5.0
日本初の女医
嫁入り先で性病を感染され、当時の女の幸せの道を閉ざされてしまった吟子が、たくさんの苦しみを経験し、女性の痛みの分かる女性の医者になろうと奮起する物語。
渡辺淳一の「花埋み」という著書でストーリーを知っていますが、女性が書く吟子の物語は、女性の気持ちが丁寧に書かれている気がします。
女は子供を産むのが当たり前の時代。
そんな時代に産まれ、自分が悪くないのに苦しんだ人は、とても多かったのではないでしょうか。
続きもよみたいと思います。
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