【ネタバレあり】消えたママ友のレビューと感想(4ページ目)

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  1. 評価:5.000 5.0

    子供がいてこそのママ友なので、正直ママ友自身の事は詳しくは知らないというのが本当のところだと思います。
    噂で聞いたとしても、あくまでも噂。急に子供を置いて消えてしまったママ友にも辛い事情があったんだと思うと、なんだか心が苦しくなりました。
    夫婦でも上手くやっていくのが大変なのに、姑とも同居って本当に難しいと思う。
    孫を可愛がってくれる姑と聞くといい話に思えるけど、度が過ぎてしまうとお母さんの居場所を奪ってしまう事もあるんだなと分かりました。

    by 匿名希望
    • 2
  2. 評価:5.000 5.0

    身につまされる

    ママ友って本当に細い関係。子どもの月齢が近いとか行動範囲が同じとかで、背景全く知らない中で仲良くなってしまう。そのうち子どもが大きくなって個性出てきてからのトラブルが言いにくいとか、アルアルで怖かったです。ママ友が消えてしまい、それまで仲良かったはずの3人までギクシャクしてくる。登場人物それぞれの心情がリアルで面白かった。子どもが義母に取り上げられるって、絶対すごくツライだろうけどゆきちゃんの事情は、それだけでは無かった。よりちゃんのお姑さんはじめ、大人な皆さんはあーちゃんのことよく知っていた(それもただの噂好きってだけかもしれないけど)事情なんて興味ないって一見ドライに見える友ちゃんは真相に近づいてたけど、旦那さんに口止めまでしてた。各家庭の事情って結局わからないよねと思わされました。最後のよりちゃんは…だ、大丈夫だよね😅💦

    • 1
  3. 評価:5.000 5.0

    ツバサくんはどうなるんだろう

    私の勝ちだ

    という、有紀ちゃんの言葉に私は読んでて混乱しました。

    ツバサくんは?!

    我が子を失っても、ママ友同士のマウント合戦の勝ち名乗りで締め括るしかない。
    そんな、後味の悪い状況なのは仕方ないけども……

    有紀ちゃん。哀しい女だなぁ。
    勝利というには、虚し過ぎやしないか?

    と、本気で架空のキャラの未来を心配してしまいました。
    野原先生のマンガはリアルとフィクションが程良く混ざってて、良い作品が多いですね。

    女は子供を産むと『ママ』って名前の寂しい生き物になっちゃうんだなぁ。

    コロナのお陰でママ友皆無で子育てしてますが、思わず前のめりで読んでしまいました。
    共感できる部分が全く無いのに、本気で読まされてしまいました。
    脱帽です。

    前半の伏線で

    「ああ、こりゃクソトメの嫁イビりとエネ夫が原因だな」

    というは読者は理解してたけど、依存症まで病んでしまっていたとは。
    ツバサくんが歪んで成長してしまう含みが、
    大人達の都合上、子供が犠牲になったという形で本当に哀しい物語でした。

    それでも、何とかハッピーエンドとして、まとまってたと思います…

    ツバサくんの屈折はあーちゃんとパパによる悲劇なので、2人にとっては因果応報…というには、やはり酷いですね。
    歪みたいと望んで歪んだ子供なんていないのに。

    ツバサくんが、いつか有紀ちゃんを失った心の隙間を埋めていく物語を私は読みたいです。
    (流石に描いて頂けるとは思ってませんが)

    ヨリちゃんが最後逃げたのか、逃げなかったのか。
    問いかけだけを残した天才的なラストだと思いました。

    実写やアニメにしたら、重苦しくなってしまうかもしれません。
    でも、良い作品なので、何らかの媒体に展開してほしい作品です。

    とりとめのない感想で失礼しました。

    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    突然いなくなっちゃったママ友の真相

    ママ友絡みのネチネチした感じの話かなーと思っていたら、

    そうじゃなかったです。


    主人公が仲良くしていたと思ってたママ友が突然消えたのは、
    モラハラ夫と姑から逃げたから。

    子どもの素直な言葉や親の子育て経験、また家族環境、それぞれの個々の事情、、

    軽いタッチの絵だからサクサク読めました。

    化粧もして余裕があってキレイで…そんなママでも、家の中での姿はそうじゃない。
    物語後半で明かされる家庭内事情が、見どころ。

    4人それぞれに事情が違って
    平和だなーと思うとこもあれば、そうじゃないところも。

    生きていく中で、子どもの幼少期になるとやはりママ友ってのはついて回る問題で

    色んな人の道がただそこで重なっているだけなのだと思う。
    嫌な話ばかりじゃない、泣ける場面もあるし、なんだか吹き出してしまう場面もあります。

    • 1
  5. 評価:5.000 5.0

    勝ちは姑

    息子の親として、同居の嫁として、ゆきちゃんに感情移入できる要素がたくさんでした。この場合、一番の勝ちは姑でしょうね。息子も孫も手にいれた。邪魔な嫁は出ていった。

    お話は終わりましたが、続きがあるのならゆきちゃんはこの先幸せになれないです。結局、自分の子に勝るものなどない。他人の娘はどれだけ懐いてこようと自分の子ではない。一緒にお風呂に入りたいのも、一緒に寝んねしたいのも、よその子ではなくツバサなのだ。幸せそうに息ができているように見えても、結局幸せではないと思う。死ぬぐらいなら逃げたほうがいい?
    息子を手放して自分のために逃げるくらいだったら私は死ぬな。
    と、深ーく考えさせられたお話です。

