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Shrink~精神科医ヨワイ~

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あらすじ

【雑誌掲載時の著者カラー原画を収録したリマスター版!】パニック障害、うつ病、発達障害――。隠れ精神病大国と呼ばれる日本は、その名の通り、精神病患者の数自体は、アメリカ等と比べると少ない。その一方で、自殺率は先進国の中でも最悪レベル。悩んでいても“精神科は特別なところ”という思いこみが、人々の足を遠のかせてしまう…。精神科医・弱井は、そんな日本の現状を変えていき、一人でも多くの“心”を救うべく、こう願う――。「僕はこの国に、もっと精神病患者が増えればいいと思っています」

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    第86話 アスリートとメンタル④後編(2)
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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    勉強になりました

    無料配信分の23話双極性障害まで読みました。

    障害のある方の就労支援の仕事をしており、勉強になるかなと思い読み始めました。
    新しいデータで所々に解説が入っており、とてもわかりやすかったです。

    普段精神障害、発達障害のある方々と接していますが、そろそろ就労準備を始めるという段階になってから通所されるので、急性期はこんな感じだったのかなと想像することができました。

    また、絵のタッチが優しくてとても読みやすかったです。
    この後も購入して読みたいと思います。

    誰もがもっと精神科に気軽に通えるようになって、弱井先生のような先生に出会えるといいですね。

    • 109
  2. 評価:5.000 5.0

    10〜11話。才賀と天野は相性最悪。

    ネタバレ レビューを表示する

    大人の発達障害①を読みました。


    10〜11話。ネタバレ感想ご注意ください。


    診断別の作品は、オムニバスである事が多いと思われ、発達障害の話だけ読みました。大人の発達障害②は12話以降に続きます。


    才賀真美は32歳の女性塾講師。子供の進路相談で、「合格は無理。」と母親に言って、子供の母親をキレさせ


    塾長から、「もう少し言い方があるだろう」と呆れられます。

    同僚の塾講師からも浮いた存在。子供からも変わった先生と陰口をたたかれています。


    塾長は、浮いた才賀の為に、同僚の女講師天野にランチに誘うよう言いました。


    渋々天野は誘い、他の同僚達とタイ料理店へ。

    天野はグリーンカレーとガパオがお薦めとみんなに言い、みんなそれを注文しますが、

    才賀は炒飯を注文しました。「辛いの苦手だから」


    以前からカンに触りイライラしていた天野は才賀にキレます。「辛いの苦手なら最初から言えば良いでしょ!」


    後日、天野は彼氏と旅行に行く話を同僚にします。

    その後、天野は才賀を張り飛ばします。


    天野は塾の繁忙期に家庭の事情で休暇願を出していたのに、才賀が塾長に、「ああ天野さんなら」と正直にしゃべってしまい、塾長に「仕事が嫌なら辞めろ」と言われたからでした。


    才賀は悩み、ヨワイのクリニックへ行き、自閉症スペクトラムと診断されます。


    ①おわり。


    感想。発達障害は、ほとんどの人がグレーゾーンです。10話に出た診断を迫る女は、コミュニケーションが取れてますから、診断はありえません。


    ヨワイ先生が言ってたように、生活に支障をきたし、二次障害が出た場合、診断がおりるようになります。


    精神科の先生が実際言われた話で、「誰でもこだわりがあり発達障害っぽいところはある」


    病気ではなく個性。これはヨワイ先生も言ってますね。

    才賀さんは、天野さんがいたために、問題が目に見えてしまいました。

    才賀さんと天野さんの相性は最悪。

    天野さんは機転が聞いて、1を知って10を知るタイプ。

    才賀から見たら天野はいつも私に怒ってるように見えるから、一々報連相しませんよ。天野何言っても怒りそうだもん。


    才賀にも良いところはもちろんあり、ズバッと誰も言えないところで、ズバッと言えたりします。良い意味で立派な才能ですよ。

    ②が配信されるのを楽しみにします。

    • 37
  3. 評価:5.000 5.0

    勉強になります!

    病院に勤めているので、認知症の方やうつ病の方をたくさん見てきました。
    精神科に対する日本人の見方は本当に厳しいものです。早く治して欲しいと言うのに、精神科の病気を受け入れられない人の多いことと言ったらありません。中には、うつ病を家族も本人も受け入れられずに、とうとう食事も食べられなくなってお亡くなりになる方もいました。何人も!
    もっと普通に精神科にかかれるようになって欲しいと切に思います。この漫画が、多くの人に見てもらって、少しでも理解してもらいたいです。

    • 14
  4. 評価:4.000 4.0

    NEW
    参考になるが非現実的

    精神的な病気・障害の数々については、とても参考になるマンガです。
    私は仕事柄、患者の方々とお話し、受診に付き添うこともありますが、こんなドクターがいたらいいなあ。
    現実には、医者は多くの患者を抱え、2~3分で表面だけ診察して、とにかく薬を処方する。
    ゆっくり話を聴くのは医師ではなく、初診時に看護師や精神保健福祉士・心理士・心理師等が対応する場合だけです。
    あとは患者が希望すれば心理士たちが担当しますが、心理士がいない医療機関も多いです。
    長年通院していても、費用負担が軽くなる医療制度や障害年金のことすら教えてもらえていない患者さんにも出会います。
    できるだけ短時間で診察して薬を処方し、サービスは減らさないと、経営が厳しくなるそうなので、医療制度の問題が大きいです。
    その中で、開業医で、患者の話をよく聴き、心理士等を手厚く配置している医者がいるなら、本当に変わり者だと思います。
    近所に一人、そんな医師がおられましたが、本人がうつになって閉院されました。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    精神疾患を身近に

    ネタバレ レビューを表示する

    弱井先生のような精神科医が増えたら、もっと身近に精神医療を受けられる人が増えるんだろうなと思う作品です。
    精神医学は脳のしくみを医療の分野として、感情やこころとは切り離して説明してくれます。
    それでも患者さんのこころにしっかりと寄り添う素敵な先生だと思います。
    アルコール依存や境界性パーソナリティ障害など、まだ詳しくない方が沢山いると思いますので、ぜひ読んでみてください。
    そう言った病気を抱えている方以上に、その患者さんの近くにいる家族や医療従事者の方に、理解を深めるために読んで欲しい作品だと思います。
    PTSDでは東日本大震災の被災者にスポットライトが当たりますが、読んでいて涙が出ました。このような苦しみから解放されず、こころの悲しみに名前がつかず日々を懸命に生きている人たちがいることを、忘れてはいけないと思いました。
    私は発達障害が29歳にして発覚し、日々大変なことがありますが、家族や友達に読んで欲しいなと思いました。
    精神科にかかることはなにも恥ずかしいことでもなく、放置すればするだけ、あとからもっと苦しくなります。
    医療の大前提として、早期発見、早期治療を行うほど完治に近づきます。
    病院に外れ当たりはありますが、あれ?なんだかおかしいなと思った方はサインを見逃さず、受診してほしです。

    • 11

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