みんなのレビューと感想「死神さんは余命半年」(ネタバレ非表示)
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可愛いけど涙
フォルムが可愛い死神さん。
ただし内容は余命半年というなかなかにシビアなお話。
死神さんだけど家族もいるし友人もいるし仕事だってバリバリやってる。
そこに突如降って湧いた余命宣告。
余命宣告を受けてから現実に向き合いつつ過ごしていく時間は人間とも何も変わらなくて、だから読んでいて胸が苦しくなるし涙が出ます。
山田さんは結構落ち着いたキャラなので感情の起伏は激しくないし、そこまで表情が大きく変わるわけでもないけど、喜怒哀楽、煩悶とする姿が凄く伝わってきます。
凄く…凄く素敵な漫画です。
まだ読み途中ですが、これは最後まで見届けます!by しげひで- 81
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5.0
よ、よかった……!
かわいいゆる系の絵なんだけども内容が重く深い……!
でも重苦しいカンジでもなくちょっと切ない気分になる?かな?
仕事バリバリやってきた死神さんが余命宣告をされて、自分のことやまわりのことを見つめ直してく……とザックリ説明するとこんなカンジでしょうか。
最初は仕事をいきなり辞めると言ったのでブラック企業なのかと思ってたけど、全然違って、コワモテだけど優しい上司や同僚で主人公・山田さんのことを心配してくれます。でも山田さんは余命のことなんて言えずに日々の業務に戻ります。
昔からの友人のサキュバスちゃんにも家族にも余命のことは言えず、でもみんななんとなく山田さんがいつもと違うのにちょっと気づいてて、、、
と、私が読んだのはここまでです。
これからどーなるんだろ!すごく気になります!!
死んじゃうのかな、山田さん(T0T)by おーきにー- 57
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5.0
余命を題材にした漫画って色々あるけど、なんか一番リアルに思う漫画だった。余命を宣告されても、とくにやることもなく、仕事も辞めず、周りにも打ち明けず。日々の中でちょっとだけ勇気いることが出来るようにはなる死神。まだ最後まで読んでないけど、死神はとても周りが優しくて、それに気づける死神も優しくて、こんな世界であればゆっくり死を受け止めていけるのかなーと思う。重い題材ですが、死神というキャラで軽やかに読ませてくれます。
by にくにく。- 32
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5.0
ありがとう
わかっていたけど、とうとうこの日が来てしまった。
ずっと終わってほしくなかった。できることなら、奇跡をと思って読んでいました。
山田ちゃんには、もっと幸せにもっと生きて欲しかった。
けれど、笑顔で旅立った彼女を見て、幸せだったんだなと思いました。
あの後の佐藤ちゃんが心配です。
辛くて苦しくて、死にたいなんて思ったりすることもあるけど、生きてるって本当に幸せなんだと感じさせられました。
山田ちゃんのように、まっすぐには生きられないかもだけど、頑張らなくちゃって思います。
ありがとう、山田ちゃん。
ゆっくり休んでね。by 瑠梨- 23
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5.0
ほんわかなのに、切ない
とってもほんわかした画風で可愛らしいのに、内容はとても切ない。
ストーリーで描かれる『残る命の時間』は、死神の山田さんだけでなく、私達人間にも平等に訪れる苦悩。
仕事・人生・やりたいこと・自分の残りの時間…
主人公・死神の山田さんを通して、自分の仕事や命を見つめてしまうシリアスだけど、愛しくてキュートな作品です。by 匿名希望- 19
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4.0
考えさせられる
かわいい絵なのに、中身は深い!余命宣告された死神さんが、自分の仕事や人生、家族に向き合って行くお話。余命宣告される話は昔からあったけど、これは今まで亡くなる人間の魂を狩っていた死神が主人公だからこそ、話のなかで死というものが二重構造になっていて話に深みが出ています。とはいえキャラクター造形はコミカルで可愛いから、深刻になり過ぎずに読んでいけます。個人的にはちょっと昭和チックな部長が好きです。実家のお母さんも、里帰りあるあるな事しててかわいい。
