、集まりのときの手伝いは女の子にやらせる。弟は父や祖父母の側に座ってちやほやされる。
子供の頃から祖母に都会に出るとろくな事がないと言い聞かされ、法事で大学に合格したと報告すると「女に学問は要らない」と祖父母の兄弟から言われる。
進学で東京に行った向かいの同級生は、おじいさんが亡くなった際に「長男が外に出るなんて!苦労かけるから死んだんだ!」とウチの祖母が得意げに言っていた。
情報は筒抜け。
主張すれば女の癖にと言われ、外に出たいと言えば長男に金がかかるから出せない。
未だに母に文句を言ってしまうが「そんなに都会の大学に行きたかったら貯金で行けば良かったでしょ」とお年玉を貯めたものの事を言われる。
就職で関東に出たが、お前だけ逃げたと母に言われ続けている。
呪いは続きそうです。
ある意味胸糞ストーリーです。主人公は成長しないし周囲も変化しない、変化を望んだはずの従姉妹は故人。でも哀しいかな、田舎の風景がリアルすぎてこんな話…とは言えない
親戚が集まって宴会を開くような田舎であれば多かれ少なかれあるかもしれません。人のことは放っておいて欲しいのに心配やアドバイスという余計なお世話。都会に住むと隣の人も分からないのに田舎だと町内全員お知り合いとか。そこまでは、良いけど男だからとか女だからとか言われると反発したくなるのは現代っ子だからなのかな
SNSの広告から飛んできました。親離れ、親戚との確執、友情、状況、女の人生って?短いストーリーの中にいろんなテーマが混在しているように思います。読み手によって感じ方の異なる文学的作品です。
田舎で、生まれ育った人間なら誰しも思い悩む内容でした。スカッとする話ではないけど、だからこそ、自分に置き換えて色々と考えさせられました。
短いからどうなのかと思ったら、思っていた以上にきれいに纏まっててよかった。少し切ないけど、親元から離れて暮らし始めた人なら何かかしら刺さるものもあるかと。
何だかツラい状況だと思ったけど
昔とか、まだ昔のままの地域とか少なかれこんな様子かもしれないね。
夢を叶えたいよね
全て読みましたが、結局作者さんは何が伝えたかったのか、よくわからない作品だなぁと。あくまでも私の個人的な見解です。もやっとしたまま終わってしまった感じでした。