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    自分または誰かと重なるお話し

    誰にでもある、どこにでもいる、平凡な主婦そしてママたちの物語なんだけど、なかなかドキッとするシークエンス多くて、つい一気読みしちゃった。

    登場人物それぞれの視点で語られる内にいろんな面が出てきて、最終的に真実が見えてくるっていう演出方法、これ映画の世界ではラショーモン・エフェクトつって、黒澤映画の「羅生門」がハリウッドでリメイクされた時に生まれた用語なんだけど、それがものすごく上手く活かされてて、シンプルなエッセイ漫画みたいな作風なのにどんどん引き込まれてしまった。
    この作者さん、夫婦間とか友達間の「小さなモヤっと感」を描くのがマジで上手いと思う。「妻が口を聞いてくれない」のやつでも、その辺すごく上手かったし、それだけに読んでて腹も立ってきたり。共感性ナントカが強い人は読んでてイライラするかも。だってあまりにも「いるいる、こーゆーの分かる〜」ってのが、わざとらしくなく、大袈裟でもなく、さりげなーく混ぜ込まれているので。
    わざわざ騒ぎ立てるほどでもない、でも自分の中だけで消化しきれない、そんな小さなモヤモヤを積み重ねつつ、日常生活の煩雑に紛れてうやむやになっていって、でもどこかでプツンと切れたり、あるいは溢れてしまったり。それがラストのヨリさんなのかな。
    原因や裏事情が分かるのは、これが漫画作品で、読者視点で見ているから。もしこの漫画の中の人物の1人だったら、きっと真実は分からないまま、作中のモブママたちみたいに、無責任に噂話してる側だったかもしれない。あるいは4人の内の誰かの立ち位置にいて、やっぱりモヤモヤしたまま日々を送っていたかも。

    この、漫画的ご都合主義のハッピーエンドでもない、かといって悲劇的なバドエンでもない、あえて言うならメリーバッドエンドなラストは、とてもリアリティがある。現実ってこんなもんだよね。よくあるスカッと系の漫画ならこのムカつく姑あーちゃんの所業が晒されて有紀さんがツバサ君のままに戻れて幸せになって…みたいな勝ち負けで描かれるんだろうけど、現実ってそんな勧善懲悪モノじゃない。姑はこのままツバサ君の母親ヅラして生きていくんだろうし、夫であるバカ息子その愚昧さと妻へのモラDVに気付かないまま生きていくだろう。有紀さんもギャンブルに逃げたりと、非はあるけど気持ちは分からなくもない。
    なかなか考えさせられる話だった。

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  7. 評価:5.000 5.0

    ママ友…
    子どもが高校生になった今でも、いろいろありますねぇ。
    子どもが幼稚園の頃は自分も未熟で、他所の家がキラキラして羨ましかったり、ちょっとしたことで優越感を持ったり…
    ほんとに、今思えば幼かったなぁと恥ずかしさを覚えます。
    このお話の通り、羨ましいと思った他所の家にもいろいろあって、ほんとの中身なんて知り得るはずがないのに。
    自分の事も、いい話をしたら自慢と取られ、悩みを言うと不幸と取られるので、本音を言わないのが一番と学びました。
    とは言えどこかで、言いたいことを忌憚なく言い合える友だちが欲しいという憧れはありますけどね。
    この4人は、そんな関係になれそうなのになとも思ったけど、そう簡単じゃないのが女同士か。
    最後のヨリちゃんは、逃げてないに1票です。

    • 0
  8. 評価:5.000 5.0

    面白くて一気読み

    面白い反面、怖さもある。

    絵は拙いが読ませ方が上手い。
    結構、リアルなんじゃないかな、この作品。

    1番怖いのは歪んだ性格が形成されたツバサ。
    表情も無いに等しい。
    この子の将来はサイコパス?

    逃げて(追い出されて)幸せを掴んだユキ。
    羨ましさで同じく逃げた(?)ヨリ。
    引越しで心機一転をはかるハル。
    見て見ぬふりで深入りしないトモ。

    まぁ何も無い家庭なんてあり得ないし
    ママ友なんて所詮、表面だけの付き合い。

    現実問題、パチンコに溺れて多額の借金なんて
    ママ友に相談されても『ドン引き』されるだけ。
    無言で消えたユキちゃんの気持ちは良く分かる。

    最後も綺麗にまとめられて良かったと思います。
    伏線の回収もしっかりされていたし
    飽きる事なく読む事が出来た。
    話の長さも丁度、良かった。

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  9. 評価:5.000 5.0

    ママ友も友達

    学生時代の友達を思い返せば、顔見知り、教科書借りれる、誰かといれば話せる、なんでも話せる、色んな距離の友人がいたはず
    ママ友だって同じだと思う
    卒業してから仲良くなる子もいるように、環境が変わってから距離が伸びたり縮んだり
    それを見失ってすぐなんでも話せるとか思い込んじゃうからバグる
    ママ友いらないっていう人こそママ友意識し過ぎだと思う
    保育園なら尚更深くなるのに時間がかかる
    これ、ママ友って言うから衝撃なだけで「知り合いが消えた」って話ならまぁあるよねってだけだと思う

    by Dthm
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  10. 評価:5.000 5.0

    実際にありそうなお話でした。
    それぞれ羨ましいと思うのは表面しか見えていないからであって、本当のことは当人にしか分からない。
    そう思って接していれば、ママ友との関係ももう少しギスギスしなくて済みそうに思います。
    しかしゆきちゃんの家はかなり偏ってましたね。
    ツバサくんの心の歪みを感じられるところがあちこち出てきていたので、彼の将来が心配になりました。
    最後はみんながそれぞれの幸せを見つけていく…という感じの終わり方でしたね。
    おもしろかったです。

    by Bパグ
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ネタバレあり:全ての評価 31 - 40件目/全481件

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