by 匿名希望- 16
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5.0
死んだ人の魂を回収するお仕事の死神:山田さんが、不治の病で余命半年と宣言されてからのお話。
死神年齢300歳(人間の30歳)。一般的に仕事に、恋に…いずれ家庭を…と言う未来を想像する頃にいきなりの余命宣告。
その後の山田さんの心の葛藤や、死ぬまでにやりたいことを考えると姿とか、色々考えさせられるお話です。
誰もがいずれ迎える死について…重たくなりがちなお話ですが、死神と言う設定なのと、キャラクターの絵柄で、変に人間の顔でないのが良いのかも…って思います。
無料30話になっている今、是非、無料分だけでも読んで欲しいです。by 匿名希望- 13
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3.0
余命○○アレルギー
最初に謝罪しておく。
以下に述べる内容は全て、私の性格が捻じ曲がっていることに由来するものであり、漫画に責任はない。
申し訳ない。
私は、「余命○○」という設定が、根本的に好きではない。
だったら読むなよ、という意見はごもっともなのだが、死神、というトリッキーな主人公に惹かれて、思わず読んでしまった。
結論としては、まずまず楽しめたのだけれど、「余命○○アレルギー」の私はやはり、イマイチ入り込めなかった。
やはり、「余命○○」という設定だけでもう、私は駄目だ。
繰り返し、素直な心をどこかに置き忘れて大人になってしまった私は、「そんなの感動するに決まってんじゃん」と思ってしまうからだ。
他の作品名を明示するのは避けるが、例えば「○日後に死ぬワニ」とか、タイトルを聞いただけで、「ハイ反則ー」と思う。
いや、感動はするよ。
私とて人の子であるから、余命○○の人やワニが死に向かいながら生きているのを見て、感動はする。
ただ、そういう感動が、私は嫌いだ。
ひとつは、感動の押し売りをされているような気分になるからだ。
二つ目は、そんな、どういったって感動するしかないような設定に頼って、恥ずかしくねえのかよ、と天邪鬼なことを思うからだ。
三つ目は、余命を知って日々を慈しむ、という構図自体が、そもそも嫌いだからだ。
これは、図式としては、恋人を失ってから「失って初めて気づいたよ」系のことを言う男に似ている。
私はそれが、大嫌いである。
そんなもん、先に気づいとけや、とほとんど憤怒すら感じる。
そういう人間にだけは絶対にならないと決めて長い間生きてきたから、これは、変えられない。
別に余命を宣告されようとされまいと、私たちは皆、緩やかに死に向かっている。
それを、いついつがリミットですよ、なんてわかりやすく示してもらえないとクリアに生きられないなんて、ちょっと残念すぎないか。
大切なのは、残り少ない命を知ってどう生きるか、ではなくて、どれだけ残りがあるかわからない命をどう生きるか、ということなんじゃないの、と、私なんかは思うのだけれど。by roka- 12
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5.0
自然と心が澄む感じ
あらすじは、仕事で命を狩る仕事の死神が、自分の余命半年を知たうえで、どう生きるか見つめていくお話。
ブラックな名前の真逆のあったかな職場。
不器用な上司、分かり合えた後輩、ちょっと恋心の同僚。
助けた命の猫に心を支えられて、ちょっと元気になり、笑える幸せ。
今さら分かる親の愛。
無料ゾーンは終わったけど、なんだか気になって、何話か飛ばし購入。その都度、泣ける。
作家の目線の細やかさに、感嘆してます。by みぴろ- 10
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5.0
ほんわかしながら熟考
死神なんてシュールなキャラクターを ほんわか画にしたてながら序盤のつかみからスルッとヒトコマごとに1話ごとに人生の課題の欠片を並べてくれる
あぁ、これ。キャラがまぁるい死神さんだからお気楽に読みやすいんだわ。好きby とこはるのん- 16
5.0