望郷太郎

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あらすじ
大寒波襲来、壊滅的打撃、世界初期化。人工冬眠から500年ぶりに目覚めた舞鶴太郎(まいづるたろう)は、愛する家族も財産も全て失った。絶望の淵から這い上がり、理想の暮らしと生きがいを求めて、祖国「日本」を目指す。ヒトと文明の歴史をさかのぼるグレートジャーニー。人類よ、これが未来だ。
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みんなのレビュー
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5.0
面白いというか、凄い!!。
同じ作者の「へうげもの」が凄く面白かったので、こちらも以前、無料サンプルのみ読んでみた事はあります。ですが、当時はサンプルが少な過ぎて、内容がよく分からなかったのですが、今回は無料サンプル増量だったので、一気に読んでしまいました(^_^;)。
とにかく面白い!!話の途中ですが、課金して読んでしまいました。舞台は約500年後の荒廃した世界ですが、人類の歴史を、主人公である舞鶴太郎が、未来から来た人間の様に追体験している所が特に面白いです。狩猟、採集の暮らしから「ムラ(村)」の登場、貧富の差など読んでて「人間の歴史って、こんな風に成り立ってきたのかな」と色々と考えさせられました。
特に「当たり前」の様に日々使っている電気や、暖かい服と食べ物の有り難みには、読んでて考えさせられました。また、作中で、近未来を生きるパルが「昔の人間は色々な物を作り『過ぎた』」と諌める様なセリフが印象的でした。
「へうげもの」もそうでしたが、この漫画家さん独特の切り口と人生観の描き方には、いつも驚かされます。凄い漫画家だと思います。by 直江嬢。-
18
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5.0
壮大!
自分の生きる時代を遠く離れて漂流してしまった中年期のおじさんが生き方を模索する姿と、原始社会が動く瞬間を重ねて描く視点に、戦国〜江戸を生きたおじさんの生き様を描ききった『へうげもの』と同じ迫力を感じました。
主人公は一族経営とはいえ社長 で、戦国時代なら武将になっていたかもしれない、私とは相容れなさそうなセレブリティです。とはいえ、同じ現代人として共感できる点も多く、自分がその場にいる臨場感で、いっきに読んでしまいました。
エンタメとしても面白い上に人類史を間近にみれるという、超一級の面白さ。
望郷はどう報われるのか…、それまでの主人公の生き方がどう総括されるか、見届けたい。
破廉恥なシーンがなければ、全年代にお勧め!by おばさま7-
0
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4.0
日本へ
近未来の中東で冬眠装置に入ったIT社長。
500年後目覚めると装置の不備で妻も息子も亡くなっていた。
外へ出ても建物は廃墟になり人もいない。日本を目指して旅にでる太郎。
途中、時代が遡ったように狩りをして食料を獲る生活をする「人類」に出会う。
群れになると長になるものがあらわれ、争いも始まり
文明社会で生きていた太郎の知恵が役に立つこともある。
人類の歴史を身をもって体感する太郎の過酷さが描かれます。
文明の有無に関わらず人として大事にするものとは、など
太郎と共に考えさせられる作品です。by 毛糸玉-
4
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4.0
気付いたら止まらない
皆さん言うように絵にはかなり癖があって、女性とかは特にあまり好きなタッチではない人も多そうですが気付いたら止まらなくなってます。
こういう少しSFチックな設定が好きというのもありますが、とにかく面白い。
7seedsとちょっと似た設定、それの青年漫画版とでも言おうか。
地球は歴史を何度も繰り返しているという説を聞いた事がありますがもしかしたら本当にそうなのかもなぁ。まだ増量無料分しか呼んでませんが、購入しようか検討中。20話付近まで読むと多分かなりハマると思います。by gad0r0-
4
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5.0
素晴らしい
氷河期後、原始生活に戻ったような世界で、遠いアラブの国から日本を目指して旅する話。面白いのは、太郎の辿る道、国が、文明の進化そのものを辿っているところ。争い、金、民主主義、戦争商売、技術進歩。。。いや太郎、寄り道しすぎじゃない?とは思うが、この流れなら、終点の日本は、現代と同じか、むしろ日本だけ寒波を逃れて、超絶発展を遂げている結末か。。?と、先も非常に気になります。 ぜひぜひ読んで欲しいです!
by そひあ-
2
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